必殺!ヴァンパイアのベッキンセールによる噛み付き吸血攻撃~
『ホステル2』の次は『モーテル』を鑑賞。山道に迷い込んで、寂れたモーテルに泊まらざるを得ない状況となった夫婦が快楽殺人を繰り返す異常者たちに遭遇してしまう・・・。あらすじを読んだだけでも、またこの手のホラー・サスペンス映画かとうんざりしがちなのですが、被害に遭う主人公は珍しく夫婦。一人息子を事故で亡くし、そのために妻は坑うつ剤を手放せなくなり、夫婦仲も険悪になってしまっているという、かなり大人な設定なのです。
そして快楽殺人を繰り返す異常者たちはスナッフ・ムービーを作り、暇なときに鑑賞したり、モーテルの4号室には次の獲物のためにそのビデオを見せるという変態なのです。『トワイライトゾーン』のようなオープニングから『リング』のような展開になるのかと思えば、やはり基本はヒッチコックの『サイコ』なのでしょうか。単純になりがちなプロットであっても、恐怖におののく演技や絶妙なカメラワークと編集テクニックによって、ニムロッド・アーントルという人はとても新人監督とは思えないくらいの映画に仕上げていました。
地下トンネルを発見し逃げ道を探すシーンでは『ディスタービア』も思い出させますが、なぜだかRPGのダンジョンを想像してしまいました。普段は方向音痴であっても、ここぞという時に真価を発揮するマッピング能力。デビッド・フォックス(ルーク・ウィルソン)にはそんな潜在能力があったような気がしました。もちろん彼の愛する妻エイミー(ケイト・ベッキンセール)にも火事場の馬鹿力を感じられたし、緊迫した中であっても愛を感じられる映画でした。
終盤の展開にはもうちょっと捻りがほしいところだったでしょうか。あくまでも被害者の恐怖を撮り続けるのが趣味ならば、警官を簡単に登場させたのは失敗だったかもしれないし、トンネルについて熟知しているはずの犯人が迷っていたようだし・・・。被害者が多すぎたため気を抜いてしまったのかもしれませんね。そして、ラスト・・・あそこでデイビーを生き返らせるのには愕然と・・・隣の客が大笑いしてた。
★★★・・
『ホステル2』の次は『モーテル』を鑑賞。山道に迷い込んで、寂れたモーテルに泊まらざるを得ない状況となった夫婦が快楽殺人を繰り返す異常者たちに遭遇してしまう・・・。あらすじを読んだだけでも、またこの手のホラー・サスペンス映画かとうんざりしがちなのですが、被害に遭う主人公は珍しく夫婦。一人息子を事故で亡くし、そのために妻は坑うつ剤を手放せなくなり、夫婦仲も険悪になってしまっているという、かなり大人な設定なのです。
そして快楽殺人を繰り返す異常者たちはスナッフ・ムービーを作り、暇なときに鑑賞したり、モーテルの4号室には次の獲物のためにそのビデオを見せるという変態なのです。『トワイライトゾーン』のようなオープニングから『リング』のような展開になるのかと思えば、やはり基本はヒッチコックの『サイコ』なのでしょうか。単純になりがちなプロットであっても、恐怖におののく演技や絶妙なカメラワークと編集テクニックによって、ニムロッド・アーントルという人はとても新人監督とは思えないくらいの映画に仕上げていました。
地下トンネルを発見し逃げ道を探すシーンでは『ディスタービア』も思い出させますが、なぜだかRPGのダンジョンを想像してしまいました。普段は方向音痴であっても、ここぞという時に真価を発揮するマッピング能力。デビッド・フォックス(ルーク・ウィルソン)にはそんな潜在能力があったような気がしました。もちろん彼の愛する妻エイミー(ケイト・ベッキンセール)にも火事場の馬鹿力を感じられたし、緊迫した中であっても愛を感じられる映画でした。
終盤の展開にはもうちょっと捻りがほしいところだったでしょうか。あくまでも被害者の恐怖を撮り続けるのが趣味ならば、警官を簡単に登場させたのは失敗だったかもしれないし、トンネルについて熟知しているはずの犯人が迷っていたようだし・・・。被害者が多すぎたため気を抜いてしまったのかもしれませんね。そして、ラスト・・・あそこでデイビーを生き返らせるのには愕然と・・・隣の客が大笑いしてた。
★★★・・
こちらにも、、、、
いやーん、これほんとラストに愕然でしたよ~(笑)
最初のコンセプト 自分がいま泊まってる部屋で殺人が!?っていうのをビデオで知るっていうの
が良かったケド
最後になるに従ってダメダメになっちゃって
(ってわたしは思っちゃいました)
だってあそこでルーク、生きてないでしょうフツウ(笑)
ラストもっとなにか欲しかったですー
賛否両論の原因はラストですよね。
設定も面白いし、緊迫感もかなり味わえたし、終盤直前までは文句なしだったのに・・・
その部分、『マイティ・ハート』と比較しちゃ失礼ですよね・・・危うく書きそうになったけど(汗)
ラストに捻りを加えたり、複雑な展開にしなくて逆にちょうどいいんじゃないかなぁ、と思います。
「まともなB級らしいB級映画」・・・いい表現ですね~。今年はB級映画の当たり年なのかもしれませんよね。
最後の捻りが欲しいと書いたのは、生き返らせたことへの反発・・・かな。
コメント&TBおおきにです!
「8mm」はニコラス・ケイジ主演の作品ですね。
未見ですが・・・・。ちょっと物足りなさを感じたのは、やはり結末がハッピーエンドだからなのか?
スナッフ・フイルムを題材にした作品は結構
あるんですね。この作品でこのフイルムの存在を
知りました。このフイルムのことは、気になりますね。裏社会に存在するのかどうか?興味をちょっと持ってしまいます。
大笑いしていた客がいたように、あのラストはいただけませんでした。ホラーのすべてには当てはまるわけじゃないけど、簡単に生き返らせちゃダメですよね。
スナッフ・フィルムについては、その存在だけで気味が悪いです。たしか、殺人ではないけど、家を燃やしたビデオを撮っていた奴がいたとか・・・とりあえず、科学捜査は進んでるのですぐ犯人は捕まると思うのですが・・・・どうなんでしょうね。
確に人生は、その時々の決断・選択の積み重ね。誰かのせいにするべきではないし、責任を持つ方がいい!
エライ!
しか~し!
①仕事に全力投球で家庭サービスをせず②子供を失い妻はソウウツ病で離婚協議中③ソノ妻と、妻の両親の結婚記念パーティーに出席④500キロをソノ妻と車で二人旅(運転交代せず)⑤高速が事故渋滞、高速を降り、道に迷う⑥アライグマを避け、事故りそうになり車が故障⑦妻が止めても、大音量で悲鳴が響くモーテルに宿泊決定でドツボ!
ミスりすぎ・・迷わず離婚です(笑)
そうか~モーテルに到着する前の事件をまとめるとそんなにすごいことになってたんですね。
まぁ、泊まってしまえば仲直りできるかも!なんて甘い妄想を抱いてしまったのでしょうかね・・・