こいちゃんいっくんはもう高校生。
中学校の半ば頃から、私とぶつかり、伴侶とぶつかり、時にはトイレの壁にも、伴侶の部屋にもぶつかって様々な穴を開けてきた子供たち。
その穴に向き合いつつ、それを色々な形で塞いでみたり、見ないふりをしてみたりしながら、何となく落ち着いてきた反抗期。
ぶつかりながら大泣きしながらも、子供たちは様々な体験をし、現実を目の当たりにしたり、無力さを知ったり、思いがけない自分の力に生き生きしたり…。
ぶつかりながら大泣きしながらも、子供たちは様々な体験をし、現実を目の当たりにしたり、無力さを知ったり、思いがけない自分の力に生き生きしたり…。
今だって不完全な彼らだが、私達とのその関係は今や大人対大人。
まだまだ彼らの行く末を心配しつつも、もう手放しで子供扱いする時代は終わった…。
最近つくづくそう思うのだ。
さて、私もいつまでも子供達一番ではいられない。
自分たちの世界を持つ二人にとって、親の目はうるさい物である。
適度な関係を保ち見守りつつも、二人の自活力を信じたい。
こいちゃんもいっくんも具体的な未来は描けていないが、ぼんやりと自分たちのビジョンも見えている様子…。
ほっといても過ぎる時間、どう生きるかつくづく考えるのだ。