1年ほど前の登山記録を今更つけてみた。
去年の夏は今年からは考えられないくらい涼しく、
この8月半ばの登山の時点ではすでに秋の空という感じ
だったんだが、今年は暑すぎる・・・・
(昨日、今日と風があって夜はそこそこ涼しいが)
===================================
2009年8月16日(日) 天気:晴れ
鳳凰三山(観音岳:2840m) 単独行
0505 青木鉱泉 (1150m)
0610 南精進ヶ滝 (1580m)
0720 白糸滝
0755 五色滝(滝つぼを経由して、上の標識がある所:2170m)
0835-0850 鳳凰小屋 (2400m)
0930-0945 地蔵岳(賽の河原)
1040-1105 観音岳山頂 (2840m)
1120 薬師岳 (2780m)
1150 御座石
1305 中道登山道入口
1330 青木鉱泉
前日は山梨県のIIDXが置いてあるゲーセンをひたすら巡って、
甲府の東横インに宿泊。3時半に出発して青木鉱泉を目指した。
途中、韮崎あたりで小雨がぱらついて、何でやねんとか思いながら
山道を登って行ったが、青木鉱泉の駐車場に着いて準備してたら
晴れそうな空だったんで一安心。明るくなった5時頃歩き出した。
青木鉱泉からの登山道は、ドンドコ沢という水量豊富な沢沿いを
登っていくコースになっていて、途中何箇所か滝を見ることができる。
涼しいし、滝も見ごたえあるし、目標物が多くて気分的にも嬉しい道だ。

[登山道から少し外れると見える、南精進滝]
でも、ここの区間はかなりの急登が続くからシンドイ所でもある。
白糸滝手前で、倒木の陰からちょっと下りになっていた登山道をパッと
見つけられずにうろうろしてた時、道の端っこの岩に乗ったらいきなり
崩れて滑落しそうになったし。
(トラロープにひっかかって落ちずにすんだが、宙ぶらりに近かった)
滝はどれも綺麗だったけど、五色滝が素晴らしく綺麗だった。
ちょっと遠回りっぽいけど、滝つぼを経由するコースを通った方が
絶対いい。丁度光の向きがよかったらしく、滝つぼの水しぶきに
日が当たって虹が出ていた。

[五色滝]
五色滝を過ぎて少し行くと、ここまで続いた急登が一旦落ち着き、
周囲が開けてオベリスクが遠くに見えてくる。通過してきた滝の
源流となっている沢もずいぶん細くなってきて、透きとおる
南アルプス天然水の流れに沿って歩いて行くのは気持ちよかった。
そんなこんなで、歩き始めて3時間半ほどで鳳凰小屋に到着。(標準
時間は5時間20分くらい) ここでは南アルプス天然水が飲み放題、
汲み放題なんで、リフレッシュできる。ていうか、この後は水場が
ないんで補給必須。
ちなみに、サントリーの南アルプス天然水はお隣の甲斐駒ヶ岳を
源流とする川から取水しているようだが、近いだけに似た味わい。
やっぱ、南アルプスは水がうまい!
小屋から地蔵岳に向かうとすぐに樹林帯を抜けて白っぽい砂地となり、
ジグザグの急登りが続くようになる。ここの区間は相当キツかった
んだが、トレイルランナーが駆け上がって行ってしばらくして駆け
下りてきたのを見て、すげーなぁと感心した。

[オベリスク(地蔵仏)を間近に見上げる]
地蔵岳には9時半ごろ到着。青木鉱泉から6時間40分の標準タイムを
3割ほど削っての登りとなったが、まだ先は長い。
オベリスク(地蔵仏)はとにかく存在感があってカッコよかったし、
甲斐駒、仙丈がキレイに見えて実にいい景色だった。

[アサヨ峰を挟んで、右が甲斐駒 左が仙丈]
そびえ立つ巨岩、青空の下で輝く白い砂地、周囲の山々と、異世界感
満載の山頂だと思う。

[アカヌケ沢の頭から見たオベリスク]
ひとしきり景色を堪能してアカヌケ沢の頭に行くと、今度は目の前に
北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山が現れ、これまた綺麗だった。
さあ、最高地点の観音岳に向かって登るぞー、と思って気合を
入れると、、、道はかなりがっつり下っていって観音岳を
見上げるようになってしまった。地蔵手前で結構足を使ったせいで
かなり足は重くなる中、結構急坂の続く稜線を一歩一歩進んで行き、
10時40分ごろ観音岳に到着。ここで昼食休憩とした。

[観音岳 山頂標]
観音岳は鳳凰三山最高峰だけあって、八ヶ岳、富士山、白峰三山、
甲斐駒、仙丈などなど、周り中の山々が見える絶景!

[山頂から見た白峰三山]

[山頂から地蔵岳方向]
立ち去るのが惜しくなるくらいの光景だったけど、薬師岳に向かって
白砂の上を歩いていった。地蔵から薬師に向かう道は、正面に
富士山、右手に白峰三山と、日本最高峰上位勢を見渡しながら歩く
ことができ、ほとんど下りだけで薬師岳に到着。

[薬師岳と富士山]
白峰三山は、薬師岳あたりからが一番よく見えたような気がするが、
完全に下山モードになっていたんでほとんど通過する感じで薬師岳を
後にして、中道コースから下山を開始。ここは樹林帯の結構な急斜面が
延々続くが、コースタイムをガリガリ削って一気に下山。

[薬師岳山頂標と白峰三山]
この区間は時々残り時間を示す看板があるくらいで全く見所もなく、
実に退屈な斜面だった。でもわりと下りやすかったんで、コースタイム
225分を130分で下山。さすがに最後のほうはつま先が痛くてグダグダ
だったけど、13時半に下山することができた。
甲府駅で借りたレンタカーを15時くらいに返す約束だったので即移動
したが、ちゃんと15時過ぎくらいに到着して車を返すことができた。
15時半くらいの特急あずさに乗車して帰ったが、さすがお盆だけあって
全く座れず、八王子まで1時間立ちっぱなしだったのが結構堪えた。
去年の夏は今年からは考えられないくらい涼しく、
この8月半ばの登山の時点ではすでに秋の空という感じ
だったんだが、今年は暑すぎる・・・・
(昨日、今日と風があって夜はそこそこ涼しいが)
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2009年8月16日(日) 天気:晴れ
鳳凰三山(観音岳:2840m) 単独行
0505 青木鉱泉 (1150m)
0610 南精進ヶ滝 (1580m)
0720 白糸滝
0755 五色滝(滝つぼを経由して、上の標識がある所:2170m)
0835-0850 鳳凰小屋 (2400m)
0930-0945 地蔵岳(賽の河原)
1040-1105 観音岳山頂 (2840m)
1120 薬師岳 (2780m)
1150 御座石
1305 中道登山道入口
1330 青木鉱泉
前日は山梨県のIIDXが置いてあるゲーセンをひたすら巡って、
甲府の東横インに宿泊。3時半に出発して青木鉱泉を目指した。
途中、韮崎あたりで小雨がぱらついて、何でやねんとか思いながら
山道を登って行ったが、青木鉱泉の駐車場に着いて準備してたら
晴れそうな空だったんで一安心。明るくなった5時頃歩き出した。
青木鉱泉からの登山道は、ドンドコ沢という水量豊富な沢沿いを
登っていくコースになっていて、途中何箇所か滝を見ることができる。
涼しいし、滝も見ごたえあるし、目標物が多くて気分的にも嬉しい道だ。

[登山道から少し外れると見える、南精進滝]
でも、ここの区間はかなりの急登が続くからシンドイ所でもある。
白糸滝手前で、倒木の陰からちょっと下りになっていた登山道をパッと
見つけられずにうろうろしてた時、道の端っこの岩に乗ったらいきなり
崩れて滑落しそうになったし。
(トラロープにひっかかって落ちずにすんだが、宙ぶらりに近かった)
滝はどれも綺麗だったけど、五色滝が素晴らしく綺麗だった。
ちょっと遠回りっぽいけど、滝つぼを経由するコースを通った方が
絶対いい。丁度光の向きがよかったらしく、滝つぼの水しぶきに
日が当たって虹が出ていた。

[五色滝]
五色滝を過ぎて少し行くと、ここまで続いた急登が一旦落ち着き、
周囲が開けてオベリスクが遠くに見えてくる。通過してきた滝の
源流となっている沢もずいぶん細くなってきて、透きとおる
南アルプス天然水の流れに沿って歩いて行くのは気持ちよかった。
そんなこんなで、歩き始めて3時間半ほどで鳳凰小屋に到着。(標準
時間は5時間20分くらい) ここでは南アルプス天然水が飲み放題、
汲み放題なんで、リフレッシュできる。ていうか、この後は水場が
ないんで補給必須。
ちなみに、サントリーの南アルプス天然水はお隣の甲斐駒ヶ岳を
源流とする川から取水しているようだが、近いだけに似た味わい。
やっぱ、南アルプスは水がうまい!
小屋から地蔵岳に向かうとすぐに樹林帯を抜けて白っぽい砂地となり、
ジグザグの急登りが続くようになる。ここの区間は相当キツかった
んだが、トレイルランナーが駆け上がって行ってしばらくして駆け
下りてきたのを見て、すげーなぁと感心した。

[オベリスク(地蔵仏)を間近に見上げる]
地蔵岳には9時半ごろ到着。青木鉱泉から6時間40分の標準タイムを
3割ほど削っての登りとなったが、まだ先は長い。
オベリスク(地蔵仏)はとにかく存在感があってカッコよかったし、
甲斐駒、仙丈がキレイに見えて実にいい景色だった。

[アサヨ峰を挟んで、右が甲斐駒 左が仙丈]
そびえ立つ巨岩、青空の下で輝く白い砂地、周囲の山々と、異世界感
満載の山頂だと思う。

[アカヌケ沢の頭から見たオベリスク]
ひとしきり景色を堪能してアカヌケ沢の頭に行くと、今度は目の前に
北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山が現れ、これまた綺麗だった。
さあ、最高地点の観音岳に向かって登るぞー、と思って気合を
入れると、、、道はかなりがっつり下っていって観音岳を
見上げるようになってしまった。地蔵手前で結構足を使ったせいで
かなり足は重くなる中、結構急坂の続く稜線を一歩一歩進んで行き、
10時40分ごろ観音岳に到着。ここで昼食休憩とした。

[観音岳 山頂標]
観音岳は鳳凰三山最高峰だけあって、八ヶ岳、富士山、白峰三山、
甲斐駒、仙丈などなど、周り中の山々が見える絶景!

[山頂から見た白峰三山]

[山頂から地蔵岳方向]
立ち去るのが惜しくなるくらいの光景だったけど、薬師岳に向かって
白砂の上を歩いていった。地蔵から薬師に向かう道は、正面に
富士山、右手に白峰三山と、日本最高峰上位勢を見渡しながら歩く
ことができ、ほとんど下りだけで薬師岳に到着。

[薬師岳と富士山]
白峰三山は、薬師岳あたりからが一番よく見えたような気がするが、
完全に下山モードになっていたんでほとんど通過する感じで薬師岳を
後にして、中道コースから下山を開始。ここは樹林帯の結構な急斜面が
延々続くが、コースタイムをガリガリ削って一気に下山。

[薬師岳山頂標と白峰三山]
この区間は時々残り時間を示す看板があるくらいで全く見所もなく、
実に退屈な斜面だった。でもわりと下りやすかったんで、コースタイム
225分を130分で下山。さすがに最後のほうはつま先が痛くてグダグダ
だったけど、13時半に下山することができた。
甲府駅で借りたレンタカーを15時くらいに返す約束だったので即移動
したが、ちゃんと15時過ぎくらいに到着して車を返すことができた。
15時半くらいの特急あずさに乗車して帰ったが、さすがお盆だけあって
全く座れず、八王子まで1時間立ちっぱなしだったのが結構堪えた。