カウンセリングの時に、子どもと一緒に作った作品です。
先日、保育園の職員研修の打ち合わせに行ってきました。
子どもたちが健やかに生活していくためには、
まずは大人の関係をより良いものにしていく必要があります。
しかし、これが結構難しいのです。
人が集まればいろんな考え方の人がいます。
自分は良いと思っていても、相手も良いと思っているとは限らない。
限らないと言うことに気がついていれば良いのですが、
全く気がつかず自分の意見を押し通す人もいます。
そうなると、押し通す人が悪いように見えますが、
自己主張できない側にも何らかの責任があるのではないでしょうか。
組織で動くときには、目的の共有が大切だと思います。
好き嫌いの感情に左右されがちですが、
組織の目的に照らし合わせて、自分がどう動くかを考えながら
自己主張していく必要があります。
自己主張スキルには、アサーションやソーシャルスキルなどがありますが、
それ以前に、どうして自己主張が苦手なのかに気づくプロセスが大切だと思います。
それには、自分の認知の癖に気づき、それを修正していくことが必要です。
今回の研修会は、そこまでは踏み込まずに、
人の行動が学習によって起こり、
継続されていくプロセス(認知行動療法のオペラント学習)についてと
人の存在認知(ストローク)についてお伝えしながら、
より良い人間関係の構築についてお話をしていきたいと思います。
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