「通電火災」とは、地震、台風等の自然災害の影響により、停電から電気が復旧することによって発生する火災のことをいいます。
通電火災は、阪神淡路大震災や東日本大震災において、火災による二次災害が頻発したことでその要因として注目されました。
本日は、防災意識のとても高いお客様宅へ(荒川区東日暮里)
感震ブレーカー付き分電盤の取替にお邪魔しました。
通電火災対策で 色々な商品が出ています。
それぞれ メリット、デメリットが あります。
とても 安価な…
大きな地震があると ブレーカーのつまみに付けた紐のボールが落下して 電気を遮断するタイプ
誤動作などで ボールが落下しても 復旧が 簡単です。
こちらも 同じ様な原理で
地震があると ブレーカーを落とす商品です。
上記商品より 若干高いですが 作動震度を設定出来ます。
作動後の復旧は、とても やり辛いですね。
ただ どちらも
揺れると同時
瞬時に電気を遮断してしまうんです。
もし 夜だったら、、、
逃げる間もなく
懐中電灯を探す間もなく
電気が遮断されてしまいます。
本日 設置した 感震ブレーカー分電盤は、
地震を関知してから
3分後に ブレーカーを落とす
優れものです。
ただ 工事費と含めますと
ちょっと値段が張るのが、、、
3分あれば
普段 防災対策をされていらっしゃる方にとっては、何とか 対処出来る時間だと 私は、思います。
自治体により 助成金を頂ける地区もありますので
(東京都荒川区は、あります。)
お時間のある時にでも 検索されては、如何でしょうか?
地震や台風を止める事は、出来ませんが
一人一人の対策次第で 減災出来ます。