しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

私の職業は?

2012年02月18日 21時26分23秒 | 資料
夫は私たちのことを「丹波布の作家」といいます。

私はプロフィールに「丹波布工人」と書きました。

何故かと言いますと



昭和57年の「丹波布技術保存会会則」に



ほら、本会は工人をもって組織し・・・と書いてあるでしょ

なーんか、かっこいいな、と思ったのよ。

で、それからは、職業の欄に「工人」と書くことにしたんです。

しかしながら・・「工人」って・・・





柳宗悦氏の『民芸の趣旨』には・・・

個人作家は民芸に方向を与える手本になり僧侶で、職人は平信徒であっていいので、これらの結合が大事・・・・

職人なのかなあ

うーーん、よけい、わからなくなった!



辞書には「工人」・・中国の工員、職工
    「職人」・・手先の技で物をつくる職業の人
    「作家」・・芸術作品を作る人
             
まいった!工人がちょっと違う・・・

どなたか、我々の職業の名前を教えてくださいませんか

夫は「自分の意志で自分の手で作品を作るのは作家だ!」といいます。

でもお、芸術作品まではまだまだ無理!






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4 コメント

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Unknown (ユリロン)
2012-02-22 17:50:59
私の個人的見解としては
商品を作るのが職人
作品を作るのが作家で、その作品とはオリジナリティーのあるもの

工人ね・・・・
規約を決めた時どうしてその言葉を採用したのかしら?
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職業 (はなもようからユリロンへ)
2012-02-29 18:16:12
なんというか・・・商品でもあり・・作品でもあるでしょう・・・。注文の縞もおるし・・・、自分のオリジナルもあるし・・
、古い縞帳や、復興柄も織るし・・・。
職人の域にも、作家の域にも達していないようだけど、売れるもの作るから、プロではあるわけで・・・。あー、難しいわね。
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はじめまして (かあかなお)
2014-01-23 22:26:53
はじめまして。
糸や綿に興味があり
こちらのブログに出会いました。
病をかかえておられながらも毎日がキラキラしておられるご様子に深い感銘を受けました
擦り切れそうな毎日に糸ぐちが見えました
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Unknown (はなもようからかあかなおさんへ)
2014-01-24 10:37:22
はじめまして!たまにしかアップできないずぼらなブログですが、みてくださってありがとうございます。
コメントが入っていると嬉しくて頑張ってアップしようと張り切ります。これからもよろしくおねがいします
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