走らない堤真一には魅力がない！
目まぐるしく回転するカメラとサブリミナル効果のようなフラッシュ映像。そして、なぜか首を傾けたくなる斜めアングル。効果音にはウルトラマンで使われるような懐かしい電子音で脳髄を刺激してくる。昭和20年代の古き町並と室内小道具が目にやさしい反面、カエル顔の連続映像によって目がチカチカしてきました（眠かったせいもある）。京極作品は全く読んだことがないのですが、雰囲気だけはよく伝わりました。
正直言って、ストーリーそのものや20ヶ月妊娠、産院での子の死亡などの謎解きに全く興味が沸かず、妖怪が登場しないことにも愕然となってしまいました。そうです。「世の中には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」の言葉どおり、不思議はないということを忘れていたからです。冒頭の京極堂による長台詞の中で、徳川家康と妖怪の信憑性については「今度使わせてもらおう」と思ったほどインパクトがあったのに、人の記憶が見えてしまう榎木津の非科学的要素により理解不能に陥ったのも原因の一つかもしれません。
堤真一は難しい内容の長い台詞をよく覚えたもんだ。田中麗奈もよかったし、原田知世だって『時をかける少女』や『天国にいちばん近い島』からみると格段に上手くなっている（いつの時代だ…）。なんといっても京極夏彦のカメオ出演が不気味でよかったですね。クレジットには水木しげると書いてありました。これは『妖怪大戦争』の前哨戦といった雰囲気ですよね・・・宮迫も出演するし・・・
ところで、20ヶ月の妊娠ってのはどうなんでしょう？「ブラックジャック」のピノコだって大人になるまでお腹の中にいたんだし、ちょっと物足りないような気がする。変わったところでは、井上ひさし著の短編集「他人の血」の中の一篇「他人の臍」には17年間妊娠している女性が登場する。胎児は子宮の中で大人になり、喋るし、タバコは吸うし、雑誌まで読んでしまうという、とんでもないナンセンス・ブラックなのだが、これが実に面白い。読んだことがある人はいるでしょうか・・・
★★・・・
目まぐるしく回転するカメラとサブリミナル効果のようなフラッシュ映像。そして、なぜか首を傾けたくなる斜めアングル。効果音にはウルトラマンで使われるような懐かしい電子音で脳髄を刺激してくる。昭和20年代の古き町並と室内小道具が目にやさしい反面、カエル顔の連続映像によって目がチカチカしてきました（眠かったせいもある）。京極作品は全く読んだことがないのですが、雰囲気だけはよく伝わりました。
正直言って、ストーリーそのものや20ヶ月妊娠、産院での子の死亡などの謎解きに全く興味が沸かず、妖怪が登場しないことにも愕然となってしまいました。そうです。「世の中には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」の言葉どおり、不思議はないということを忘れていたからです。冒頭の京極堂による長台詞の中で、徳川家康と妖怪の信憑性については「今度使わせてもらおう」と思ったほどインパクトがあったのに、人の記憶が見えてしまう榎木津の非科学的要素により理解不能に陥ったのも原因の一つかもしれません。
堤真一は難しい内容の長い台詞をよく覚えたもんだ。田中麗奈もよかったし、原田知世だって『時をかける少女』や『天国にいちばん近い島』からみると格段に上手くなっている（いつの時代だ…）。なんといっても京極夏彦のカメオ出演が不気味でよかったですね。クレジットには水木しげると書いてありました。これは『妖怪大戦争』の前哨戦といった雰囲気ですよね・・・宮迫も出演するし・・・
ところで、20ヶ月の妊娠ってのはどうなんでしょう？「ブラックジャック」のピノコだって大人になるまでお腹の中にいたんだし、ちょっと物足りないような気がする。変わったところでは、井上ひさし著の短編集「他人の血」の中の一篇「他人の臍」には17年間妊娠している女性が登場する。胎児は子宮の中で大人になり、喋るし、タバコは吸うし、雑誌まで読んでしまうという、とんでもないナンセンス・ブラックなのだが、これが実に面白い。読んだことがある人はいるでしょうか・・・
★★・・・
観る順番を考えたらAki様の順が正解なのかもしれませんね～
原作は未読だけど、ずっと借りている原作本・・・
この手の作品は読書したほうが想像が広がって楽しめるのかもしれません。どことなく江戸川乱歩の雰囲気もあるし、結局は原作ファンの想像力を奪っただけなのかもしれません・・・
関口役が永瀬氏・椎名氏と変わっていましたが他キャスティング変更なし。
2作目となると人間関係もある程度把握しストーリーに集中し鑑賞でき楽しめました。
原作ならハショリなしで京極堂のウンチク・長ゼリフ・謎解きを自分のペースで読めるので魅力増だなと納得。
蔵書1万冊以上・肩書き複数の京極夏彦氏ご本人が魅力・説得力を増す為、陰陽師・神主・古本屋・キョウサイカとなり主演。機動力アップの為、刑事・小説家・記憶を読める探偵・利口な妹を配す手法はウマイなと思いました。
残念ながら、未だに手付かず・・・
読まなければならない本がたまっているせいです（汗）
映像的には残念な結果となりましたが、
京極堂の台詞って面白いんですよね～
ためになる（ネタとして）ものだけを拾い読みしようかとも思ってるのですが、そうなるとストーリーも楽しまなければ・・・などというジレンマに陥っています。
そういえば、火曜サスペンスもなくなってしまいました。
俺の父親も残念がっています・・・
DVDを観て面白かったら読もうと思っていたのですが・・・。
寝転がって観ていたら、斜めアングルの激しさに体を起こしてしまい・・・。
サブリミナル効果でしかもキモチの悪い映像に目がチカチカしてなんだか具合が悪くなり・・・。
もっと深いストーリーを期待してたのに、いつもの謎解き、そしてただおどろおどろしさを煽っているだけに思える映像効果・・・だったら火曜サスペンスのほうがいい～！と泣きそうになってしまいました。
というわけで未だ原作を手に取るに至っていません。
kossyさんが読んでいたら、読んでみようかしら・・・。
俺も妹から本を借りました。というか、なぜか持ってきてた・・・まだ手付かず。
斜めアングルはこの監督の癖。『乱歩地獄』を観ると納得できます（笑）短編だと結構おどろおどろしさの雰囲気が良かったりするんですよね～
いつもお邪魔しております。Link貼らせていただきます。
斜めアングルとドヨ～ンとした空気、展開のドキドキの無さに終始眠気が襲ってきた作品でした（＾＾；）
水木しげる大先生もカメオ出演してましたもんね。
俺は事情も知らず、ただ喜んでいましたけど、
『妖怪大戦争』を観て謎が解けました・・・
紙芝居って素敵ですよね。
嬉しかったのは紙芝居です(〃￣ω￣)
【鬼太郎】の物語、先が見たかったです～
涼子じゃなくって梗子じゃなかったでしたっけ。
あ・・・私も関口センセみたいにおかしくなってる（汗？
「良くも悪くも21世紀の映画とは思えない」
って、かなりの名言？（笑）
江戸川乱歩とかの映画化も必ずこんな雰囲気ですよね。
映画界には好きな人が多いのかもしれません。
原作を今年に入って読み返しておいたのですが、それでも脳内補完しないと理解できない世界でございましたね（爆）
友人の「良くも悪くも21世紀の映画とは思えない」という発言がまさにピッタリだったと思いました。
ぷぷぷ
ヨーダを思い出した人は少なくないようですよ。
俺は日野日出史のマンガを思い出した・・・
あれを見てヨーダの発生途中を想像してしまいました。
そっか・・・映画も嘘と錯覚で出来てるのですよね。
それを真実と受け取るかどうかは観客に委ねられてるってところなんでしょうね。
多分、脚本家は大変だったのだと思います。
映像化が不可能という挑戦状を受け取って書いてるのですから・・・最近、実相寺監督の名前を見たのは『いかレスラー』に次いで2度目でした。
だからウルトラマンのタイトル文字も期待していたのですが…
いやあ評判悪いですね、この映画。という私も大体同じ意見です（笑）。
脳みその話と監督の演出は興味深かったんですが・・。
企画自体は面白いと思うんです。実相寺監督を連れてきた人の趣味が伺えます。ただし、小説と映画の方法論は違う。どんなに小説で面白くてもそれを映画にするときは映画の言語に変換して作らないといけない。毎度毎度同じことを言わせる。日本映画・・・。
原作読んだことはないけど読み物としてはきっと面白いのだと思います。でもこの話は不思議なこともただの錯覚、がテーマだから映画にするには不向きな話だった。すくなくともそのまましてはいけない。何故なら
映画というのは嘘と錯覚で出来てるから
それをシナリオ自体が全否定してる。自我崩壊寸前だったところを監督の演出で何とか底上げしてた（ように私には見えた）けど。
お客さんの何かあるかもしれない、という期待を無視してはいけない。映画はそれのみによって生きていられるのだから。そういうのいい加減わかってほしいよ。日本映画。
首が痛くなりませんでしたか？（笑）
左右どちらがわに傾いているのかと回数を数えようともしたのですが、謎を考えているうちにわからなくなりました。
涼子って破裂したのですか？
破水じゃなくて・・・
破裂した涼子はどうなったんでしょうか。。。豪華すぎるキャストがちょっと勿体無かった気もします(^-^;
原作を読んでる人って多いですね～
いったい、何部売れた本なのでしょうか・・・
酷評も多いのですけど、京極さん本人が出演なさってるってことは出来ばえも気に入ってるのでしょうね。
舞台劇っぽい脚本のような感じもうけましたよね。
そのほうがインパクトも強いかもしれません。
観てきました。
原作を数年前に読んでいたので、うろ覚え。
原作読んだ人には「わかりやすい」と思うけど…。
出演者にスポットライトを当てる方法、なんだったんだろう？
演劇でやりたかったのかな？
映画よりも演劇でみたかったかもしれません。
ちゃんと原作者も出てたし、まぁ満足かな。
余談ですが、どうして京極夏彦の話しは、映像に
すると陳腐なんですかねぇ？BSで放送されたものも、ひどくて確か５話あったけど、一話しか観なかったし・・・
あの濃いキャラたちのイメージぴったりの俳優は
なかなかいない気がします・・・
わかんないですよね・・・妊娠（笑）どっちでもいいと思わせるほど、最後には興味が失せていました。
サブリミナル効果って反則なんじゃないのか？と思いつつ、俺はそれよりも斜め画像が気になってしょうがなかったです・・・何か意味があったのでしょうか。
監督は、京極作品を撮るよりも、復活したウルトラセブンを撮っていたほうがいいのかも・・・
私も妊娠したのがどっちなのかわからずじまい。原作をすっかり忘れていたのと、ダチュラに惑わされたのだと思いたいです（笑
シネコンに飾ってあった、この作品の看板（？）
「チリン…チリン」と鳴る鈴のギミックが怖くて、「見に行かねば！」と意気込んで行ったのですが、まさか画面に酔うとは…。
ＴＢいたしました♪
なるほど！
そういう洒落た台詞は大好きです。
あまり続くと覚えきれなくなるかもしれないけど（笑）
榎木津の超能力。
映画ではちょっと浮いていた気がしたんですよね。
妊娠20ヶ月・・・むぅぅ、何だか映画とは全く違ったイメージがわいてきますねぇ・・・
こういう例え話が原作にはガンガン出てきます。
ここに興味をお持ちなら、ぜひ原作をオススメしたいです。
榎木津の超能力(非科学的要素）ももっとちゃんと説明があるんです。”照明弾”は都合上ですね。
＞妊娠２０カ月も
「そんなはずないだろう」と最初から否定しているのが原作なんですけどね。
そっかぁ・・・眠かったのは俺だけじゃなかったのね（笑）よかった、よかった。
原作を読んでいても呼んでなくても×というのは・・・
＞minori様
ブラックジャックの無頭児にそっくりということは、やはり医学的根拠に基づいていたのかもしれませんね～
病院の地下には、結構気味悪い標本がいっぱいあるらしいから、参考にしたのかもしれません・・・（見たことないけど）。
やはり、原作派でしたか・・・
雰囲気だけは俺も楽しめましたよ！
送ってしまいました。
削除してくださいませ。。
ブラックジャック！私も思いました。
あのかえるはまさにブラックジャック
ですよね。無頭児。
あの絵、そのものでした（笑）
原作の雰囲気は出してたんですけどねぇ。
ちょっと残念でした。
というわけでまた遊びにきます。
原作ファンにとってはこれは×でしょう～（笑）
原作読んでなくても×だと思いますけど。
２本目だったんですが、寝そうになってしまいました～。
お久しぶりでございます。
思ったより・・・ってところですね。
俺は俳優は良かったと思ったのですけど、
ストーリーのまとめ方、クライマックスの作り方が上手くなかった・・・これが敗因。
京極ファンって多いなぁ・・・
受けました！ほんとですね～！みんなカエル顔でした。実際、京極ファンとしては意地でも期待してなかったので 思ったよりよかったと思います。
あちこちで「原作は良い」という評判をみます。
人気小説の映画化って本当に難しいものですね。
＞lin様
そっか、ファンタジーと取ってはいけないのですね。
俺も原作を読まなきゃわからない映画なんてダメな映画だと思ってます。ま、レビューを書くときにはいいのかもしれないけど…
あぁ、やはり原作が読みたい・・・・
自分は原作を読むことが前提の映画なんてあり得ないと思うんですよね、映画は映画として一つの作品なわけですから。それで掴み難いというのはやっぱりこの作品はそれまでの物なんじゃないかと思った次第です。
TBさせて頂きました。
ぁ、原作面白いですよ（爆
知った段階で、引きました・・・
何故?何故、あなたは、ロミオなの？・・もとい、
堤さんなの？いいえ、すべてのキャラと、どの人も、一致していない・・・
映画化が、決まった時、つい友達と約束をして
しまった自分が、恨めしい・・・
原作を読んで下さい!映画を、観た方・・・
お願いします・・・
原作情報まで書いていただき、ありがとうございます。
やはり走る雰囲気はなかったですよね。
あの厚みかぁ・・・面白そうなんだけど。
映画や読書ばかりだと、痩せることができなくなるし・・・この夏は悩みどころですね・・・
＞走らない堤真一には魅力がない！・・・って（笑）
思わず笑ってしまいましたが、
原作の京極堂は、ほとんど動くことを嫌うタイプなので、
憑き物落としに出かけるのも、しかたなくって感じなんですよ。
最初は結構断るのよ～。
あれでも堤さん健康すぎです！
あと10kgくらいダイエットしてほしかったです（曝！）
だから、走ってもらっては困るんですが・・・。
なんか受けてしまいました！！
私も原作は、おもしろいのでおすすめです。
ぜひあの厚みにチャレンジしてください！！
どうもお騒がせしました。
『フライ、ダディ、フライ』と『弾丸ランナー』のせいです（笑）ネタのため、冒頭の文が浮いてしまいましたです。
ポストマン・ブルースもMONDAYも未見です。えい様のオススメならば見ないといけないなぁ・・・
＞走らない堤真一には魅力がない！
なるほどそうきましたか。
SABUですね。
『ポストマン・ブルース』『MONDAY』が好きです。
すみません。
冒頭で魅力がないと書きましたけど・・・あくまでもネタですので気になさらないでくださいね。
井上ひさしの小説。
この記事のおかげで急遽売れるということになれば面白いなぁ・・・（笑）
＞たましょく様
10分の1もなかったですか・・・
そうなってくると、読みたくなりますなぁ～
しかし、厚い本だというのがネックです。
＞美月様
すみません・・・ネタです。
原作も知らない俺が言うべきことじゃないです。
ちょうど昨日『弾丸ランナー』も見たところだったのです（笑）
これはこれで面白かったです！
＞turtoone様
一応俺的評価を挙げると、
フライ、ダディ、フライ ５
逆境ナイン ４
HINOKIO ４
星になった少年 ３
姑獲鳥の夏 ２
という上映中の邦画評価。
あまり参考になりませんよね・・・（汗）
＞かめきち様
原作を知らない俺が言うべきことじゃないのですが、最近のサイコ・サスペンス映画の流行りを意識しすぎた結果、わけがわからなくなってしまった・・・という印象をもってしまいました。
多分、原作の良さを読み間違えているのではないでしょうか・・・
＞夢果様
宮迫さんが出演してる映画では『蛇イチゴ』が一番いいのかな～。俺は『キャシャーン』も好きなのですが、賛否両論なので・・・
他人の臍は短編ですので、本屋さんで立ち読みもできるかと思います（笑）他の短編も面白いのですけど、グロいのもあって・・・
＞メビウス様
カメオ出演！
いやはやびっくりでした。
水木しげる役ということも驚きでしたよね。
「無頭児」ですか・・・う～む、漫画を引っ張り出そうかな。
たしかインドの超能力を使う医者。
ブラックジャックって、やはり皆さんお読みになっているようで、嬉しくなってきますね（笑）
京極夏彦氏のカメオ出演は良かったですね。エンドロール後に気付きましたけど・・（汗
次回作あるのなら、その時も傷痍軍人さんでしょうかね？
そう言えばカエル頭の赤ん坊ネタは、ブラックジャックにありましたね。
確かメスとか使わないで、手の平だけで赤ん坊を取り出す変な男が、母親の胎内から取り出した赤ん坊がソレだったような・・
そして記憶が確かならそれは『無頭児』って漫画で呼ばれていたような・・・
それよりも、他人の臍のが気になって。
怖っ、怖すぎますね・・・17年間。
○○○○のせいにしちゃったら
なんでもありになってしまい
もったいないですよねぇ。
邦画は余り詳しくないし・・・、京極ファンという訳でもないのですが。
でも、やはり近々観て来ます。最近よくある「予告編に騙される」パターンかも知れませんが、予告編を見て見たくなったのは事実ですので。
また、ご報告させて頂きます。
前評判はもりあがっていますが、どうなんでしょうか…？
＞走らない堤真一には魅力がない！
いきなりこれで、ちょっと凹んでますが（＾＾；）
とにかく時間を見つけて、自分の目でたしかめてきて
またご報告しますね。
リーズ」は、大変衝撃的で思い入れの強い小
説だけにこの映画を観て…
原作の重厚さの１／１０も伝わってこない！
あまりにも断片的なストーリーに各登場人物の
描写も「軽い」印象が否めない。
是非、原作読んで見て下さい（けっこー長い
し、大変かと思いますがｗ）原作は、大変面白
いので♪
＞「他人の臍」には17年間妊娠している女性が
＞登場する。胎児は子宮の中で大人になり、
＞喋るし、タバコは吸うし、雑誌まで読んで
＞しまうという、とんでもないナンセンス・
＞ブラック
スゴい胎児ですね(笑)
面白そう。ちょっと見たくなりました。
確かにそう考えると20ヶ月の妊娠って中途半端な感じがします。
するどい指摘です（笑）
結局、妊娠したのは涼子なのか梗子なのか、もうどうでもよくなってきました。
記憶がなくなっていたり、頭がおかしくなったりする人間が複数登場する段階で何が正しいのかさっぱりわからなくなるものです・・・冒頭の京極堂の言葉が最も真実を表していたのでしょう・・・
最初は心理学とか量子力学とかを真剣に考えていたのに。
そういえば「ブラックジャック」にカエル頭もありましたね。思い出しました！
「ブラックジャック」のピノコのことは、私も頭をよぎりました。
あと、カエル頭の赤ん坊もブラックジャックに出てきたなぁ、などと考えていました。
確か超能力者が助けてもしょうがない無頭児を助けてしまう話だったと思いますが。
観てる途中で色々雑念が入ってしまうすごい映画でしたねえ。