インコ、米、メダカ・・・米とはっきり言わないものだから、“肥溜め”かと思ってしまった・・・
新潟県中越地震の実話をベースにしたハートフルドラマ。幼い兄妹と犬が中心となる、言わば“ずるい”作品には違いない。なにしろ予告編だけでも号泣してしまったので、2時間余の映画では涙も乾いてしまうんじゃないかと危惧していたのですが・・・やはり泣いてしまった。犬への愛情もさることながら、妹を想う兄の姿にも・・・
普通ならばテレビ向けのこじんまりとした映像になるかと思っていたのに、ロケ地の設定だとか、大がかりなセットなど、それにCGの出来映えも見事なものでした。テレビ局が中心となって、自衛隊の協力や多くのボランティアの方の演技。そして子役の佐々木麻緒ちゃんの演技が凄すぎ!日本アカデミー賞助演女優賞は間違いないでしょう・・・
さらに、錦鯉や牛の角突きなど、実際の山古志村を有名にしたエピソードもふんだんに取り入れリアルさを醸し出す一方で、久石譲の音楽により山間の村には郷愁を感じざるを得ない。全村避難という非常時と、死傷者以外にも錦鯉や牛の被害などは本当に大変なものだったに違いないのです。その牛や錦鯉を失った村民も、犬のマリには生きていてもらいたいと願う思いやりがあり、誰しもが自分の生きる勇気や村の復興のため犬に希望を託すところ。人間の生来の温かみが感じられました。
今年は石川県でも能登沖地震がありましたけど、ほとんど何もしていない自分を恥じてしまいます・・・自分が被災したらどうするんだ?などと考えながら、幼少の頃、土砂崩れの被害にあったことまで思いだしてしまいました。
★★★★・
6本目
新潟県中越地震の実話をベースにしたハートフルドラマ。幼い兄妹と犬が中心となる、言わば“ずるい”作品には違いない。なにしろ予告編だけでも号泣してしまったので、2時間余の映画では涙も乾いてしまうんじゃないかと危惧していたのですが・・・やはり泣いてしまった。犬への愛情もさることながら、妹を想う兄の姿にも・・・
普通ならばテレビ向けのこじんまりとした映像になるかと思っていたのに、ロケ地の設定だとか、大がかりなセットなど、それにCGの出来映えも見事なものでした。テレビ局が中心となって、自衛隊の協力や多くのボランティアの方の演技。そして子役の佐々木麻緒ちゃんの演技が凄すぎ!日本アカデミー賞助演女優賞は間違いないでしょう・・・
さらに、錦鯉や牛の角突きなど、実際の山古志村を有名にしたエピソードもふんだんに取り入れリアルさを醸し出す一方で、久石譲の音楽により山間の村には郷愁を感じざるを得ない。全村避難という非常時と、死傷者以外にも錦鯉や牛の被害などは本当に大変なものだったに違いないのです。その牛や錦鯉を失った村民も、犬のマリには生きていてもらいたいと願う思いやりがあり、誰しもが自分の生きる勇気や村の復興のため犬に希望を託すところ。人間の生来の温かみが感じられました。
今年は石川県でも能登沖地震がありましたけど、ほとんど何もしていない自分を恥じてしまいます・・・自分が被災したらどうするんだ?などと考えながら、幼少の頃、土砂崩れの被害にあったことまで思いだしてしまいました。
★★★★・
6本目
この映画はずっと心に残るなぁ・・・震災の様子がリアルだったためもあるけど、「マリ~」と叫ぶ佐々木麻緒ちゃんが忘れられません。
1ヶ月前の宮城・岩手もそうでしたけど、陸の孤島になってしまう災害は救助活動も大変ですよね。復興・再建も離れた地域からだと忘れがちになってしまうけど、その後のドキュメンタリーも伝えてほしいものです。
それにしても大地震がこんなに頻発してしまったら、義援金箱もどれを選べばよいのやら・・・
子役さんは本当に名演でした。
マリも名演でした。
幼い兄弟・親子・祖父・村民の関係も素敵で、号泣でした。
しかし、マリが生きていてよかった~(涙)を、着地点にしてしまってよかったのか、疑問です。
自然災害に襲われた地域で、人名救助は最優先・重要事項。
生きていてよかった~。まずソレに尽きます。
しかし、その後の復興・再建・生活は、切実な死活問題です。
経済大国日本政府の被災地・被災者支援の現状に、もっと触れてもよかったのではないかと、思いました。
地震被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
今年は多いですねぇ。地球がどうかなってるんじゃないかと不安になってしまいます。
静かにニュースを見守るしかできない自分にもどかしくもなりますが、こうした映画を観るとますます複雑な気持ちになってしまいます。マスメディアの姿勢には疑問も感じますが、ニュースを見て応援したくなる気持ちにさせてくれないといけませんよね。
当然です!速報は重要性ですが、質疑応答形式でなくてはならないはずはない。そして、失敗した役所と再度コンタクト。なぜコメントだけにしないのでしょう?呆れます。そして、作品鑑賞を再開しました。作品の感想ではなくなってしまいましたスミマセン。
そうなんですよね~
泣ける映画といい映画は違うものだと言う映画ファンがいます。まぁ、それはそれで当たってるのだと思うけど、多くの人を泣かすことができる映画力があるのも事実。
素直に感動の涙を流すことができるんだと喜んだほうが得です(笑)
とにかく泣けました。犬よりも子役の女の子に泣かされましたね。
泣けば良い映画ということはありませんが、熱い血が燃え上がるような感動の涙でした。
単純といわれても、この映画を貶したくありませんね。
明けましておめでとうございます。
泣き所がこれほど多い映画だとは思いませんでしたよね~。別れとか再会のシーンは予定通りでしたが。
意外と良質映画になってなのは驚きでした。
今年もよろしくお願いいたします。
>祐。さま
被害の全貌。神戸のときも、俺が失業中だったためにテレビにかじりついていました。大災害ほど情報が足りなくなることを実感しますよね。
ただ単に女の子と犬の物語じゃなく、復興し、力強く生きていく村人たちの熱き思いがひしひしと伝わってくる映画でした。命の尊さも。
『ありがとう』は復興そのものよりもゴルファーになる男の物語。壊れた町をどうすればいいかという問題もサブテーマとしてありました。
そうそう、俺も紅白を見てたんですけど、短いながらもあのシーンでは映画を思い出してウルウルしてしまいました。
動物愛と被災した人の思いを知るいい機会になりましたよね。
そこから救出劇が始まるのですが、映画では現場でしか解らない、空白の一夜の不安、葛藤、混乱等をうまく表現していました。
映画は、マリとの出会や、市町村合併で揺れる村民と闘牛、棚田、錦鯉などの村の行事、自然、特産などをさりげなく取込んでそれがエピソードで使われるのだから、上手い映画だなぁと思いました。
「ありがとう」をみてないので、評価はしずらいのですが、単純に復興とかのテーマでなくハートフルな作品だったので、ビックリしました。
紅白では、旧山古志村から中継が有りました。地元の人が帰れてどうでした?の質問に「うれしい」と一言だけのコメントが有りましたが、短かくて単純だけど 素直な喜びの声でした。
映画的には鑑賞意欲が沸きませんが、見ては損の無い映画だと思いました。
今年も宜しくお願いします。
この映画、私ももう最初から最後まで泣きっぱなしでした。
犬も子供も名演技で、それも号泣の一因でしたね。
妹思いのお兄ちゃんにも感動しました。
予告編と本編で泣き所が同じだと困ってしまいますが、この点では大満足でしたね~
やっぱり、マリはやせ細って子犬が健康だったのですか。親子の絆って犬であってもあるものなんですよね。うちの犬(母と子)もそうでした。本能なんでしょうけど、愛が感じられます。
生命力も神秘的なものですね~
kossyさんもなかなかポイント高めですね♪
わたしも予告編だけで充分かもとも思いつつ、本編ではさらにいろいろ考えさせられもしたし、もっといっぱい泣きました。
実際のマリも、再会した時はやせ細っていたそうですよ。
子犬は丸々としていたのに。
たぶん自分のことより子犬を優先させていたのではないでしょうか。
川に落ちて子犬を加えて岸に上がってきたシーンも、もうくたくたで力が出ないみたいな感じでしたもんね。
そういや、あの再会シーンのマリの動きは意外でしたね。子犬たちは元気いっぱいだったのに、マリは疲れ切っていた。もしかすると、エサは全部子犬に与えていたのでしょうか・・・
(顔ベロ舐め、尻尾千切れんばかりだったら最高)
疲れ切った感じだとあれがリアルかもしれませんが。
犬好きにとっては躊躇してしまいがちな映画でしたけど、観ずにはいられなくなる・・・思いっきり泣くことも健康的ですからね(ちがうか)。
エンドロールはよかったです♪
犬好きとしては災害映画よりも観るのが
恐ろしい映画でしたけど、やはり泣かされてしまいました。
エンドロールの映像がなんだかよかったです。
そうですね~すべてわかっているのに泣けてくる。
それでも被災者たちがマリによって勇気づけられるシーンとか、本篇を見なければわからないところでも感動できたし・・・見る価値はありますよね。
兄妹愛は去年から何度も映画に登場しましたけど、これだけ幼いと、やっぱり愛らしくていいですよね。
俺にも妹がいるので、小学生のころをつい思い出してしまったり・・・
宇津井健の演技は犬に負けてましたけど、麻緒ちゃんは負けてるどころか、もっとうまかった。
色んなシーンで泣いてしまいまいしたけど、心に残るのは他の住民が兄妹をヘリに乗せるところかな・・・
>さくらっち様
こんにちは。
こんな駄文でよければどうぞ紹介なさってください。
俺もあちこちのブログで記事を読むたびに、思い出して涙が出ちゃいます・・・この状態、いつまで続くんだろうか・・・
ワンコでmixi日記書いていますがこの内容を紹介させていただいていいでしょうか?
読んでるだけでワタシは泣けてしまいました。
ストーリーがわかっていても、やっぱり感動してしまいますよね、こういうお話は。
これって、パンフレットによると、おじさんとその父親の二人暮らしの家で飼われていた犬のお話らしいですね。そう考えると、幼い妹とお兄ちゃんという設定はいかにも映画ですよね。
あれがお姉ちゃんと弟だったら、また違った話になったのかも・・・。
全然違う話ですけど、「僕は妹に恋をする」を思い出しました。こういうシチュエイションって、永遠の憧れなんだなぁ・・・ってね。
犬の演技がよかったですね、ホントに。
おじいさん(宇津井健)が、「私たちはマリのおかげで助かった。それなのに・・・それなのに、置いてきてしまった・・・」というせりふには涙でした。
でも、仕上がりが美しくてさすがだと思いました。地震が起きたシーンではさすがにリアルで怖かったですが、マリも子犬たちも生きていた、そしてみんなで復興している、という希望あふれる締めかたはさすがです。
予告編だけでも泣けるし、ストーリーもほとんどわかってしまう。
それなのに本編でも感動です!
柴犬マリと麻緒ちゃんがとにかく上手かった。
これだけ観客の心を揺さぶるなんてのも珍しいですよね。
被災者の今を考えると、なんとかしなくちゃ!という気にさせてくれます・・・でも出来ない・・・
TBありがとうございます。
公開前の予告CMでも泣きそうになるのに、実際に鑑賞すると泣いてしまいますね。
それだけマリ役の柴犬と佐々木麻緒ちゃんの演技が光っていたと思います。
いつか山古志に帰れる事を願いたいです。
俺も大地震の経験はないのですが、この映画のおかげで一緒に被災したかのような臨場感を味わうことができました。
家族愛・動物愛、それによって勇気づけられる被災者たち。心温まる映画でしたよね~
大地震の経験がないのですが、この映画でその怖さも体験でき、また家族愛・動物愛などがひしひしと伝わってきました。
涙なしには観れない作品ですね。
泣き所はいっぱいです。予告編だけでも満足できたんですけど、佐々木麻緒ちゃんの演技を堪能するにはぜひ映画館で・・・といったところでしょうか。
ほんとうは初日に観ておきたかったのですが、子供のいる時間を避けたいがために深夜上映のある日まで待ってしまいました(汗)
30分特番では飲みながら観てたのでボロ泣きです。
とにかく頭からカプッとしたい程「柴犬」好きなのですが、
本作品、劇場では過呼吸になるくらい号泣しそうなので
鑑賞を検討中です。。。