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色々な被写体撮影「色の知識も知って(ホワイトバランス)」一眼レフ中級編!

2017年11月17日 | 撮影中級編
写す楽しさ覚えよう「色の知識も知って(色温度)」一眼レフ中級編!



カメラは道具です。写すのは、あなたです。

今日は難しい写真用語「色温度」、撮影初期に知っておいてもらいたい。
デジタルになって「ホワイトバランス」という言葉になりました。
言葉の意味は覚えなくていいが、どういうことか内容を理解してください。

可視光線(人間の目で見える光の範囲)で、紫外線や赤外線は見えません。
可視光線を分光すると、目にするのが虹です。
虹の色が、目に見えてる光です。
赤い色から青い色まで7色に分かれていますが、
もっと色彩の色は複雑で、何万色もあります。

カラーフィルム(ポジフィルム)の場合、
光の色に合わせたフィルムが2種類あります。
(ネガカラーは白黒と同じです。)
太陽光で見るフィルムと電灯光で見るフィルムの2種類です。
太陽光は、コダックがワシントンの正午の晴天の光に合わせて、
作ったフィルムです。
その時間で写したものが、発色が一番綺麗になっています。
緯度や標高が違ったり、雨天や曇で写すと多少違った色に出てきます。

光の範囲を色温度で決めています。



色温度は、絶対温度(もうこれ以上温度を下げても凍らない温度)
マイナス273度をゼロ温度にしています。
見つけた人がケルビン博士。それで温度の記号を「K」とし、
ケルビン度と言います。
太陽光なら5500K(ケルビン)、電灯光なら3200K(ケルビン)になります。

デジタルになって、色温度の世界から「ホワイトバランス」という、
コンピュータが計算してくれる時代です。
いつでも「オート」にして、複雑な計算をしてもらってください。

フィルム時代、プロでも35ミリ使用者は、色の判断は出来ません。
大型カメラを使って、コマーシャル撮影した人でなければ出来ません。
それでもプロにとっては難しい判断です。

蛍光灯でも、よく見るとブルー系、白色系、ピンク系があります。
その光で正常な色を出さなければなりません。
そこに登場するのが補正するフィルター、CCフィルターです。
Color Correct Filter です。
シアン(青系)マゼンタ(赤系)イエロー(黄色系)の、
薄い色の濃度の違うフィルターが、それぞれあります。
蛍光灯の色を見て、フィルターを選んで、数枚重ねて使います。
ここが経験による判断です。覚えるのに何年もかかります。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。

色の世界は複雑です。
デジタルになって「ホワイトバランス」の「オート」は、
複雑な色の世界を、一瞬で決めてくれます。
そして、どんな光の条件でも、きれいに仕上がっています。

フィルム時代の経験値の費用を考えると、
コンパクトデジタルカメラが、いかに安いか、おわかりでしょう。

取扱説明書には、いろいろ書いてあると思いますが、
技術者の考えです。撮影者にとっては、必要ないことです。
コンパクトデジタルカメラは、素晴らしいカメラです。
ただしメーカーによるコンピュータの精度や誤差が、
色に出てくると思います。メーカーを選ぶのも大事です。



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