台風一家

こいちゃんキャンプに行く

こいちゃんが習い事の関係でキャンプに行くことになった。
大人抜きで3泊4日の為、大量の荷物を管理できるのかちょっぴり不安・・・

それと、集合場所の京都まで送らなければいけない自分にとっても不安!
なにしろスゴイ方向音痴なので、時間内に着けるようにと予定時刻の2時間近くも前に出ることに。
伴侶は仕事なので、不安を抱えつつこいちゃんといっくんと3人で家を出てバス、電車を乗り継いだ。
ドキドキしながら集合場所を探すと、何とか同じキャンプの人が集合場所を教えてくれて無事に着くことが出来たが、不安がるばかりの私を呆れた表情で見ていたこいちゃんといっくんであった。

実家でもなく、知り合いもいない状態で3泊4日もこいちゃんと離れて過ごすのは本当に初めて。
電車の中ではお母さんのせいでカバンに傷がついただの、ひじがあたっただのイチャモンをつけられながら喧嘩を繰り返し「早く旅行に行けばいいのに・・・」と思ったが、いざ集団に吸い込まれるこいちゃんを見ていると、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ名残惜しいよな寂しいような複雑な気分に。

周りの母親も、直前まで子供達の世話を焼いている。


こいちゃんも同じ気分だったのか、後ろに立つ私を何度も振り返り寂しそうに手を振り続ける。
「親と離れてキャンプに行くのが初めての人はいますか~」の先生の質問に、ほとんどの子が手を挙げる中、こいちゃんも堂々と挙手。


自慢じゃないんだがね・・・
先生の説明を聞きバスに乗り込み、手を触れない状態になってしまうと「二度と会えなかったらどうしよう」と言う焦りと不安が襲ってくるから母親って勝手・・・。

子供達を乗せた数台のバスは何の未練も感じさせない軽快な走りで駐車場を出て行き、こいちゃんたちはあっという間に見えなくなった。
名残惜しそうに母親達がその場を立ち去り難く感じる中、いっくんは早くどこかに行きたくてソワソワ。
「京都をぬめり歩こうよ~!!」(でた。いっくん語録)
と私の手をグイグイ引っ張った。
いつものけんか相手はバスに乗り、もう戻ってこないと思った瞬間のスイッチは早い。
さて、私もいつまでも感傷に浸っていられない。
いっくんと二人、気を取り直して歩き出したのである。

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