“Night and Day”と、マジシャンが操るタバコのマリオネット。ストーリーの各場面に現れるコペンハーゲンの航空写真地図。随所に展開される、不思議な世界に迷い込む斬新な映像が心地よかった。眠りに落ちる確率も高いのかもしれない・・・
運命の女性に出会う・・・恋人シモーネとのデートを放り出して、小説家の妻アイメに一目惚れするアレックス。シモーネとアイメは女優マリア・ボネヴィーの一人二役なのだから、結局は同じタイプの女性を好きになるということも表現し、人妻を好きになったら後戻りはできないことも隠喩しているのかもしれない。
最初は、SFチックにパラレルワールドにでも迷い込んだのか、周りの人間が共謀してアレックスをハメようとしているのかと考えてしまいました。ライターやローマ観光地図が伏線を為しているように、映画そのものの構成が作家アウグストの小説の中で動いているような気がします。「男と女の出会いのシーンをようやく考えついたよ」(不確かです)という彼の台詞と、マジシャンの映像で全てをサンドイッチする構成がまさしく「再構成」(原題:Reconstruction)を意味しているような・・・
多分、アウグストは自慢の妻を小説の中に登場させたくてしょうがない男。若者に妻を寝取られることも快感に覚える変な奴なのでしょう。そういう風変わりな人間じゃないと小説は面白くないですよね・・・
★★★★・
・恋に落ちる確率@映画生活
【あらすじ】カメラマンのアレックスは、父と恋人シモーネと食事中に抜け出して彼女と駅で待ち合わせる。しかし、そこで出会った人妻アイメに一目惚れし、追いかけて行って、ついに一夜を過ごす。次の日、アパートへ戻ると、自分の部屋が無く、住人も自分を知らないと言い、友人やシモーヌからも知らないと言われ・・・ |
運命の女性に出会う・・・恋人シモーネとのデートを放り出して、小説家の妻アイメに一目惚れするアレックス。シモーネとアイメは女優マリア・ボネヴィーの一人二役なのだから、結局は同じタイプの女性を好きになるということも表現し、人妻を好きになったら後戻りはできないことも隠喩しているのかもしれない。
最初は、SFチックにパラレルワールドにでも迷い込んだのか、周りの人間が共謀してアレックスをハメようとしているのかと考えてしまいました。ライターやローマ観光地図が伏線を為しているように、映画そのものの構成が作家アウグストの小説の中で動いているような気がします。「男と女の出会いのシーンをようやく考えついたよ」(不確かです)という彼の台詞と、マジシャンの映像で全てをサンドイッチする構成がまさしく「再構成」(原題:Reconstruction)を意味しているような・・・
多分、アウグストは自慢の妻を小説の中に登場させたくてしょうがない男。若者に妻を寝取られることも快感に覚える変な奴なのでしょう。そういう風変わりな人間じゃないと小説は面白くないですよね・・・
★★★★・
・恋に落ちる確率@映画生活
とっても感覚的に好きな感じなので、
ちょっと説明しにくい、というか感想が書きにくかったです(^-^;
>結局は同じタイプの女性を好きになるということも表現し、人妻を好きになったら後戻りはできないことも隠喩しているのかもしれない。
なるほどなぁ、って思いました。
変なこと書いて申し訳ありませんでした。
最初から、一人二役ということにした設定に意味があるんじゃないかという先入観で見てしまったため、こんなことを書いてしまいました。
冷静な目で見てしまうと失敗しそうな映画ですね・・・やはり感覚に頼らなければ・・・
純粋に、“なるほどなぁ”って思ったんです。
深い意味はないので(^-^;
前情報があったほうが楽しめる映画と、
前情報があると、面白みが減ってしまう映画と、
両方あるのでなかなか難しいですね。
ブログを読まさせていただきまして、
今初めて気がつきましたが、
アイメとシモーネは同じ女優さんが演じてたんですね。
私には二人が全くの別人に見えてました。(--;)
それがわかっただけでもう私には収穫でした。
本当にTBありがとうございます。(TдT)
・・・変なコメントですいません。
シネモンドで上映したんですよね、確か・・・。
これ劇場で見たら眠りに落ちる確率大だったかも。
指輪とかセリフとか、もう一度見直して確かめたかったけど、気力が~~~(泣)
しかも主演男優がどうしても○リラに見えてしまい、ワタクシ的には萌え要素が余りに少なかったです~。
デンマークは金髪碧眼が多いはずなのに、あの二人の男性・・・どっから連れてきたんだ!(怒)
4点も与えてるのに、肝心の内容を思い出せません。
シネモンドで観たんですけど、
かなりいい印象が残りました。
自分の感想を読み直してみても・・・「ネタバレしとけよ!」と怒鳴りたくなってきます・・・
この映画は公式サイトとかの解説を読まないと難しいですよね。一人二役についてはちょっと予習したから楽しめましたけど、それでも色々な解釈ができますよね。