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ひっさびさにまともな休みができたので、荒んだ心の癒しをアートに求めて(笑)、水戸芸術館で開催中の「大友良英/アンサンブルズ2010 - 共振」展へ。
シーンとした展示室全体のあちこちにぽつん、ぽつんと設置された、様々な改造を施したポータブルレコードプレーヤーを中心とした楽器(の、ようなもの?)とかラジカセとかが、ランダム?であっちでポロン、こっちでガタガタ、そちらでボンボン、こちらでジャーン、と、"共振"するかのように時々鳴り響く、静謐な空間と空気がたまらなく素敵な展覧会。
どこから何がどのように鳴るかわからない妙な緊張感は、去年の「アンサンブルズ」でのライヴを髣髴とさせる心地よさでありながらも、最後に控える祭壇(?)を含め、どこか終末的というか、生物滅亡後の荒涼とした廃墟都市に静かに鳴り響くレクイエムみたいな雰囲気もあり、荒んだ心におおいにハマりました。
あとどうでもいいけど、会期中ずっとこの空間の中で過ごしているスタッフの皆様の中には、いい加減飽きて「(ああ、うっせえ…)」とか心の中で思っていらっしゃる方もいそうな気もする(笑)
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