悲しく重いストーリーなので感動できるはずなのに、何も感じ取れなかった。
いきなりの交通事故だった。しかも、車にかすっただけのようにしか見えなかったので、ヘレンは死んだのかどうなのかもわからなかったのです。そして、病院で緊急手術する場面から、いきなりヘレンは家に戻った。幽霊?それとも意識だけ浮遊して帰宅したのか?息子テリーは何かを感じ取ったようであったし、じいちゃんもいきなりボケが治ったようだけど、死んだにしては、家族は平然と暮らしているし、映像に変化がなかったのです。
家族それぞれの“夢”と“回想シーン”が交錯し、視点が誰のものかはっきりするのは夢が覚めてから。観る者からすれば、右脳で理解するよりは左脳を働かせて理解してしまう映画ですね。また、超常現象を信じない者であれば、この時点でつまらないと感じてしまうのです。息子テリーの持っていたトラックのおもちゃと、父ジョン(ピーター・ミュラン)がヒッチハイクしたトラックが同じであったのは唸ってしまったが、それほど意味を為さなかったのも残念。
家族への想いを感性豊かな子供たちが見事に演じていたし、ジョンの“帰る”という一途な行動だけは迫力がありました。観る前は、難民問題、介護問題などを取り上げた社会派映画かと思っていたけど、これでは正反対のオカルト映画に近いかもしれません。
★★・・・
いきなりの交通事故だった。しかも、車にかすっただけのようにしか見えなかったので、ヘレンは死んだのかどうなのかもわからなかったのです。そして、病院で緊急手術する場面から、いきなりヘレンは家に戻った。幽霊?それとも意識だけ浮遊して帰宅したのか?息子テリーは何かを感じ取ったようであったし、じいちゃんもいきなりボケが治ったようだけど、死んだにしては、家族は平然と暮らしているし、映像に変化がなかったのです。
家族それぞれの“夢”と“回想シーン”が交錯し、視点が誰のものかはっきりするのは夢が覚めてから。観る者からすれば、右脳で理解するよりは左脳を働かせて理解してしまう映画ですね。また、超常現象を信じない者であれば、この時点でつまらないと感じてしまうのです。息子テリーの持っていたトラックのおもちゃと、父ジョン(ピーター・ミュラン)がヒッチハイクしたトラックが同じであったのは唸ってしまったが、それほど意味を為さなかったのも残念。
家族への想いを感性豊かな子供たちが見事に演じていたし、ジョンの“帰る”という一途な行動だけは迫力がありました。観る前は、難民問題、介護問題などを取り上げた社会派映画かと思っていたけど、これでは正反対のオカルト映画に近いかもしれません。
★★・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます