しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

人気ブログランキング


人気ブログランキングへ

綿がたくさん採れました!

2012年12月03日 20時18分43秒 | 棉を育てる
先日、収穫した綿を「あおがき和棉の会」に

届けてきました。

大きな紙袋にふたあつ!

種を取って・・・・・も

1,5㌔以上ありました!!

で、棉の木ですが・・・・



ブッヒョンちゃんのいた小屋の中にて

逆さ吊りになりながらも、少しずつまだ噴いてござりまする。

今日のお仕事は黄色い経糸を枠にとります。

どうしてこんなに腕を回す仕事が多いかなあ!

結構沢山採れたじゃない

2012年11月10日 14時53分09秒 | 棉を育てる
昨日、雨が降る前に、キウイの収穫をしました!

かごの底ですが・・・21個

採れました!!



キウイは鳥たちが食べないので助かります。

いつ頃・・・食べられるかなあ?

早く、やわらかくなあれ!!



棉の実は夫が頑張って、種を取ってくれています。

わたももが割れて、中の綿がふくらんで、



この棉を種と綿に分けてくれているのです。



この道具を棉繰り機といいます

大きな紙袋にいっぱいになりました!



でも・・・・軽いっさ!!・・・綿だもの!


カメラ到着!

2012年10月29日 20時19分57秒 | 棉を育てる
やっほー!

待ちかねていたカメラ

康子先生の出版記念展示会も、お祝いの会も

みーんな終わった頃に!我が家に到着しました!

なんて間の悪いやっちゃ!

それがこの「ちょびっとピンク」ちゃんです



もう一つのブログがつながらないようなので、

撮したお花も載せてみよ。



これは、直ちゃんと枯鉄君のお墓の上のサザンカ!



これは、群生してしまったホトトギス!

秋も深まり、もうすぐ庭の花も終わりに近づいています。

体調も悪く、忙しくもあり、カメラも壊れて

ブログもお休みしていたけれど

綿の収穫は楽しみでしたよ。 ほら!もうこんなに!



今日は朝から紅葉のお寺「高源寺」に小物や反物を持って行きました

帰ってきてからも身体の調子が良いので

ほんっと、久しぶりに織機を踏みました!!

ふと、隣の織機を見ると・・・・・



なにすんの!ちっぽちゃん!

私の布(織りの途中・・)は猫のハンモックになりさがっておりました・・・

掛けていた布・・・裏だわ・・どうやってひっくり返したのだろう?

わたもも!

2012年08月19日 08時57分30秒 | 棉を育てる
畑の棉が私の背丈よりもでっかくなっていました。



夫がてっぺんの芽を摘んでこれ以上大きくならないようにしてくれました。



眺めていると「ありゃ!」



葉っぱがくるりと巻き込まれています。

中に・・・・

やっぱり!


わかります?

葉巻虫?おとしぶみ?

とにかく、こいつは逃げ足の速い棉の大敵なのだ!

けど・・・・・

あ!こんなのもいっぱい!



この中に・・・・・



これが「わたもも」と呼ばれる棉の実です!

今年も沢山出来てくれそうで・・・

うれし!




棉の花が咲きました!

2012年07月29日 21時33分05秒 | 棉を育てる
先日の染めの続きはちょっと待ってくださいね。

体調を崩していました。

なにせ、癌患者ですので、元気なときは元気な病人!なんですが、

体調を崩すと、どっと、病人らしくなっちゃうようです。


で、久しぶりに畑に出たら、やっほー!



和棉の花がさいていましたの!

コットンのように大きくはないけれど、

葉陰にそっと咲くんだよ。かわいいでしょ。



これは、昨日咲いた花、枯れる時までかわいいよね。

(枯れる姿の一番はオダマキだけど、棉もいいねえ。)

全体の姿も、ほれ!



大きくなって、手前の春菊をようやく追い越しました!

今年も沢山「棉桃」が実って、

たくさんの「わたばな」が開きますように!

「棉の花」「棉桃」「わたばな」・・・・

わっかるかなあ?!

順調に育っています

2012年06月22日 21時56分54秒 | 棉を育てる
大雨がやんで、畑へ・・・・

こんな日は「ヒル」が出るかも・・・・

長靴にも、帽子にも石灰をふってヒル避け!

あら、



棉は順調に大きくなっていました!

これで、青垣和棉の会にも威張っていけるかも・・・

そう!ついに、青垣和棉の会に入会しましたの!

とうとう、自分で弓打ちするのをあきらめたって事ですわ。


ついでに・・・



茜ちゃんも、かわいい、芽を出していました。

これが、3㍍程も伸びて「痛痛」の「がさがさ」の草になるなんて

想像がつかないくらいかわいい今の茜です。

本葉だ!

2012年06月14日 13時36分11秒 | 棉を育てる
畑に出てみると、

なかなか、育たなかった棉の双葉が

本葉になっていました。



これから、雨ごとにずんずん大きくなって

可愛い花を咲かせてくれることでしょう

一昨年は、違いをアップするために

和棉の隣に、コットン(米棉)の一種の茶棉を

植えていましたが、

純粋のこの地の和棉に育てたいので、

今年は我が家の和棉の種のみを植えています。

綿と棉

2012年05月31日 22時09分48秒 | 棉を育てる
三河木綿を検索して、

綿の弓打ちを調べ・・・・

すぐに、したくなるのが・・私

小さい弓で・・どうも、うまくいかない・・



なら、大きい弓にしたら、どうかな?



うーーーーん、

木槌でたたいてみたけど・・・うーーーーん、

うまくいかなかったので、

カーダーで、そろえると・・・

らしくはなったけれど・・・

ふしのある糸にはなったけど・・・

細く紡ぐのは難しい!

棉を綿にするのはたいていではないぞ。

畑にはこんなに可愛い棉の双葉ちゃん!



カタツムリに食べられる前に木酢をかけました。

さあ、カタツムリやオトシブミとの戦いが始まります!

我が家の畑で採れました「和綿」です。

2012年05月25日 15時20分40秒 | 棉を育てる
朝起きてみると

昨年採れた和綿を夫が綿繰り機にかけていた。



ふんふん、しばらく綿繰り機は、

和棉の会に貸してあげてたからね。

ようやく、種取りをしてくれるのね。

ありがたい!自分の綿で糸を紡げる・・



ほら!良い棉じゃない!?

と思っていたら・・彼の必要な物は

こっちだった!



「綿の種を蒔く時期がきとるやろうが!」

「へへー旦那。ありがたいこってす。」

5月のはじめの我が家の朝のことでした。

しまぬきの棉

2012年01月20日 21時24分18秒 | 棉を育てる
   「丹波布」に使う糸は手紡ぎの糸です

   糸車を使い、綿から紡ぎます。

   綿は、特別に「丹波布」用の綿を購入します。       

   が、綿も海外から輸入されています。


   「しまぬき」は地棉で織られていた、

   鈴木尚夫『民芸の旅 西日本編』で小谷次男さんが語られていました

     そこで、

   我が家の畑でも、少しずつ棉を育てています。



   もちろん、「和棉」です。コットンではありません。

   コットンは米棉(べいめん)といい、大きく育ち、実も大きく

   繊維は長く糸にも紡ぎやすいのですが、

   こだわりの和棉はアジア棉といい、

   昔からこの地で作られていた地棉で、
  
   小さな実が下を向いてそっと開き

   繊維は短いものの、かわいい綿花を作ってくれます。