その日も豚バラ肉をご機嫌で購入してきて、せっせと薫製づくり。
まずシーズニングで下味を付けてからフライパンでバラ肉を炒めて、レンジで中まで火を通し、薫製するという熱の入れよう。
この日は更に手間をかけ、アルコールでフランベしようとしたらしい。
我が家にあるのはビールか梅酒、あと2階で寝る前に飲むウイスキーだった。
2階にあがりコップに半分ほどのウイスキーを注いでくると、フライパンで煙を上げる豚バラ肉に豪快にふりかけた。
直後フライパンから火柱がたった。
換気扇に届くほどの太い火柱はあっという間に換気扇カバーの不織布を焼き切り、何と半開きにしていた窓の網戸を焼いたのだ。
慌ててガスから離し火も収まったが、本人はもちろん、こいちゃんもびっくりして涙を流していた。
翌日、消火剤をさっそくコーナンで購入し、キッチンに配置した。
そして、無惨に焼けただれた網戸をなおさなければならなかった。
中古で購入した我が家は網戸自体がない窓が、トイレ、洗面所、キッチンの3カ所残されていた。
面倒臭くて今までほっておいたが、この際に、と全ての窓に網戸を買い、はめ込んだ。
全ての窓にはめ込みが終わり、開け放つとかなり涼しい。
毎日汗をだらだら流しながら過ごしていた3時の地獄のような時間も涼しく快適だった。
さらにコーナンでよしずを購入。
いつも苦しめられる西日をよけるため西の窓に立てかけていった。
窓を全て開け放ち、よしずで西日をさけた所、驚くほど涼しく、クーラーが応接間にしかない我が家も夏を快適に過ごせる家に変身した。
今も涼しい1階の居間ではいっくんがぐっすりと昼寝中。
いつもなら扇風機を付けても汗を流し髪をおでこに貼りつけて眠っていたのに、今日は髪の毛が扇風機にあおられて涼しそうに揺れている。
薫製づくりのおかげで思い切ってプチリフォームすることが出来た。
ある意味「ありがとう」と言う気持ちであるが、まぁ、火は怖いなぁ…と再確認……。
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