しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

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綺麗な色

2013年06月21日 14時10分32秒 | 資料
吉岡幸雄先生の綺麗な色が10年以上前から好きでした

柏原の西垣邸で膝詰めでお話してからは吉岡先生まるごと大好きになりまして、

ちょこちょこ講演会に出かけています。

今年は染め司よしおかから
葉書が届き、映画「紫」を見に神戸まで出かけました。

もちろん先生の舞台挨拶のある日です。

で、買いました!



へへへ



サイン入りだよ!

松居直氏や豊田氏や梅田氏など絵本関係の方のサイン本はたくさんあるんだけどね。




帯の裏面に書いてある色聞いたことありますか?

私は「赤」の部の「朱華(はねず)」の話を師匠の康子先生から聞いていたので

そこから読み始めましたよ。


いただきました。

2013年04月03日 16時22分52秒 | 資料
お友達のご主人が送って下さいました。
志村ふくみさんの新聞記事です。


好きな作家さんなのでとても嬉しい!!

最終回まできちんと揃えてあり、

私では無理なのでよけい嬉しかったです。

何年か前一人で滋賀まで展示会見に行ったよなあ。

これ、ほしい後輩ちゃん、いる?

クリスマスと言へども・・

2012年12月24日 14時24分52秒 | 資料
世間ではクリスマスで、

昨日は1万円以上の高いケーキがよく売れたとか・・

我が家はさぼっていた年賀状の印刷で

老人二人はくったくた!

私は昨日午前中、高源寺さんを尋ねて

技術者協会に注文いただいた、経文包みの柄を決めたり、

古文書の寸法を聞いたりして・・・・

正座せざるを得なかったので・・・・だってー!お寺だもの・・

腰に癌持ちのわたしは・・・・

ものすごーく、くったくた!

これが、見せていただいた高源寺に残っている縞帳です。





年号をみても、復興されたあとの縞みたいだけれど、

こんな縞帳は初めてだったので

感激!

ご住職に為になるお話もいっぱい聞いて

老人でもまだまだ頭に入れることはあるのだなあと

はい!日本の、丹波の、歴史の勉強したくなりました。

足立康子先生の本が出版されまーす

2012年07月13日 16時53分32秒 | 資料

加古川で丹波布を制作されている藤原さんや、北星社の吉田さんの努力で

康子先生の本「丹波布に魅せられた人・足立康子さん」が

先生の米寿を記念してこの秋10月24日に出版されます。

7月15日(明日)の丹波布の里まつりでも

そのお知らせを配ることになりました。



大きい写真にしました!

文字までよく見えるように!

丹波布が甦って60年近くずーっと関わってこられた

師、康子先生と丹波布の物語です

出版されたら、是非買ってくださいな。




金子貫道・三八子夫婦の布

2012年06月26日 18時49分32秒 | 資料
昨日、仲良しさん  と加美町の笹倉工房を訪ねました。

笹倉徹さんは兵庫民芸協会を紹介していただいた方で

近くでは、柏原のイタリアンのお店「オルモ」のテーブル、椅子等、

また、あの瀬戸内寂聴さんの文机も作られた木工藝家です。


笹倉さんのお宅にある、丹波布を見せていただきに・・・

加美町をぐるぐるまわって・・・・

到着!・・「痛い!」・・ちょっとしたアクシデントもありましたが、

工房では、「かんな」の数に驚き、

山裾のお宅にまで厚かましく・・・・。


民芸の作家さん、職人さんの作品もたーくさん飾ってありましたし、

金子貫道・三八子さんの丹波布もいーっぱい、見せていただきました。






沢山の良いお話を聞かせていただき、

兵庫民芸の会報や、

金子貫道さんの息子さんの文章のコピーまでいただきました。




でも、私が一番感動したのは、

座らせていただいた、笹倉氏の作品、椅子の

「座っている感じさえ忘れる座りここち」でした!

これが、民芸かあ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

これは、無理だ!

こんな、作品は一生かかっても私には作れない!



優しい奥様に見送っていただき、

(奥様の大変さと偉大さも痛感!)


感動と落ち込みが同時に出入りする複雑な胸の内と、

ピリピリ痛い腰を抱えて・・・・


私ときたら・・・・・



「古時計」の大きなオムライスをたいらげたのでした。








康子先生のおうちで見つけた!

2012年03月03日 20時49分41秒 | 資料


足立康子先生のお宅で「丹波布の栞」なるものを見つけました。

たーくさんあったので、

あおがき丹波布工房で50冊くらい、買いました。

1冊50円也で!

発行日が定かではありませんが、

丹波布 上村六郎 という文が

昭和31年9月に黄鐘庵にて識す。となっているので、

その前後ではないかと思います。

内容は 丹波布・・・・・・・・・・上村六郎
    糸紬ぎ歌(古謡)
    丹波布賦・・・・・・・・・田村菁斎
    丹波布の美・・・・・・・・柳宗悦
    丹波布のあとを訪ねて・・・上村六郎
    丹波布
    丹波布年表
    文部省指定無形文化財丹波布・・丹波布技術保存協会
    丹波布技術保存協会役員
    あとがき
になっています。

実物に赤線引くのがいやだったので、コピーを読んでたら

えーーん!実物が消えちゃったよー!

工房までひとっぱしり、貰ってこなくっちゃ!!


私の職業は?

2012年02月18日 21時26分23秒 | 資料
夫は私たちのことを「丹波布の作家」といいます。

私はプロフィールに「丹波布工人」と書きました。

何故かと言いますと



昭和57年の「丹波布技術保存会会則」に



ほら、本会は工人をもって組織し・・・と書いてあるでしょ

なーんか、かっこいいな、と思ったのよ。

で、それからは、職業の欄に「工人」と書くことにしたんです。

しかしながら・・「工人」って・・・





柳宗悦氏の『民芸の趣旨』には・・・

個人作家は民芸に方向を与える手本になり僧侶で、職人は平信徒であっていいので、これらの結合が大事・・・・

職人なのかなあ

うーーん、よけい、わからなくなった!



辞書には「工人」・・中国の工員、職工
    「職人」・・手先の技で物をつくる職業の人
    「作家」・・芸術作品を作る人
             
まいった!工人がちょっと違う・・・

どなたか、我々の職業の名前を教えてくださいませんか

夫は「自分の意志で自分の手で作品を作るのは作家だ!」といいます。

でもお、芸術作品まではまだまだ無理!