基本を覚える「レンズの有効面積を調整!」一眼レフ中級編!
絞りは、シャッターと絞りの関係で、
写真がきれいに写るか、決める重要な部分です。
それを適正露出または適正露光といいます。
人間で言えば、暗い場所は目を大きく見開きます。
明るいところは、眩しいから、目を細めてみます。
こういう役目をする瞼(まぶた)が絞りになります。
シャッターと絞りの関係が大事な要素で、決める難しさがあります。
早いシャッタースピードは光の量を、取り入れてる時間が短いです。
そこでレンズを大きくして光の量が、いっぱい入るようにします。
逆に絞りを小さくすると、光の量が少なく、シャッタースピードを
長い時間あけて、沢山光が入るようにします。
これで露出を合わせるという言葉が出てきます。
コンパクトデジカメやスマホには、絞りもシャッタースピードも、
ありませんから、自分で選ぶことが出来ません。
技術屋さんのカメラで撮影者のカメラではありません。
不満がある方は、一眼レフに移ってください。
レンズを見ると、丸いガラスです。レンズで写すと写った範囲は、
丸く写ります。写った場所が見えないだけです。
少し難しいですが、丸く写った部分は、全部使えません。
レンズは中心部がよくて、周辺部に行くと、色々な問題があります。
ひとつは解像力(シャープに写る)。ひとつは収差(ゆがみ)。
そこで丸く写った中から、使える範囲を、カメラメーカーが、
それぞれ決めて市場に出すわけです。
良いレンズは、中心部から、許容範囲のどこまで。
多少悪いレンズは、許容範囲をオーバーとなる。
この許容範囲をレンズの有効面積といいます。
中心部がレンズでは、いいわけですから、
絞りを絞る(レンズの丸を小さくする)ということは、
レンズの中心を使うことになります。
また、絞ると言うことは、焦点深度の位置が動きます。
目には見えませんがピントを合わせると、
レンズ全部を使った場合を開放(かいほう)といいますが、
焦点が合うピントは1ヶ所で、画像が写る場所も1ヶ所です。
絞りでレンズの穴を小さくすると、ピントが合った場所より、
後方までピントが合ってきます。ピントが合う範囲が広がります。
一眼レフなら、それを見る機能がついていると思います。
ただしレンズに入ってくる光は、レンズの穴が小さくなり暗くなる。
レンズを明るく使うか、暗く使うかの役目が、絞りになります。
レンズの使い方には、絞りを使って、効果的な使い方もあります。
なんだか、難しい話で、ゴチャゴチャしますね。
デジタルになって、ゴチャゴチャしたこと、
全てをプロのカメラが操作してることになります。
ただし、どういう使い方をしてるかは、わかりません。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。
難しい話になってしまったが、写す、表現する部分で、
自分でシャッタースピードや絞りを決めるのが、
一番楽しい部分です。また、決め方によって表現が変わってきます。
絞りの値(あたい)を見た人は、わかると思いますが、
表現はフォーカス(focus)のfを使います。
f2、f2.8、f4、f5.6、f8、f11、f16、f22と言うように。
この数字は、全部手前の数字の倍の小さいレンズの穴です。
普通に考えれば2の倍なら4になるはずですが、
レンズは丸ですから、円周率π1.8をかけると、このような数字に。
感度(ISO)も100,200,400,800も同じです。
シャッタースピードも、1秒、1/2、1/4、1/8.1/15、1/30
と同じ考え方です。
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