きっかけは「オモチャを作って~!」とあまりにしつこいので文字を教えたりしていたらずいぶん喜んだ。
そこで、月曜にはひらがな、火曜日は英語、と言った具合で毎日何かを教えるようにした。
それが終われば満足感を満たすためにだめ押しの「出来ましたシール」を可愛いディズニープリンセスの手帳に、貼りつけるのである。
と言っても、遊んでいて出来ない日があったりほんの10分程度の短時間である。
10分間はつきっきりで教えるようにしているため、少々面倒くさいと思ってしまうのだが、どうせ同じようにお医者さんごっこに付き合わされるのなら1日の中のほんの10分…と考えるようにするのだ。
ひらがなは簡単なもじから始まっているとは言え、子供からすると「し・つ・C・U・く」などの細かいかき分けは相当大変のようで「U」を書いて「く」が書けたと大喜びしたり「し」を書いて「つ」が書けたと言ったりする。
ひらがなを覚えてないのではなく、向きや方向、丸と角の区別が付かないらしい。
そこで、簡単な事でも隣で教えなければいけないのだが、いっくんは面白くないようである。
初めは簡単な線の遊びなどをさせてみたのだが、すぐに飽きてこいちゃんのやっている勉強をジャマしたり、横から鉛筆で書き込もうとする。
テレビを見せて隣室に移っても、今度はこいちゃんがテレビを見たがったりしてうまくいかない。
とくに最近はページが進むに連れ、ピアノも算数も内容が難しくなってきていて考える時間も大事なのだが、隣でいっくんが騒ぐと全く進まない。
しかし、今日は無理かな…と思う日でも本人は勉強ではなく、遊びの一部として考えているので「今日の勉強は何かな?」と楽しみにしている様子を見ると何かさせてあげなければ残念な気もする。
いっくんの昼寝は不規則になってきているのでこいちゃんが勉強している時間に起きていることも増えてますます難しくなってきた。
ピアノなどは二人共にとって完全に遊びなので、こいちゃんもいっくんもテクニトーンに群がってくる。
喧嘩ばかりするくせに、やっぱり一緒にいたい気持ちも手伝って、起きていると双子のようにそばにいたがるのが可愛らしいやら面倒やら。
しかし、今日はいっくんの大好きなムシキングの塗り絵をコピーして渡してみたら、大変喜んだ。
と言っても自分で塗る気はないらしいので、仕方なくこいちゃんに勉強を教えながらいっくんに色鉛筆を持たせて私が色を塗ってやった所、大人しく塗りあがるまで絵を見ているし、飽きずに座っているので実に効率良く勉強が終わった。
いっくんは黒色に塗られたクワガタムシを柱に貼り付け「かっこいい」と暫く声を上げながら飛びはねて喜んだ後、トイレにまで持っていき、最終的に自分がご飯を食べるときに座る椅子に貼って「みてみて!」とニコニコ笑った。
「自分が塗った!」気分だったのだろう。
いっくんには線の勉強ではなくて、塗り絵の勉強から始めた方が良かったようだ。
昨年10月にこの形でこいちゃんに遊びを提供してきたが、やっとこれからはいっくんも参入出来そうだ。
いっくんが飽きなければ良いと祈るばかりである。
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