第1作を観てから30年が過ぎた。
リンダ・ブレアの首が1回転したり、緑色の液体を吐き出したりするシーンは今でも覚えているのだが、メリン神父に関しては覚えていない。この映画はその彼が初めてエクソシストとなるエピソードであり、暗く悲しい過去を暴いていくストーリー展開なのだ。1のように観客を怯えさせるような映像ではなく、2のようにアフリカにおける悪魔の抽象的なプロット作りが近いのかもしれない。と、ほとんど記憶がないのに書いてもよいのだろうか・・・2における発掘場面やイナゴの来襲のようなそんなイメージがあるのです。
悪魔が憑りついた!とかいう怖さはそれほど無く、それよりもメリン神父のトラウマとなったナチスの残忍さの方がよっぽど怖く描かれている。キリスト教のとらえ方も面白い。ローマ帝国時代や20世紀のイギリスによる侵略・植民地化と布教が同レベルの扱いがなされていて、帝国主義批判の側面も見せているのだ。イギリス軍とケニア人のケンカ(戦争?)は圧巻で、虚しさだけが残る作り方は、まさしく反戦映画を感じさせるものがあった。
「神はいないぜ!今日は」という台詞が最期まで響く。悪魔だけがいるんだなと虚しくなってくるのだが、現代社会にもこの言葉を投げかけて、真に悪い奴は誰なんだというテーマを残してくれた。ユダヤ人に対しては同情的である描写が多いが、ひょっとしてキリスト教に対しても否定てきなのであろうか?
・alanさんが詳しい!
リンダ・ブレアの首が1回転したり、緑色の液体を吐き出したりするシーンは今でも覚えているのだが、メリン神父に関しては覚えていない。この映画はその彼が初めてエクソシストとなるエピソードであり、暗く悲しい過去を暴いていくストーリー展開なのだ。1のように観客を怯えさせるような映像ではなく、2のようにアフリカにおける悪魔の抽象的なプロット作りが近いのかもしれない。と、ほとんど記憶がないのに書いてもよいのだろうか・・・2における発掘場面やイナゴの来襲のようなそんなイメージがあるのです。
悪魔が憑りついた!とかいう怖さはそれほど無く、それよりもメリン神父のトラウマとなったナチスの残忍さの方がよっぽど怖く描かれている。キリスト教のとらえ方も面白い。ローマ帝国時代や20世紀のイギリスによる侵略・植民地化と布教が同レベルの扱いがなされていて、帝国主義批判の側面も見せているのだ。イギリス軍とケニア人のケンカ(戦争?)は圧巻で、虚しさだけが残る作り方は、まさしく反戦映画を感じさせるものがあった。
「神はいないぜ!今日は」という台詞が最期まで響く。悪魔だけがいるんだなと虚しくなってくるのだが、現代社会にもこの言葉を投げかけて、真に悪い奴は誰なんだというテーマを残してくれた。ユダヤ人に対しては同情的である描写が多いが、ひょっとしてキリスト教に対しても否定てきなのであろうか?
・alanさんが詳しい!
ちょっと「音」でビックリさせるシーンが多すぎたのが残念かも
もちろん「エクソシスト」の真似をする必要はないんですがね(^^;
トラバ返しておきます
サラのメイクがオリジナルそっくりでしたね。
公開されてみれば,結構評判が良いですね。
観に行きたくなりました。
かなりきついですよねぇ,神父だったときに言われるのって.
それにしても,やっぱり怖さよりもメリン神父の過去の方に
重点が置かれていましたよねぇ.
怖さがなかったのと,ジェームズ・ダーシーが活躍しなかったのが残念でしたわ.
(Blog内にリンク貼り付けていいですか?ここの.)
怖さは無いんですけどね・・・
雰囲気は大好きです。
『エクソシスト2』よりは上です!
>onox様
メリン神父の過去・・・きつかったぁ~あれは。
下手すると観客もトラウマに陥りそうな・・・それほどきつかったですわ。
リンクよろしくお願いします!
俺も貼っちゃいます。
記事とは関係ないことで申し訳ないです.
今後もよろしくです,はい.
あの場面自分だったらどうするんだろう・・・
とか考え出すと鬱になりそうなんで
やめておきますw
最初にローマ兵(?)が出てくるとか、ラストにメリル(メリンというのが正しいとは思いますが、なぜか私にはメリルと聞こえるのです。念のため・・)がバチカンにいるとか・・・、考えることが多すぎて、知恵熱状態で書いたものです(笑)。
ではでは!!
こちらこそありがとうございました。
これからもどんどん冷やかしに来てくださいな♪
>ジャス様
あくまでも映画の話にとどめておきたいですね。
真剣にとらえたらトラウマになりかねません・・・
>アラン様
確かに問題提起が多いような映画でしたぁ。
重いテーマが分散されすぎという気もしますね。
好きなんですけど、パンフがないとわけわかんなくなりそうです。。。
神父の過去とそれに絡んだ事件が非常に重い怖さです。
この映画、キリスト教の方が観た時、どう感じるのでしょうね?