この日も私は子供たちよりも先に目覚めた。
洗顔を済ませて日焼け止めを塗り、さくらちゃんとこっそり家を出る。
さくらちゃんも大喜びで大興奮。
洗顔を済ませて日焼け止めを塗り、さくらちゃんとこっそり家を出る。
さくらちゃんも大喜びで大興奮。
スポ!!
草の中に顔を突っ込んで匂いを嗅いでいるのは、イタチかタヌキの匂いを見つけたから?
この山にはイノシシもいるので色々な獣の匂いがするのだ。
今度はカニを見つけたらしい。
逃げてゆくカニをどうやって追いかければいいか思案中のさくらちゃん。
「降りたい、けど高さが怖い…」
葛藤しているうちにカニはすたこらさっさと暗がりに消える。
「あーあ…」
あきらめモードになり、進み始めるさくらちゃんである。
野ざらしの多肉植物発見。
雨ざらしで、しかも厳しい夏なのに、旺盛に育っている。
環境が合うのだろうな~と、羨ましく眺めてしまう私である。
田舎の景色はやはり綺麗。
木は生い茂るし、野生動物は多いし…とおばあちゃんは言うけれど、やはり羨ましい田舎暮らし。
この山にはイノシシもいるので色々な獣の匂いがするのだ。
今度はカニを見つけたらしい。
逃げてゆくカニをどうやって追いかければいいか思案中のさくらちゃん。
「降りたい、けど高さが怖い…」
葛藤しているうちにカニはすたこらさっさと暗がりに消える。
「あーあ…」
あきらめモードになり、進み始めるさくらちゃんである。
野ざらしの多肉植物発見。
雨ざらしで、しかも厳しい夏なのに、旺盛に育っている。
環境が合うのだろうな~と、羨ましく眺めてしまう私である。
田舎の景色はやはり綺麗。
木は生い茂るし、野生動物は多いし…とおばあちゃんは言うけれど、やはり羨ましい田舎暮らし。
おじいちゃんが切ってくれた棕櫚の葉っぱで遊ぶ甥っ子たち。
葉っぱを加工してくれるらしい。
大きな団扇を作ってもらって喜ぶ子供たち。
無邪気で可愛らしいったら。
バーベキュー用の鉄板をおじいちゃんが焼き始めるとさくらちゃんが寄ってきた。
いい匂いがし始めて、ソワソワ。
隙あらば落ちた食材をとってやろうと狙っている。
とってもブラックさくらちゃんである。
棕櫚を取り合いながら遊ぶ子供たち。
何でもかんでも玩具にすることが出来る、子供たちは天才だ。
朝ごはんとお昼ご飯を兼ねたバーベキューを食べる。
暑くてあっという間に汗だくになってしまう。
とにかく、凄くいい天気である。
食べ終わって支度を始めると姪っ子のなっちゃんが泣き始めた。
「こいちゃん、帰っちゃうの…なっちゃんも帰るから、一緒に乗せて」
何とも可愛い。
よほど皆で過ごしたのが楽しかったらしい。
「また会えるよ」となっちゃんを説得して、皆に手を振りながら楽しかった田舎の日々にさようならをした。
次に会えるのはいつかな…。
子守から解放された安堵感を抱きつつも、自宅に帰るのが残念な気持ちでいっぱいだった。
帰ったら多肉植物を見てあげなければ!
気持ちを徐々に自宅モードに切り替えつつ、こいちゃんと歌を歌いながらハンドルを握るのであった。