「オナラは外で」・・・外へ出るまでに我慢できなくなって、思わず力が入ったりして実が出たらどうするんだ・・・
「息子より一日だけ長生きしたい」と願う母親。コーチからは「エゴ」だと非難されるが、これは言い得てると思う。実話ということがわかった時点で重みが出てきてはいるけど、障害者の内面を見つめるといった領域にまでは到達していないのではないかと感じてしまいました。ただ、自閉症とはどういった病気なのか、過去において動物園で捨てられそうになったというトラウマに気づいたり、言葉に出せないだけで自分の意思がしっかりと存在している点を明らかにしている内容は納得。
途中、コーチに感情移入してしまって、「物のやりとりという概念がない」自閉症のチョウォンから水をもらったシーンでは思わず涙が出てしまいました。それなのに母親のわがままのためにコーチを解任され、練習もままならぬ事態へ。ラストのマラソン大会を必死に止めようとする母親と、途中棄権した際の参加賞のメダルが不釣合いに見えてしまい、家族愛を感ずるよりもコーチが障害者を見る目が変わり人間として成長する過程の方に重きを置く物語にすべきだったのでは・・・と、後半には涙腺もクールダウンしてしまいました。
シマウマとチョコパイとジャージャー麺。忘れてならないのが「スモモ」の存在だ。スーパー、室内プール、地下鉄と出会った人が沿道で応援してくれるシーンはなかなかよかった。もちろん、チョ・スンウの演技力も素晴らしい。『フォレスト・ガンプ』よりは上で、『オアシス』よりは下というところでしょうか・・・
100万ドルの脚といえばマレーネ・ディートリッヒ、1億円の脚といえば朱里エイ子、1億円の足は福本選手・・・他にもいたかなぁ・・・・
★★★・・
「息子より一日だけ長生きしたい」と願う母親。コーチからは「エゴ」だと非難されるが、これは言い得てると思う。実話ということがわかった時点で重みが出てきてはいるけど、障害者の内面を見つめるといった領域にまでは到達していないのではないかと感じてしまいました。ただ、自閉症とはどういった病気なのか、過去において動物園で捨てられそうになったというトラウマに気づいたり、言葉に出せないだけで自分の意思がしっかりと存在している点を明らかにしている内容は納得。
途中、コーチに感情移入してしまって、「物のやりとりという概念がない」自閉症のチョウォンから水をもらったシーンでは思わず涙が出てしまいました。それなのに母親のわがままのためにコーチを解任され、練習もままならぬ事態へ。ラストのマラソン大会を必死に止めようとする母親と、途中棄権した際の参加賞のメダルが不釣合いに見えてしまい、家族愛を感ずるよりもコーチが障害者を見る目が変わり人間として成長する過程の方に重きを置く物語にすべきだったのでは・・・と、後半には涙腺もクールダウンしてしまいました。
シマウマとチョコパイとジャージャー麺。忘れてならないのが「スモモ」の存在だ。スーパー、室内プール、地下鉄と出会った人が沿道で応援してくれるシーンはなかなかよかった。もちろん、チョ・スンウの演技力も素晴らしい。『フォレスト・ガンプ』よりは上で、『オアシス』よりは下というところでしょうか・・・
100万ドルの脚といえばマレーネ・ディートリッヒ、1億円の脚といえば朱里エイ子、1億円の足は福本選手・・・他にもいたかなぁ・・・・
★★★・・
チョウォンがコーチに水を手渡すシーンは本当に感動的でした。
“何百万人が泣いた”とかいうコピーには拍子抜けすることが多かったんですが、今回は見事に泣いてしまいました。
あぁ、皆さんが感動しているのに俺は3点・・・
あまりにもコーチの存在が大きすぎました。
弟も良かったのですが、最後は母親と一緒に行動してたのがショックでした。
『オアシス』は、また違う障害ですが、
あの映画の衝撃は大きかったですね。
まだムン・ソリを知らなかったので
途中まで、あれが演技とは信じられなく、
それが彼女の演技によるものと分かったときは息を飲みました。
バッグを持って走る姿、愛らしかったです。
コーチ自身が変わっていく姿もまたよかったですね!
確かに最後にコーチ出てきてほしかったです。。。
自閉症の記憶能力に驚き、母親の手から離れるエピソードに涙しました。
最初は 棄てられた悲しみ、二度目は自立への卒業かな。
「おばあちゃんの家」を 思い出すシーンもあり、「6つの視線」を思い出す展開もあったりしましたが、現実を直視する韓国リアリズムのよさを感じました。
見ていて 心に重い課題を突きつけられました。
重いテーマですが、ヒステリックにならずに淡々と語るような映画でした。
みんなに見てほしい映画ですね。
コーチ・・・
彼が一番良かったと思ったのです。
だから残念で・・・
感情移入する人を選び間違うと評価が変わってくるという典型的な映画でした(俺にとって)。
>祐さま
韓国では障害者の扱いがまだまだ遅れている。
これを反省するために作られたのでしょうか。
『シルミド』や『殺人の追憶』もそうでしたが、韓国の良さを訴えるのではなく、自国文化の反省を描いた映画と言ってもいいような。
邦画ではこんな作り方にならないですよね~
このシーンに共感する方がコメントされてますね。
私も一番心に残っています。
コメントありがとうございます。
日が経つと、印象に残るシーンも限られてきますよね。
本文には書きませんでしたけど、サウナのシーンがなぜか残ってしまいました。
本当は右手を観客にタッチするところが一番なんですけど・・
珍しくサティで上演していましたね。
早く見ないと!とあせりました。
ラブストーリーでチョ・スンウのことが気になりこの作品も韓国で上演された時からとても楽しみにしていました。
序盤から中盤にかけてジーンときて涙する事もありましたが最後はなぜか物足りない思いがしました(でも、チョ・スンウのラストの笑顔は別でした)
韓国の作品でラストまで存分に楽しむ事ができる作品って少ないような気がします。
私もコーチとの関係をもっと描いて欲しかったと思います。
コーチが選んだシマウマ柄のシューズ(そう見えたのは私だけでしょうか)おおっ!っと思いました。