窓際ってあったかい

物作りがしたい。
そう思ってこの研究室に入りました。
実験機器のほとんどを自作しているここならきっといろんな物が作れるだろう。
今まで教科書でしか学べなかった実感の無い学問。
そんなものともおさらばだ！
ところが
研究室に配属された最初の1年
自分を含めてメンバーは三人
一人は実験機器のハードウェア担当
もう一人は実験機器のソフトウェア担当
余った自分は総括(データ整理、報告書作成、後ろから見守る係り)
結局、去年は自分の考えていたような研究活動ではなかった・・・
ゴミだし水やり掃除に買い物・・・
しかし、今年こそは！
2人の仲間は卒業
自分は院へ進学(就活の先延ばしなんかじゃないんだからね)
頼れるものは先輩ただ一人
しかし、だからこそ自分の出番も増えるはず！
そう思っていた時期が私にもありました。
新学期早々、外国人学生(正確には高専の先生兼学生)が新メンバーに加わる。
この人ハードウェア、ソフトウェア共に両立のできるガチのプロ
簡単な回路なら10分くらいで作れる。
さらにOBの先生も参加。
ハードもソフトも経験も豊富。ってか研究システムの中枢を作った本人
そして後輩2人が追加
学力が自分の1.5倍、研究室への遅刻も現在０！
(当時の自分は1年間遅刻し続けましたサーセンｗｗｗ)
工学機械の資格も持ち、内定も決まっっているのでとってもフリー！

そうして
気づけば私の席は窓の側
今日も日がな一日、好きなお茶をすすりながらデータ整理とプログラムをデバグしてます。