C96で見聞きしたことの補足、というか拾遺。
一日目、設営が倒壊した某サークル。砲雷撃戦などでも凄いなあと見上げていたモノだが、正直のところ、倒壊する危険性にまではこちらも考えが及ばなかった。グッズ系のサークルでは目よりも上の高さ(当方、身長182センチ)まで頒布物を積み上げているサークルは他にもある。認識を変えなければならない。某サークル主、風が吹いたので倒れたと主張しているそうだが、本当だろうか。配置を確かめると、たしかに南1ホールの出入り口に面している。その向こうはトラックヤード、さらには海に面している。
だが、強度に十分注意して設営していたとして、その強度を上回るほどの風が、あの日南ホールを吹き抜けただろうか?
二日目、エジプト文明堂さんの待機列での出来事。待機列が進んで「列の途中」のカードを持って立っていると、サークルスペース前から伸びる列の末尾に外国からの参加者が並ぶのが見えて、アレはまずくないかなあと怪しんでいたら、私の隣に並んでいた人物がすかさず近隣のスタッフに声を掛けて注意するように促していたのがナイスプレーだった(思わず、ナイスプレーと声を掛けてしまった)。
外国からの参加者であることが明白だったので間違いは仕方がないよね、とは彼の弁でこれには私も同意する。問題なのは促されるまで「トラブルの芽」に気が付かなかったスタッフで、いったい何を見ていたのと疑問に思う。この時、待機列をコントロールするために3~4人のスタッフが貼り付いていたのに。
今回のコミケは、とにかく準備会スタッフが希薄という印象だった。