ゴアと聞くと『マグマ大使』を思い出すのは日本人だけだ。
2005年は最も暑かった年だったとゴア氏は語ってましたけど、現段階において戦後最高の暖冬を記録している今年の日本も凄い記録を作りそうです。関心を持たざるを得ない映画と言えるでしょう。とは言いつつも、高台に住んでいる者にとっては水位が上がろうとも家が水没することはないと高を括っていました。上がり続ける気温のせいで生態系の激変、新種の伝染病の蔓延、その他様々な悪影響が地球全体を襲ってしまう・・・何しろここまで二酸化炭素が増えたことは地球史においてなかったことなので、50年後には何が起こるかわかりません。
そんな恐ろしい内容の講演を淡々と説き続けるゴア氏。大統領選でブッシュに敗れたことから立ち直り自分のライフワークを見つけたと自虐ネタとも思えるくらい、真摯に訴えてくるのです。時折挿まれるブッシュ映像にも憤りを感じます。金の延べ棒と地球を天秤にかけた映像などは経済を最優先させる愚かな政治家たちをわかりやすく解説してくれました。
車の排気ガスの問題などよりは、人口増加の問題が一番興味深いところでした。たまたま『ダラスの暑い日』をビデオで見たのですが、アメリカの政治家やCIAや政府高官たちはとにかく人口を減らしたいことがわかります。ゴア氏がどう考えてるのかまで深くは言及していませんが、人口がこのまま増えることはいいことだと思ってないはずです。この点では某柳沢大臣などの日本の政治家と全く逆なのかもしれません。
アメリカの二大政党である共和党と民主党、どちらの大統領が選ばれてもそれほど世界情勢まで影響はないと思ってるのですが、さすがに戦争が大好きなブッシュとは違い、ゴア氏が大統領になっていれば違っていたでしょうね。だけど、この講演の締めくくりも「政治力」によって解決したいと言うところに違和感が残りました。全人類一人一人の努力によって環境を変えなければならないのに、元政治家だけが頑張ってるのでは裏があるような気がしてならない。彼自身が後継者となるべく賛同者を組織化して講演会を地球規模で広めていかねばならないのだろうなぁ・・・
★★★・・
2005年は最も暑かった年だったとゴア氏は語ってましたけど、現段階において戦後最高の暖冬を記録している今年の日本も凄い記録を作りそうです。関心を持たざるを得ない映画と言えるでしょう。とは言いつつも、高台に住んでいる者にとっては水位が上がろうとも家が水没することはないと高を括っていました。上がり続ける気温のせいで生態系の激変、新種の伝染病の蔓延、その他様々な悪影響が地球全体を襲ってしまう・・・何しろここまで二酸化炭素が増えたことは地球史においてなかったことなので、50年後には何が起こるかわかりません。
そんな恐ろしい内容の講演を淡々と説き続けるゴア氏。大統領選でブッシュに敗れたことから立ち直り自分のライフワークを見つけたと自虐ネタとも思えるくらい、真摯に訴えてくるのです。時折挿まれるブッシュ映像にも憤りを感じます。金の延べ棒と地球を天秤にかけた映像などは経済を最優先させる愚かな政治家たちをわかりやすく解説してくれました。
車の排気ガスの問題などよりは、人口増加の問題が一番興味深いところでした。たまたま『ダラスの暑い日』をビデオで見たのですが、アメリカの政治家やCIAや政府高官たちはとにかく人口を減らしたいことがわかります。ゴア氏がどう考えてるのかまで深くは言及していませんが、人口がこのまま増えることはいいことだと思ってないはずです。この点では某柳沢大臣などの日本の政治家と全く逆なのかもしれません。
アメリカの二大政党である共和党と民主党、どちらの大統領が選ばれてもそれほど世界情勢まで影響はないと思ってるのですが、さすがに戦争が大好きなブッシュとは違い、ゴア氏が大統領になっていれば違っていたでしょうね。だけど、この講演の締めくくりも「政治力」によって解決したいと言うところに違和感が残りました。全人類一人一人の努力によって環境を変えなければならないのに、元政治家だけが頑張ってるのでは裏があるような気がしてならない。彼自身が後継者となるべく賛同者を組織化して講演会を地球規模で広めていかねばならないのだろうなぁ・・・
★★★・・
ゴア氏のファミリーのことなどは最小限に抑えてあったとはいえ必要だったのかなぁ。
うーん、ゴア氏マンセーになる事はちょっと怖いですが、それとストップ地球温暖化は別問題です。
この映画で意識改革が少しでも進んでくれることを願ってます。
早くアメリカも京都議定書にサインして欲しい!
この作品を『不都合な果実』と記載して
あったそうです。
これはかなり不都合な状態です。
それと、先日、安倍首相が六本木でこの作品を観た
ことがブッシュ批難と言われていましたが。
そこで彼がこんなコメントをしていました。
「真実というものは常に不都合なものであって・・」
・・一体どういうことでしょう?
ゴア氏家族のエピソードはちょっと引いてしまいました。まぁ、環境問題に取り組むきっかけとなったことは確かなんだし、人間ゴアを描きたかったのかもしれないけど・・
京都議定書に批准してないネタは『デイ・アフタ・トゥモロー』でも使われてましたけど、あくまでも石油会社保護したいんでしょうねぇ~
>睦月さま
おお、不都合な果実だったら、なんとなく見たくなりますね~(笑)
安部さんも観たんですね!
ブッシュ批判なんて当然出てくるところだし、それは不都合でもない真実なのに、なぜ安部さんがそれに過剰に反応するのか不思議です・・・
おぼっちゃま首相は言うことが一味違いますなぁ。映画好きらしいけど、自分が利用できそうな作品しか褒めないのでしょうね・・・
「政治家アル・ゴア」の姿がずっと見え隠れした講座でしたよね。
けれど、大統領選に敗退したことで、遣りたいことができない”ただの人”を痛感したのではないかとそんな風にも思えるのです。
逆に、もし地位と権力を手にしていた場合、遺憾なく発揮していたか・・・というとそこも???ですけどねーw
環境問題は個人レベルでも絶対に必要なことだから、そのことだけは有意義だったと感じました。
大統領選に敗れたことが自虐的だったりするのも、なかなかいいアプローチの仕方でしたよね~
彼が大統領になっていたら・・・戦争がなくなるとは到底思えませんが、環境に影響を与える兵器は使わなかったでしょうね~ま、ブッシュよりはマシだと思います(笑)
「マグマ大使に出てる子役の男の子は江木俊夫なんだぜ~」とウンチクを垂れ流しても、今ではフォーリーブスを知ってる人さえ少なくなってきています。
所詮、ゴアだって政治家ですから、このような環境問題啓蒙運動をしたところで裏があるような気がしてなりません。内容はひとりひとりが真剣に考えなければならないことなので、いい映画には違いないんですけど、都合が良すぎましたよね・・・
明日のオスカー授賞式も楽しみになってきました!
>ゴアと聞くと『マグマ大使』を思い出すのは
歳がバレますよ(笑)
この映画、日曜500円キャンペーン時に観にいこうと思ってたのですが、満席で観れずで見るかどうか思案中のあたいです。1日に行こうかなぁ・・・
ぶはは・・・
歳がバレるわなぁ・・・
内容もあまり覚えてないけど、音楽だけは印象的なんですよね。
日曜500円キャンペーンってのがあるんですか?!
いいなぁ~それ。
まぁ、ドキュメンタリーなんで、いい席取ろうと思わなくても平気だし・・・ぜひ1日でも~
感じでした。
たしかに全人類一人一人の努力が大切ですよね~。
でも、環境問題にあまり関心を示さないアメリカに
ゴアのような人がいて、良かったのかも・・・・。