京都を堪能できる映画かと思ったら、ロケ地は近所だった・・・
プロ野球選手から役者、格闘家、ラーメン屋、市長選へと波乱万丈すぎるほどの転身を見せる堤慎一がとにかく凄い。「山猿」という映画に対抗して、「THE有頂天時代劇」を作るというエピソードには笑ってしまいましたが、本物の映画『THE有頂天ホテル』にも出演していた伊東四郎が白塗りだったことも舞妓の伏線になっていたのかもしれません(爆)。
物語のメインでもありハチャメチャ感を盛り上げるのが、主人公鬼塚公彦(阿部サダヲ)。高校時代に京都へ修学旅行に行ったときに出会った舞妓さんたちのおかげで、すっかり舞妓マニアと化してしまい、写真を撮るだけでは飽きたらず、舞妓さんと野球券をするという夢を持つまでになっていた。阿部サダヲのハイテンションさにどこまでついていけるか心配でもありましたが、火に油注ぐきっかけとなった内藤貴一郎(堤慎一)のおかげでさらに不安は膨れ上がるばかり(汗)。
一見さんはご法度のお茶屋の掟のため、鬼塚の勤める鈴谷食品社長(伊東)に対してアタック。その後のモーレツ社員ぶりは特別ゲストの故・植木等の出演でもわかるように、60年代のクレージーキャッツ喜劇そのものという雰囲気でした(笑)。ライバルの出現によって、鬼塚が本来の目的を見失ってたような展開には飽きがくるのですが、有名人が最終的に政治家になろうとする社会派的な要素も面白いし、東京に残してきたはずの彼女(柴咲コウ)との再会や意外な血の繋がりといった泣かせる(?)要素もプロットとしては楽しめました。
全てがマンガ調なので、特に気に入ったのが新幹線が走るシーンで川の魚が飛び跳ねるところとか・・・細かなこだわり映像も面白かった。それに多少のウンチク・・・女子高生よりも身持ちが固いとか、銀座で飲むよりもリーズナブル!てか、銀座で飲むといくらかかるんだよ(自爆)
★★★・・
プロ野球選手から役者、格闘家、ラーメン屋、市長選へと波乱万丈すぎるほどの転身を見せる堤慎一がとにかく凄い。「山猿」という映画に対抗して、「THE有頂天時代劇」を作るというエピソードには笑ってしまいましたが、本物の映画『THE有頂天ホテル』にも出演していた伊東四郎が白塗りだったことも舞妓の伏線になっていたのかもしれません(爆)。
物語のメインでもありハチャメチャ感を盛り上げるのが、主人公鬼塚公彦(阿部サダヲ)。高校時代に京都へ修学旅行に行ったときに出会った舞妓さんたちのおかげで、すっかり舞妓マニアと化してしまい、写真を撮るだけでは飽きたらず、舞妓さんと野球券をするという夢を持つまでになっていた。阿部サダヲのハイテンションさにどこまでついていけるか心配でもありましたが、火に油注ぐきっかけとなった内藤貴一郎(堤慎一)のおかげでさらに不安は膨れ上がるばかり(汗)。
一見さんはご法度のお茶屋の掟のため、鬼塚の勤める鈴谷食品社長(伊東)に対してアタック。その後のモーレツ社員ぶりは特別ゲストの故・植木等の出演でもわかるように、60年代のクレージーキャッツ喜劇そのものという雰囲気でした(笑)。ライバルの出現によって、鬼塚が本来の目的を見失ってたような展開には飽きがくるのですが、有名人が最終的に政治家になろうとする社会派的な要素も面白いし、東京に残してきたはずの彼女(柴咲コウ)との再会や意外な血の繋がりといった泣かせる(?)要素もプロットとしては楽しめました。
全てがマンガ調なので、特に気に入ったのが新幹線が走るシーンで川の魚が飛び跳ねるところとか・・・細かなこだわり映像も面白かった。それに多少のウンチク・・・女子高生よりも身持ちが固いとか、銀座で飲むよりもリーズナブル!てか、銀座で飲むといくらかかるんだよ(自爆)
★★★・・
阿部サダヲ、すごかったですね。笑
TBさせていただきます♪
自分のblogに書くの忘れてたですが【山猿】と【THE有頂天時代劇】のロゴまで丸パクリが妙にツボに嵌りました(笑)
今回のは堤&生瀬が同じようにテンション高かったから面白かったけど、阿部サダヲだけだったら
浮いてしまって途中でシラけるかも…と思いました。
TBさせて頂きます~
『山猿』『THE有頂天時代劇』にも役者交えて色々なオマージュな感じが見られます。
生瀬勝久のハゲ頭はTRICKシリーズでは隠してたけどこの作品では見れて、
掲示板会話は『電車男』調になっていましたね(悦)
んで、この伏線は最後に持ってきたと・・・・
はじけてましたね~阿部サダヲ
途中から彼のおかげで疲れてしまうかと思ったけど、舞妓はんのおかげで和むこともできました。
>blog49様
あのハイテンションを続けられるとたまったもんじゃありません。祇園言葉の柔らかさのおかげでいい緩和剤となったかな。要らない部分も結構ありましたからねぇ・・・
>may様
山猿とTHE有頂天時代劇がとにかくツボでした。最近の邦画って、こうしたパクリやオマージュが多くなって楽しみが増えてきましたよね。
そうそう、堤&生瀬がいなかったら、あのハイテンションさには絶対についていけないですね~
>あきやす様
そっか、電車男のような掲示板画面と山田孝之。そういう繋がりがあったんですね。言われて気づきました(汗)
生瀬勝久のハゲ頭・・・あれは本物だったのですか?!
ううむ、おそるべし俳優魂。
>ゆかりん様
最近パチンコをよくやってるもんで、はねた魚は何匹だったか?などと、つい注目してしまうんです(汗)
細かなところをチェックすると、楽しさ倍増ですよね~
そうそう、魚が飛び跳ねるやつ・・・思い出しました!!
なんかサザエさんとかでCMに入る時とかに丸く抜かれたタマが出てくる画面みたいだなって思ってたんです(笑)・・・この説明でわかりますか?!
笑っちゃってました。
この作品正直呆れて笑った以外は誤算だらけでした。
忙しくラストラブ断念しましたが、正直ラストラブ観た方がまだ良かったと後悔先に立たずです。
多分全Blogの中で最低評価になるでしょうね・・・
宮藤官九郎は1度全ての経験をした上で脚本を書いた方が身のためでしょう。