今やハリウッド映画でオタッキーで風変わりな性格の役が一番似合うリビシ。「飛行機設計士?嘘でしょ?」と疑いつつも、楽しませてくれました。
序盤からC-119の派手な不時着シーン。音響効果がとてもよくて、重低音がビリビリと響き臨場感は最高潮に達する。砂嵐の中を乱れ飛ぶ様子は、宮崎アニメを実写化したように浮遊感を味わえたし、『インディ・ジョーンズ』を遥かに凌ぐVFXによって緊張感も高まった。砂嵐はCGを感じさせないほどリアルに作ってあるし、序盤だけ見たら満点と言ってもいいかもしれない。
ほとんどぶっ壊れた飛行機を、再利用可能な部分だけ集めて新しい飛行機を作る・・・という何とも突飛な設定の映画なんだと思っていたら、オリジナル作品である『飛べ!フェニックス』のリメイクなんですと。オリジナルはJ・スチュアート、R・アッテンボロー、E・ボーグナイン、G・ケネディと、なんとまぁ濃い面子で、しかも男ばかり・・・友情や裏切りといった熱い男たちがぶつかり合う光景が目に浮かぶくらいです(未見なので推測です)。
さて、こちらのリメイク版には女性が一人、『LOTR』のエオウィン姫=ミランダ・オットーが紅一点で頑張っています。「わたしは女だ!」という台詞に近いものを期待していたけど、さすがに出てきませんでした。リーダー的人物がころころ変化する中での潤滑油的な存在だったと言えるかもしれません。
オリジナルはどんな伏線テーマがあるのかは知りませんが、本作では「負け犬」と表現され会社からドロップアウトしたと思われている人たちが真剣に生を求めて模索する姿を本線とし、合理的で非人間的な組織と失業問題をも暗に提示しています。もっと会社側の人間を悪人っぽく描いたら社会派ドラマとしても成り立ちそうですが、そこは控えめにして娯楽作に徹しているようでした。こうしてどろどろの人間関係をあっさり描き、むしろ砂漠の美しさと自然の怖さを対比させ、飛行機を愛する製作者の気持ちによって爽快感を与えてくれます。
★★★★・
・フライト・オブ・フェニックス@映画生活
序盤からC-119の派手な不時着シーン。音響効果がとてもよくて、重低音がビリビリと響き臨場感は最高潮に達する。砂嵐の中を乱れ飛ぶ様子は、宮崎アニメを実写化したように浮遊感を味わえたし、『インディ・ジョーンズ』を遥かに凌ぐVFXによって緊張感も高まった。砂嵐はCGを感じさせないほどリアルに作ってあるし、序盤だけ見たら満点と言ってもいいかもしれない。
ほとんどぶっ壊れた飛行機を、再利用可能な部分だけ集めて新しい飛行機を作る・・・という何とも突飛な設定の映画なんだと思っていたら、オリジナル作品である『飛べ!フェニックス』のリメイクなんですと。オリジナルはJ・スチュアート、R・アッテンボロー、E・ボーグナイン、G・ケネディと、なんとまぁ濃い面子で、しかも男ばかり・・・友情や裏切りといった熱い男たちがぶつかり合う光景が目に浮かぶくらいです(未見なので推測です)。
さて、こちらのリメイク版には女性が一人、『LOTR』のエオウィン姫=ミランダ・オットーが紅一点で頑張っています。「わたしは女だ!」という台詞に近いものを期待していたけど、さすがに出てきませんでした。リーダー的人物がころころ変化する中での潤滑油的な存在だったと言えるかもしれません。
オリジナルはどんな伏線テーマがあるのかは知りませんが、本作では「負け犬」と表現され会社からドロップアウトしたと思われている人たちが真剣に生を求めて模索する姿を本線とし、合理的で非人間的な組織と失業問題をも暗に提示しています。もっと会社側の人間を悪人っぽく描いたら社会派ドラマとしても成り立ちそうですが、そこは控えめにして娯楽作に徹しているようでした。こうしてどろどろの人間関係をあっさり描き、むしろ砂漠の美しさと自然の怖さを対比させ、飛行機を愛する製作者の気持ちによって爽快感を与えてくれます。
★★★★・
・フライト・オブ・フェニックス@映画生活
面白かったですよね~
俺はなんとかオリジナルの『飛べ!フェニックス』を見たかったのに、いまだに実現してません(汗)
まぁ、このリメイク。オリジナルも面白そうだけど、リメイクとして成功している作品でしたよね。
クリスマス・イヴですね~
『フライト・オブ・フェニックス』全然期待していなかったんですが、WOWOWで放送していたので観てみました。
いや~面白かったです!
良い作品に出会った…
では、また~
DVDをお買いになった!
へ~
濃いキャラたちなのにダラダラかぁ。
さっぱり想像がつきません。
これは見なければなりませんね~
アーネスト・ボーグナインなんか出てくると、絶対に彼を中心に見てしまいそうですけど・・・『北国の帝王』の雰囲気があったりして・・・
そろそろ深夜枠の地上波で放送しそうなんだけど・・・
プロデューサーの一人がウィリアム・アルドリッチ。
そう、『飛べ!フェニックス』の監督であるロバート・アルドリッチの息子です。
この息子は『飛べ!フェニックス』の冒頭に出演していますが、
セリフはほとんどなく、やることといえばプレイボーイを読むことと酒を飲むだけ。
そして墜落事故であっけなく死んでしまいます。
ロバート父としては役者になりたいという息子の希望も叶えたいのだが、かなり大根っぽいので
あの濃い面子とやり合うのは無理だろうと判断したのでしょう。
その後プロデューサーになっ父親の作品の製作などを手がけていますね。
今更なぜ『飛べ!フェニックス』をリメイクしたかについても本人なりの思い入れがあるのでしょう。
リメイク版は観ていませんが、オリジナルは濃いキャストにもかかわらず
これでもかぁという自己主張の張り合いはさほどなく、良い意味でダラダラしています。
ほんと、オリジナル版は必見ですよ。先日発売されたDVDも買っちった(てへ
単純に楽しめる映画って気持ちいい!
アジアの人間を殺してしまったことだけは、何とかしてほしかったですけどね(笑)
>happy-clover様
ほんとに劇場の効果がよかったです。
テーマパークのアトラクションみたいでしたよね。
>祐さま
設計士という設定・・・問題あるように思えて、全然問題ないというのが良かったです(笑)
あれが賢そうな理系人間だったら、ギャグになりませんもんね。
単純に面白かったです。
いろいろと問題がありつつ、計画どおり進んでいくので安心して観られました。 雷のシーンでアースがとれてなく落雷であわや爆発となるシーンで、「本当に設計士?」というセリフがありましたが、見事に繋がりましたね。(笑)
みえみえの伏線ですが、ハリウッド映画ってこんなこじゃれたことって やってたかな。。
>>音響効果がとてもよくて…
納得です、私もその場に身をおいてる感覚で、思わず肘掛にしがみ付きました。
展開は予想がつくのに面白くって、フェニックス号が飛んだ時は、快い気分でした~。
単純に面白かったですーー。
貴重な情報ありがとうございます!
テレビ東京系だと、こちらではしばらくしてから民放での放送になりそうです。
楽しみ♪
テレビ東京系、午後1:30からオリジナル版が放映されますよ。
見なければ。
俄然オリジナルを観たくなりました。
悲しい事件もあったのですね・・・
悲しい事故死といえばマッドマックスなども!
背筋が凍るような思いをいたしましたけど、『飛べ!フェニックス』はそういうシーンがあるのでしょうか?
戦争映画の傑作ということなので、派手なドンパチがあるのかと思ったら、集団劇なんで面食らった記憶があります。
でも面白かったぁ。
オリジナルのフェニックス号は実際に飛べたようです。
名スタント・パイロットが操縦していたらしいですが、3回目のフライトで墜落、命を落としたそうです。
かなり色んな映画に出ています。
『ギフト』では重要な助演男優。
『ヘヴン』では重要な主役。
『ロスト・イン・トランスレーション』や『コールド・マウンテン』は目立たないはずなのに存在感がある男でした。
これからも注目してみてくださいね。
>ルーシー様
独特すぎますよね・・・リビシ。
この映画では影の主役!
NASAに行ったら、変な乗り物を作ってしまいそうな予感さえします(笑)。
AJって、誰かに似てますよね。
思い出せないけど・・・
でも、NASAは行き過ぎかと・・・
フランクの相棒のAJがさりげな~く存在感あって好きでした!!
でも、やっぱり嵐を抜けようなんて無謀なことは考えないで欲しいな・・・機長さん。
今回の映画で興味を持って、検索したぐらいです。
飛行機の墜落シーンは凄かったですね。
そうです!
最初の墜落シーンでもうやられちゃいました。
写真に関しては、NASAとプロゴルファーが・・・
料理店でみんなでワイワイ騒ぐとか、それだけでも楽しそうです。
メニューにも「砂漠パスタ」とか「サソリのから揚げ」とか「らくだのシチュー」なんてのがあれば楽しそうだ・・・食べたくないけど。
なんだか面白くてウキウキしました。
あの大迫力の墜落シーンで、脳みそを持っていかれたのかもしれませぬ。
あの最後の写真のシーン、
しんちゃんもkossyさんもイマイチ派なんですねー。
私は散々練習してたイアンの姿を思い出して笑っちゃった(笑)
もう序盤の映像・音響に圧倒されました。
キャラクターも色々でしたね~
人種も様々で、移民の辛さも匂わせてましたね~
でかいスクリーンで見れたのでよかった・・・
こんなにも凄いとはおもってもいませんでした。
それと、その後がけっこう生き残った人がいろいろなキャラクターで・・・
特に飛行機設計の人にはね(爆)
あきませんでしたね。
見てよかった!とおもいました。
ほんと、意外と面白かったです。
人間関係はコンパクトでわかりやすかったですよね~
これが重苦しくならないので、結果的によかったのだと思います。
コノ映画、たいしたことないだろうなんて思っていたのですが、砂嵐に砂漠のシーン、飛行機のシーンなどなかなか臨場感あってよかったですね。
最後の飛行機には私も乗ってみたい!!と思いました。
人間ドラマが上手く描かれていて2時間飽きずに楽しめました♪
シェフの彼だけならよかったかなぁ。
プロゴルファーなんて関係ないし・・・
ま、遠まわしに「生きているからこそ夢を追い求めることができる」みたいなニュアンスにしたかったのでしょうけど・・・
リビシはオタク博士になるとかにすれば・・・
(⌒▽⌒)アハハ!私のことね(^^;
エンドクレジットのシーン・・・私は必要ないと思ったんだけど・・・どう思います?(^^;