これじゃフェリーニになっちゃうよ。
自虐的パロディは健在だったし、今回は映画界の内幕や製作過程をも楽しめるし、終始クスクスと笑える雰囲気となった。「スピルバーグが見にくるかもしれない」「安息日には来ないよ」などといった映画関係者ネタも多く、映画ファンなら確実に笑えるところでしょう。また、プロデューサーと製作会社、監督・俳優とエージェントなど、思わず膝を叩いてしまうほど納得する場面もありました。劇中劇というか、映画の製作過程を暴露するかのような映画はこれまでもありましたが、監督が失明してしまったらどうなるのか?という、ある意味、実験的な内容でもあったかと思います。これには、ベートーベンも最後には耳が聞こえなかったという屁理屈で対抗するアレンも面白かったです。
ハリウッド映画くらい目が見えなくても平気だ!というくらい、ニューヨーカーの監督は誇りが高い(これも自虐的か?)。元妻エリー(ティア・レオーニ)とは不倫の末逃げられたという過去のため、ビジネスとケンカが交互に飛び出す会話。しかし、徐々にエリーへの思いが甦ってくる監督ヴァル。息子との確執や元妻への愛といった、愛をテーマにしたものかと思っていたら、ラストの落ちで大爆笑に誘われてしまうのです。しかし、この映画をカンヌ映画祭のオープニング作品にするんだから、ウディ・アレンの度胸もたいしたものです。フランス人の反応を知りたいところだ・・・
ちょっと気になる点・・・6,000万ドルの制作費ってのが・・・・
★★★・・
自虐的パロディは健在だったし、今回は映画界の内幕や製作過程をも楽しめるし、終始クスクスと笑える雰囲気となった。「スピルバーグが見にくるかもしれない」「安息日には来ないよ」などといった映画関係者ネタも多く、映画ファンなら確実に笑えるところでしょう。また、プロデューサーと製作会社、監督・俳優とエージェントなど、思わず膝を叩いてしまうほど納得する場面もありました。劇中劇というか、映画の製作過程を暴露するかのような映画はこれまでもありましたが、監督が失明してしまったらどうなるのか?という、ある意味、実験的な内容でもあったかと思います。これには、ベートーベンも最後には耳が聞こえなかったという屁理屈で対抗するアレンも面白かったです。
ハリウッド映画くらい目が見えなくても平気だ!というくらい、ニューヨーカーの監督は誇りが高い(これも自虐的か?)。元妻エリー(ティア・レオーニ)とは不倫の末逃げられたという過去のため、ビジネスとケンカが交互に飛び出す会話。しかし、徐々にエリーへの思いが甦ってくる監督ヴァル。息子との確執や元妻への愛といった、愛をテーマにしたものかと思っていたら、ラストの落ちで大爆笑に誘われてしまうのです。しかし、この映画をカンヌ映画祭のオープニング作品にするんだから、ウディ・アレンの度胸もたいしたものです。フランス人の反応を知りたいところだ・・・
ちょっと気になる点・・・6,000万ドルの制作費ってのが・・・・
★★★・・
フランス人も寛大なのか、それともウディ・アレンが好きなのか・・・日本人をこばかにした映画でも作ろうものなら総すかんを食っちゃいますよね(笑)
今年日本で公開された「マッチ・ポイント」はとてもアレン作品とは思えないほどでしたが、これからも変化していくんでしょうね~楽しみです。
よろしくお願いします☆
これ、すごくおもしろかったです。
カンヌ映画祭のオープニング作品とは
知りませんでした。
すごい・・・勇気ありすぎですね^^;;
すごいですね~
俺もかなり笑ったほうなんですけど、フランスネタにちょっとやばいかな・・・などと思ってしまって。
フランス人がもろ手を上げて喜んでいたのなら加点をしたかったところなんですけど・・・もう遅いですよね(笑)先に調べておけばよかった。
テレビで放映する頃にはもう一度観たいです。
DVD購入を機に記事にしてしまいました。
僕はこの映画大好きで、昨年のマイベストで2位にしてしまいました。
こんなにちゃんと笑えたアレン映画も久しぶり。
T映画ネタでは、V映画の監督がピーター・ボグダノヴィッチに決まって、「あいつはイイ奴だからうれしい」なんていうセリフもニヤリと・・・。
俺もそれが知りたいのですが、
フランス人にも受けてたらしいですよ。
まぁ、しゃれがわからないと厳しいんでしょうけど、
外人も多かったってことなのかなぁ~
ウディ・アレンのことを嫌いな人っていますよね・・・
多分、彼の映画を連続して見ると飽きるかもしれないし、たま~に観ると、実に爽快感があるんですよね。
好感度は男女差があるのでしょうか・・・
もちろんクスクス笑いっぱなしだったんですけどね~。
多分生理的にウディのしゃべりが苦手なんでしょうね。
ゴメンネ、ウディ(笑)
★5つ!
最終的にはフランス映画をばかにしてるかどうかというところの判断なのでしょうね・・・
いやいや、それでもかなり笑ってしまいました。
映画館でまわりを気にせず笑えたのは『ルビー&カンタン』以来だったかも(笑)
>カヌ様
フランス人の感想を聞きたくなりませんでしたか?(笑)
ラストの落ちは予想ができませんでした・・・やはりこれがいいんですよね。
ったのは、いつぶりだったやらw
終始笑いの絶えない映画でしたね。何よ
り監督の知謀ぶりが伺えて、思わず最後は
「ニヤリ」としちゃいました♪
たましょくの中では、上半期数少ない5
つ★映画でした♪