毒舌の日々

なかなか人前で言えないことをぶちまけます。

『女王の肖像』 四方田犬彦

2020-05-28 23:09:01 | 日記
『女王の肖像 切手蒐集の秘かな愉しみ』 四方田犬彦
¥2,500+税 工作舎 2019.10.30発行
ISBN978-4-87502-513-9

めっちゃおもしろかった!
2020年5月19日に読んだ、『紙幣は語る』(中野京子・著)に一部通ずるところがある、ここでも存在感発揮しまくるヴィクトリア女王ww。
それにしても読んでもワクワクするこの楽しさは、四方田の文章力だけでは説明できない。いや、もちろん文章もすてきなんだけど。
それはやっぱり私のコレクター魂を刺激するからだろうか。紙幣をコレクションする人もそりゃいるだろうけど、切手のほうがより深度が深いというか。実際、足を踏み入れたら底なし沼って感じするよね。

> 切手を集めるということは、夢想を蒐集することでもある。紙幣とは冷酷な現実だが、切手はあてどなき夢である。(37頁)



「黒川弘務検事長“賭けマージャン”辞職を、産経と朝日はどう報じたか?」

2020-05-27 22:14:10 | 日記
プチ鹿島氏、『芸人式新聞の読み方』がめっちゃ面白かった。
この記事もいいわー。
わかりやすく読みやすく、おもしろくて且つ、本質を突いている。
特に3ページ目の
「法務省が人事案を持って来た」の時系列
は必読ですよ!



鉛筆

2020-05-26 20:54:56 | 日記
なんてことないことなんだけど、今日ものすごく驚いたので。

鉛筆またはシャープペンシルの芯について。
A:「芯の硬さって違うのかなあ?」
B:「HとかBとかってこと?」
A:「それは濃さでしょ?」

思わず割って入って。
「濃ければ柔らかい。薄ければ硬い。黒鉛の含有量の問題だから」
A:「濃ければ硬い?」
「逆!」

Aさんは中学生を筆頭に三人の子どもを持つ母親。
40代。

今ってこんなことも知らないのが普通なの?
常識って変わっていくのだな……………。