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ハロウィン

2019-04-23 02:04:36 | 映画2019
 ボーイフレンドのキャメロンの行為に怒ったアリソンが帰り道にオスカーに近道を教えてもらう。ここぞとばかりにオスカーは漁夫の利を得ようとアリソンにキスを迫る。あぁ、これでマイケルによって殺されるだろうな~と予感させる一幕であった。

 そのオスカーという名で思い出したのではないのですが、精神療養所(?)での囚人の一人が「フィガロ!フィガロ!」と叫んでいることと、ブギーマンがマイケル・マイヤーズという名前なので、どうしても『ボヘミアン・ラプソディ』を思い出してしまいました(またかよ)。

 第一作である『ハロウィン』を低評価したまま興味もなかった続編たち。調べてみると、死んだはずのマイケル・マイヤーズは何度も復活を遂げているし、ジェイミー・リー・カーティス演ずるローリーも死んでる様子。2作目以降はなかったものとして、1作目のあらすじさえ覚えておけばOKらしい。多くの方が今回のローリーをターミネーターシリーズのサラ・コナーズの様だと書いている通り、直接対決を予感した彼女が訓練し、武器を揃え、自宅まで改造して要塞として改築しているところはまさしくサラ!更に3作目、4作目をなきものとして新たなターミネーターにサラとして参加するリンダ・ハミルトンといったところもそっくりではないか(『ターミネーター ニュー・フェイト』参照のこと)。

 低予算主義のジョン・カーペンターではあるが、それが名作を生む所以なのかもしれません。この作品もカーペンターの音楽を使い、映像そのものも古臭さを感じるくらい雑な作りになっています。一応5.1chサラウンドにはなってますが、その音響効果も全く古いままで、最近のホラーやアクション映画と比べてみても、とても耳に優しいくらいの作品でした。

 笑えるシーンもいっぱいあった気がします。ローリーの行動そのものもそうだし、ある意味マッド・サイエンティスト化した医者とか、オスカーとか、ヴィッキーの彼氏とか・・・特に、“2018年10月31日”という刺青なんて・・・わけわからん(笑)。


★★★

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