ちょっと前からブレーキのかかりが悪く心配していたのだが、思いっきりチェーンが外れてスッカリ壊れてしまったのでとうとう捨てることにした。
いっくんがやっと乗れるようになってからと言うもの、ほぼ毎日この自転車で遊び、さんざんこけたり突っ込んだりしながら、それでも大事に乗ってきた小さな小さなサイズの自転車は、そろそろいっくんの体には小さくなり始めていたところであった。
自転車の回収にはお金がかかると聞いていたので、分解しようと考えた。
すでに次のサイズの自転車に乗れるようになっていたため、未練はなかったのか、私と一緒に自転車の解体作業を手伝い始めた。
ドライバーやレンチを使って、錆びで固まってしまった個所以外を探しながら少しづつ分解していく。
いっくんも一生懸命ドライバーをこねくりまわしながらネジを夢中で外した。
しばらくして前輪が外れてから我に返ったらしく「捨てたくなかった…」とつぶやいていた。
しかし、錆びがあまりにひどくどうしても外せない部分が多くて途中で挫折した私。
後日、知人に「子供用の自転車はそのままでも無料で回収してくれるよ」と聞いてがっかり。
意味の無い作業に夢中になってしまった。
しかし、中途半端に分解し、乗れなくなったことがはっきり判ってからというもの、いっくんは新しい自転車にどんどん乗るようになった。
庭先に、ばらばらの小さな自転車が転がっている。
ちゃんとまとめて粗大ゴミにお願いしなければいけないのだが、なぜだかちょっぴり哀愁すら感じてしまうのであった。
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