黒色潰疽菌に対抗して、復讐の連鎖球菌だ!
TV版を知らない者が観ても大丈夫か?などと思いつつも、騙されたら「アンフェアだ!」と訴える覚悟での鑑賞でした。序盤でいきなり雪平の娘美央とベビーシッターが乗った車が爆破されてしまい、その時点で涙腺が緩んでしまいました・・・こんなに悲しい映画なのか思っていたら、途端に緊張感がなくなる展開。いきなりSAT突入はないだろうとか、完全要塞になっている大病院に侵入できるはずないだろうとか、病理研究の施設はあっても生物化学兵器研究が警察病院で行われるわけないだろうとか、美央ちゃんの目はどうなってたのかとか・・・
裏切りとかどんでん返しが多いとは聞いてましたが、初っ端から偽SATの登場です。椎名桔平がテロ組織の首謀者だとは予告編でも明らかでしたし、テロリストたちとSATの複雑さはいいとしても、これらの人間関係を把握するのに先ず一苦労。江口洋介だって濱田マリだって、誰なのかよくわからなかった。そりゃTVシリーズを見ていた人ならば「これが新しく登場した人物だ」とわかるんでしょうけどね・・・予想できないところがアンフェアでした。
この映画では、警察内部の不正を暴いた極秘文書を告発しようとした刑事が逆に逮捕され、警察上層部に復讐しようという内容。アンフェアな上層部と正義を追求しようとする側が対立する構図でもあり、裏切りとか内通者は誰だというテーマはとても描きやすいのでしょう。だからストーリーはしっかりしてるのに、観客も同時に推理したりするので、個々の登場人物のリアクションが気になってしまう。それを子供の鑑賞にも堪えうるようにしたためか、緊迫感のない演技が目立つのです。
不正を裁くために暴力を肯定するテロリストになってしまうという発想もいかがなものでしょうか。しかも場所が病院です。追い出された患者の中には悪化して死んでしまう人も出てくることでしょう。命の重さと80億円。椎名桔平に賛同した仲間にしても金目当てで内通した者も、これではどこに賛同したのかさっぱりわかりませんでした。などと酷評しようとしていても、ラストはなかなかのもの。悪い奴は生き延びるんですよね・・・
★★・・・
TV版を知らない者が観ても大丈夫か?などと思いつつも、騙されたら「アンフェアだ!」と訴える覚悟での鑑賞でした。序盤でいきなり雪平の娘美央とベビーシッターが乗った車が爆破されてしまい、その時点で涙腺が緩んでしまいました・・・こんなに悲しい映画なのか思っていたら、途端に緊張感がなくなる展開。いきなりSAT突入はないだろうとか、完全要塞になっている大病院に侵入できるはずないだろうとか、病理研究の施設はあっても生物化学兵器研究が警察病院で行われるわけないだろうとか、美央ちゃんの目はどうなってたのかとか・・・
裏切りとかどんでん返しが多いとは聞いてましたが、初っ端から偽SATの登場です。椎名桔平がテロ組織の首謀者だとは予告編でも明らかでしたし、テロリストたちとSATの複雑さはいいとしても、これらの人間関係を把握するのに先ず一苦労。江口洋介だって濱田マリだって、誰なのかよくわからなかった。そりゃTVシリーズを見ていた人ならば「これが新しく登場した人物だ」とわかるんでしょうけどね・・・予想できないところがアンフェアでした。
この映画では、警察内部の不正を暴いた極秘文書を告発しようとした刑事が逆に逮捕され、警察上層部に復讐しようという内容。アンフェアな上層部と正義を追求しようとする側が対立する構図でもあり、裏切りとか内通者は誰だというテーマはとても描きやすいのでしょう。だからストーリーはしっかりしてるのに、観客も同時に推理したりするので、個々の登場人物のリアクションが気になってしまう。それを子供の鑑賞にも堪えうるようにしたためか、緊迫感のない演技が目立つのです。
不正を裁くために暴力を肯定するテロリストになってしまうという発想もいかがなものでしょうか。しかも場所が病院です。追い出された患者の中には悪化して死んでしまう人も出てくることでしょう。命の重さと80億円。椎名桔平に賛同した仲間にしても金目当てで内通した者も、これではどこに賛同したのかさっぱりわかりませんでした。などと酷評しようとしていても、ラストはなかなかのもの。悪い奴は生き延びるんですよね・・・
★★・・・
連ドラから見てから、この劇場版を見ると「質」
の劣化がいちじるしく過ぎて、かなり減なりしま
す。2時間で度重なる裏切りや大どんでん返しを
描くよりも「切り捨て」てしまった方が楽だった
んでしょーね。
何もかもが安直な上に説得力もなし。連ドラ、
スペシャルを経ての映画化ですが、制作費の一
番高い?ハズの映画にしては、随分とお粗末な
印象。
安っぽい演出と展開のオンパレード・・・
唯一印象に残ったのは,美央ちゃんの良い子ぶり・・
私も元のドラマは知らないんですが、いろんな方のところを読んでみると、元のドラマの方が面白いらしいので、まとめてDISCASのリストに入れてみましたよ。
折角の「要塞病院」もあまり生かされていなかったし、重病患者はどうしたんだ?という謎のほうが謎でした(笑)
成宮くんが看護婦殺しちゃうは、ウィルス落っこどすは、服破るはであまりにダメダメ過ぎて唖然としちゃいました。私が上官ならあんなの要らないです(笑)
テレビ版よりもお粗末でしたかぁ~
連ドラファンの方からそういう指摘を受けてしまえば本物でしょう。やっぱりダメだった・・・
裏切りに関しても、あっと言わせるような展開とか、裏切られたときの心理描写とか、全てにおいて一枚足りないような雰囲気でした。
製作費はどれくらいだったんでしょうか・・・でも金をかけても「亡国」とか「踊る」にしかならないだろうし。
>AKIRA様
観客が期待を裏切られた・・・この裏切りが一番大きかったのかもしれませんね(笑)
テレビ監督が映画に挑戦して、まず陥る失敗をそのままやっちゃった!ってところでしょうか。せめて監督を変えるとかねぇ~
>そーれ様
そうだったんですか!
元のドラマのほうが・・・う~む。
映画と違って台詞の応酬などで魅せるような作りなんでしょうね。
『デジャヴ』って予告編バレしてましたっけ?真剣に見てなかったです・・・
>たいむ様
そうそう、カオルちゃんでしたっけ?
わざとらしいヤル気のなさとか、江口洋介の妙に落ち着いた作戦とか・・・
あの病院はちょっとおかしすぎます。これはもしや原作がいけないのかなぁ。
生物兵器の問題と80億円を天秤にかけても、生物兵器のほうが重大な問題だと思うし・・・
>かのん様
80億円の隠し財産くらいで、あんなに人殺しをするのか?とも思いましたけど、生物兵器のほうは首都圏の方々はちょっとビビリますよね。
俺は成宮くんの演技力を買っていたのに・・・これじゃダメダメですわ。まぁ、実際に死のウィルスに感染するなんて尋常じゃないですし、難しかったのかなぁ。まぁ、脚本にそう書いてあるんだろうけど・・・
自分はTVドラマの頃から「アンフェア」を観ていましたが、映画版は全体的に中途半端に仕上がってしまった印象でしたね。
当ブログでは触れませんでしたが、貴ブログの冒頭にある黒色潰疽菌。
何で、あんな物騒なモノが警察病院内にあるのか謎でしたね。
もっとも製作者側はそのような事まで考えていなかったでしょうけど(^^;)
人からすると、いまいちだったみたいですね。
僕も、あれなら映画じゃなくて2時間ドラマでも十分だったかな、
という気がします...。
TVドラマをご覧になってたんですね~
普通は映画版になるとストーリーそのものは面白くなってるはずなのに、そうではなかった・・・難しいものですね。
黒色潰疽菌に関しては、政府が極秘裏にすすめている生物化学兵器の開発という考えだと思いましたが、それを病院でするなんて無茶苦茶です(笑)
>t-higu様
連ドラ派も初見派もどちらからもいまいち。まぁ俺なんて期待もしてなかったのですから、酷評する必要性もないのですが、どうしても書いておきたいことだけ記事にしました(汗)
迫力、緊迫感の欠ける演出では2時間ドラマで充分ですよね~
確かにドラマを観てる観てないは大きいですよ。。
濱田マリや‘きらきら星’も意味不明ですもの。
おかげで、テレビシリーズよ再び!と思った次第です。