「来年のチルソク（七夕）に会う」ことだけが彼女たちの願い。携帯もメールもない、今から見れば不便な時代に、これだけ純粋に高校生活を送った彼女たちに乾杯。「S・O・S」「あんたのバラード」「カルメン’77」とハートをわしづかみされっぱなしだった！
土曜日、映画祭ということで中高生もかなり多く満席。画面には主役の女の子たち、「ん？三田寛子か？」と思ってよく見ると、彼女が主役の水谷妃里嬢。中高生の観客はわかんないでしょう・・・「Aを狙ってんだ！」という樹里嬢の言葉に中高生が「Aって何？」とざわついた(笑)・・・わかんないことだらけなのね。そして「38度線」「戒厳令」「日本人嫌い」と、このテーマが出てくると、中高生諸君はさっぱりわからないのでしょうね・・・（そんなことで騒ぐな！うるさい！静かに見てろ！）。
無理もない話なのだ。思うにこの映画、中高生たちを啓蒙するための要素がかなり入っているように取れるのです。今でこそ韓流ブーム、日韓友好、サッカーのワールドカップと、仲良くしているのだから、20数年前における韓国人の日本に対する思いなんてわかりませんよね。で、中高生たちがわかりやすかったのは「韓国の女性って皆レズ？」とか、『幸福の黄色いハンカチ』だったようだ。しかも、山田洋次監督のこの映画のシーンでは、中高生たちがすすり泣いていた（学校で鑑賞会でもあったばかりなのかな？思い出しちゃったの？）。
映画としてのストーリーの組み立ても、さすが佐々部監督、脚本とも気持ち良かった。「5センチバックして」と「5番ゲート」の微妙な伏線も効いていたし、白黒とカラーの使い方も良かったです。映像では、緩やかなカーブのついた下り坂の商店街が良かった・・・『列車に乗った男』にもこのような商店街があった。
難点は、時代考証の小物。マジソン・バッグやスヌーピーも見たかったし、白黒テレビを見ている家庭にしては電子レンジが置いてあったり、カラオケはまだピークを迎えていない時代だったという、細かな点が残念。当時はまだ8トラックのカラオケの時代です。
★★★★・
土曜日、映画祭ということで中高生もかなり多く満席。画面には主役の女の子たち、「ん？三田寛子か？」と思ってよく見ると、彼女が主役の水谷妃里嬢。中高生の観客はわかんないでしょう・・・「Aを狙ってんだ！」という樹里嬢の言葉に中高生が「Aって何？」とざわついた(笑)・・・わかんないことだらけなのね。そして「38度線」「戒厳令」「日本人嫌い」と、このテーマが出てくると、中高生諸君はさっぱりわからないのでしょうね・・・（そんなことで騒ぐな！うるさい！静かに見てろ！）。
無理もない話なのだ。思うにこの映画、中高生たちを啓蒙するための要素がかなり入っているように取れるのです。今でこそ韓流ブーム、日韓友好、サッカーのワールドカップと、仲良くしているのだから、20数年前における韓国人の日本に対する思いなんてわかりませんよね。で、中高生たちがわかりやすかったのは「韓国の女性って皆レズ？」とか、『幸福の黄色いハンカチ』だったようだ。しかも、山田洋次監督のこの映画のシーンでは、中高生たちがすすり泣いていた（学校で鑑賞会でもあったばかりなのかな？思い出しちゃったの？）。
映画としてのストーリーの組み立ても、さすが佐々部監督、脚本とも気持ち良かった。「5センチバックして」と「5番ゲート」の微妙な伏線も効いていたし、白黒とカラーの使い方も良かったです。映像では、緩やかなカーブのついた下り坂の商店街が良かった・・・『列車に乗った男』にもこのような商店街があった。
難点は、時代考証の小物。マジソン・バッグやスヌーピーも見たかったし、白黒テレビを見ている家庭にしては電子レンジが置いてあったり、カラオケはまだピークを迎えていない時代だったという、細かな点が残念。当時はまだ8トラックのカラオケの時代です。
★★★★・
８回ぐらいみたかな？
マジソンバックでてませんでした？
また、スナックこらさにあったのは
8トラックのカラオケでは？
マジソンバック出てきてましたかぁ～気付きませんでした・・・（汗）
実は、注意力不足・・・もう一度確認したいなぁと思いつつ、フライイング・コメントしてしまいました。
8トラックのカラオケも出てきたんですか・・・（ドキドキ、全然見てないな・・・俺）
実は大学時代にキャバレーのバンドボーイのバイトをしていて、カラオケの流行の波が押し寄せてきたのが1980年になってからだと記憶しているのです・・・う～む、懐かしい。
確かにマジソン・バッグも８トラも出てくるのですが、あまりにもさりげなく置かれているので目立たないということです（それだけ違和感なく存在しているというカメラはすばらしいですねｗｗ）。
これを観て「さよならジュピター」とはえらい違いだと思ったのはいうまでもありません。あの映画ではさりげなく置いてあればかっこよかったはずのマックの包み紙とかがこれでもかというぐらいのカット割りで登場します。あれでは台無しですｗｗ
確かにカラオケの隆盛は大阪でも１９８０年ごろからだと思います（当時深夜徘徊をしていたので間違いないですｗｗ）。
この映画に関してはもう少ししたら自分のところでも書く予定なので今しばらくお待ちください。
ではでは！
２００３年５月に 山口県で封切りされた頃に映画を見に行こうかと思ったくらい、とても気にしていた映画だったので、金沢で見れるとは思っていませんでした。残念なのは パンフレットを買いそびれたこと。シナリオがちゃんと載っていたので ほしかったなぁと 後悔しています。
１２月にＤＶＤ発売ということなので、買おうかな。。。
そう言えば・・・買いました！900円！
そのマジソンバッグを確認するために！
まだ読んでなかったです・・・シナリオ。
このパンフも最後の一冊だったんですよ。
ラッキーだったなぁ～（まだ読んでないけど）
ようやくDVDが発売なのですね～
俺はレンタルするという方向で・・・
ありがとうございました。
『チルソクの夏』上映会 in わたしんちのページに
佐々部監督からメッセージが届きました。
ぜひ遊びに来て下さい☆
佐々部監督からのメッセージ！！！
すごいですねぇ・・・
記事も読ませていただきました♪
ビデオに録画したので、俺も7月7日にこっそり鑑賞しようかな・・・
その節は“inわたしんち”にいろいろ応援いただき
ありがとうございました。
「ほんと、感謝やった」って感じです。
７月７日はこっそり鑑賞されましたか？
第６回しものせき映画祭の新企画もぜひお楽しみ下さいね。
チルソクの夏のロケ地探索をしたかったのですが、準備不足で、断念しました。次回、あれば、なごり雪を歌った公園に行って見たいです。７月７日にいけると最高なんだけどなぁ。