ミコちゃんキュート♪
リンチ・ワールドにやられてしまった。何をやられたかというと、わけがわからなかったということだ・・・。『マルホランド・ドライブ』では2度観ると、“青い箱”を境にして現在と過去の繋がりがわかるようになっていました。しかし、今作でははっきりしているキーアイテムがない!ウサギ人間の舞台と“AXX・・”と書かれた境界壁のような気もするが、詳細はリンチ・マニアの方に訊いてみるしかない。
最初の近所に引っ越してきたおばちゃん(グレイス・サブリスキー)の意味深な言葉のために、劇中劇の形を取るパラレルワールドよりもローラ・ダーンがタイムスリップした設定だと思い込んでしまったのが失敗の一因。「映画と同じだわ」というローラ・ダーンの声によって、ようやく映画内映画なのだと気づいてしまったのです。しかし、何かある。ドライバーというキーアイテムと、「映画では殺人事件は起きない」という言葉に相反するように「オリジナルは主演の2人が撮影中に殺され未完の作品となった」という監督(ジェレミー・アイアンズ)の言葉。コレがなかなか有機的に結びつかなく感じてしまい、映画と同じように不倫するに至っては、観ているコチラまでが区別つかなくなってくる・・・。
有機的といえば、なぜか日本人の裕木奈江が出ていた。人が刺され、今にも死にそうだというのに、しきりに友達の話に夢中になってしまう役だ。ホームレスの特権か?笑っていいのか?というより、もう映画も終盤だぞ!理解できぬまま、その話に登場するミコちゃんを見てみたくなる。売春のやりすぎで子宮壁に穴があいているらしいし、彼女も死にそうなのか?エンドロールの映像でミコちゃんらしき女の子が登場してホッとしたけど、なんだかハッピーになれる終わり方だった・・・
理解できなくてもリンチ・ワールドは堪能できる。特にウサギ人間とロストガール。ストーリーに重要な位置を占めない登場人物でも大写しになる顔。悔しいのでもう一度観て理解してやるぞ!と思わせる演出にはなぜか惹かれてしまうのです・・・あぁ、悔しい。
★★★・・
リンチ・ワールドにやられてしまった。何をやられたかというと、わけがわからなかったということだ・・・。『マルホランド・ドライブ』では2度観ると、“青い箱”を境にして現在と過去の繋がりがわかるようになっていました。しかし、今作でははっきりしているキーアイテムがない!ウサギ人間の舞台と“AXX・・”と書かれた境界壁のような気もするが、詳細はリンチ・マニアの方に訊いてみるしかない。
最初の近所に引っ越してきたおばちゃん(グレイス・サブリスキー)の意味深な言葉のために、劇中劇の形を取るパラレルワールドよりもローラ・ダーンがタイムスリップした設定だと思い込んでしまったのが失敗の一因。「映画と同じだわ」というローラ・ダーンの声によって、ようやく映画内映画なのだと気づいてしまったのです。しかし、何かある。ドライバーというキーアイテムと、「映画では殺人事件は起きない」という言葉に相反するように「オリジナルは主演の2人が撮影中に殺され未完の作品となった」という監督(ジェレミー・アイアンズ)の言葉。コレがなかなか有機的に結びつかなく感じてしまい、映画と同じように不倫するに至っては、観ているコチラまでが区別つかなくなってくる・・・。
有機的といえば、なぜか日本人の裕木奈江が出ていた。人が刺され、今にも死にそうだというのに、しきりに友達の話に夢中になってしまう役だ。ホームレスの特権か?笑っていいのか?というより、もう映画も終盤だぞ!理解できぬまま、その話に登場するミコちゃんを見てみたくなる。売春のやりすぎで子宮壁に穴があいているらしいし、彼女も死にそうなのか?エンドロールの映像でミコちゃんらしき女の子が登場してホッとしたけど、なんだかハッピーになれる終わり方だった・・・
理解できなくてもリンチ・ワールドは堪能できる。特にウサギ人間とロストガール。ストーリーに重要な位置を占めない登場人物でも大写しになる顔。悔しいのでもう一度観て理解してやるぞ!と思わせる演出にはなぜか惹かれてしまうのです・・・あぁ、悔しい。
★★★・・
劇中劇の境がわからず、「今日が明日だったら」という疑問符から始まったのと自分自身の過去を自分で見るといった時空スリップで混乱しました。
今日が明日なら、今日は過去でも有ります。
今日がなくなるということは全ての記憶が二度体験することになるのではと思いました。
それにしても、3時間。 駐車料金が映画代金を超えました。ガソリン代も高くなるし、街中映画館通いも辛くなります。映画の予告5分以下で止めて欲しいと思いました。
と愚痴りました。
観られるの待ってましたよ!
でも、フツウかぁ
わたしはこの世界観にまたしてもヤラれちゃいました
同じく「今日が明日だったら」といった、1日ずれたタイムスリップものだと感じてしまいました。
でも不思議なんですよね・・・最初に映画の打ち合わせシーンを覗いていたのは明らかに「昨日」だったし、どちらが未来を描いていたのか既に混乱してました・・・
てことは、最初のおばちゃんは「昨日(映画)」だったのかな?なんだか、この最初のエピソードが混乱の原因でした。
シネモンドの映画料金も気になりますよね。俺なんて見放題だけども1本観ると400~600円かかってしまう。遅い公開作品だとDVDでもいいという気持ちになってしまいます!
>mig様
普通の評価になってしまいました・・・というのも、全容を理解できなかったためにあります。
でもリンチの世界は好きですよ。
『マルホランド・ドライブ』は満点にしてるし~
私もついていけなくなったんで、熟女ローラを見てました~。
最近、熟女ばっかり気になってきてるんですが、年とったからかな~。
スクール・ガールも目が行くんですけどね!
俺も年をとったのか、ローラ・ダーンにうっとりですわ。『ジュラシックパーク』のときにはそう思わなかったんだけどなぁ・・・
でも邦画だと若い子に萌えてしまいそうな・・・それも制作側の策略かなぁ~
最近あまり映画を見てないのですが、今回久々に見てきました。
マルホランド・ドライブをDVDで見ておもしろいなあと思ったので見に行ったのですが、マルホほどのめり込めない感じでした。kossyさんもわけがわからない、と書いてあったのでなんかほっとしました。
しかし映画館のスクリーンがすごく大きくて、やっぱり映画は映画館でみにゃあいかんぜ、と暗闇は堪能してきました。
どうもお久しぶりです。
お名前だけは覚えておりますが・・・(汗)
それにしても『マルホランド・ドライブ』は面白い映画でしたよね。何度見ても新たな発見があるような映画ってのはDVDが欲しくなってしまいます。
多分、インランドはマルホランドよりも凝っているんでしょうけど、初見で面白いと思えなければリピートも難しい・・・謎そのものが魅力的じゃないといけないんですよね。
映画館は映画に集中できるからいいんですよね。あの空間は大切にしたいものです。