この月日を迎えると 忘れては、いけない東日本大震災です。
妻と二人 荒川区東日暮里で ちっちゃな電気屋を細々と 地域の皆様に支えられ 今日に至る こうわでんきです。
震災後10日くらい 経った 5年前のある日の話です。
地震後は、緊急参集で 消防団格納庫へ 駆け付け、日付が替わって かなり過ぎた時刻に帰宅し 軽く食事をしようと思っていた時、いつもお店番をしている妻が 話始めました。
震災後、当店みたいな 街の小さな電気屋にも 乾電池、ラジオ、懐中電灯など 初めてのお客様が 沢山いらっしゃいました。
どの商品も在庫が尽き 発注しても中々入荷しない状態でした。
20代後半の女性で 初めてのお客様「乾電池、ありますか?」
妻「はい、本日 少しですが 入荷しましたので! 何本 御入り用でしょうか?」
お客様「出来るだけ、、、」
妻は、何かを感じたのか?
「何か 特別な事でも、、、?」
お客様「私、、、宮城県出身で 宮城に持って行きたいんです。」
お客様「これから 食べ物を購入したいけど カップラーメンとかは、完売で 全く無いんですよ」
それから 家族の安否は、昨日 確認出来たのですが 他の親族、友人たちとは、連絡が取れない、などと少し話をして
ふと、思った妻は、
お店に買い置きしてあるカップラーメンが あったかも? と、思いだし
「ごめんなさい、一つしかないけど 宜しければ お持ちください、」と、手渡したそうです。
お客様は、「えっ?、」
と言いながら カップラーメンを受け取り
「ありがとうございます・・・」と
そして その一つのカップラーメンで 泣き出してしまったそうです。
ふと、5年前の ある日の出来事を思い出してしまいました。
妻と二人 荒川区東日暮里で ちっちゃな電気屋を細々と 地域の皆様に支えられ 今日に至る こうわでんきです。
震災後10日くらい 経った 5年前のある日の話です。
地震後は、緊急参集で 消防団格納庫へ 駆け付け、日付が替わって かなり過ぎた時刻に帰宅し 軽く食事をしようと思っていた時、いつもお店番をしている妻が 話始めました。
震災後、当店みたいな 街の小さな電気屋にも 乾電池、ラジオ、懐中電灯など 初めてのお客様が 沢山いらっしゃいました。
どの商品も在庫が尽き 発注しても中々入荷しない状態でした。
20代後半の女性で 初めてのお客様「乾電池、ありますか?」
妻「はい、本日 少しですが 入荷しましたので! 何本 御入り用でしょうか?」
お客様「出来るだけ、、、」
妻は、何かを感じたのか?
「何か 特別な事でも、、、?」
お客様「私、、、宮城県出身で 宮城に持って行きたいんです。」
お客様「これから 食べ物を購入したいけど カップラーメンとかは、完売で 全く無いんですよ」
それから 家族の安否は、昨日 確認出来たのですが 他の親族、友人たちとは、連絡が取れない、などと少し話をして
ふと、思った妻は、
お店に買い置きしてあるカップラーメンが あったかも? と、思いだし
「ごめんなさい、一つしかないけど 宜しければ お持ちください、」と、手渡したそうです。
お客様は、「えっ?、」
と言いながら カップラーメンを受け取り
「ありがとうございます・・・」と
そして その一つのカップラーメンで 泣き出してしまったそうです。
ふと、5年前の ある日の出来事を思い出してしまいました。
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