「トウオガタマ」珍しい花は、チャイナ原産!バナナの香りの香木!
カラタネオガタマはトウオガタマ、オガタマと呼ばれて、
咲いてる木の下にいると、バナナの香りがする香木です。
神社や庭木で植えられています。
英名はbanana treeと呼ばれています。
花の色も、バナナの色に似ています。
開花期間は長いですが、各々の花の開花日数は1~2日で短い。
花は、完全には開かず、半開きの状態のままで、
果実は稀にしか結実しません。
温暖な気候を好み、関東より西で植栽されています。
甘い香りが、この木の特徴で大きな魅力です。
香りは、甘ったるさがきつくなく、嫌みのない香りです。
木の下にいても、教えてあげないと気が付かないほどです。
教えると、ほんとだと言いながら、木を見上げています。
日本原産のオガタマノキは、香りが強くないそうです。
カラタネオガタマは、中国原産で江戸時代中頃に入って来た、
常緑の4~5メートルになる木で、大きいのは20メートル位の
日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹です。
日本原産のオガタマノキと区別するため、カラタネ(唐種)、
トウ(唐)と名付けられたと思います。
日本原産のオガタマノキが植えられてる神社は、
道明寺天満宮
枚岡神社
杭全神社
布忍神社
大阪で見られるそうです。
カラタネオガタマは、植物園で見られます。
神代植物園で初めて見ました。
その後、知人の川崎のお寺にもありました。
花が咲く時期、神社やお寺に行ってみると、気が付かなかったが、
花の甘い香りで、気が付くかもしれません。
半田山植物園のカラタネオガタマは,紅色の花があるそうです。
紅花の品種は特に珍しいです。
- 別名 トウオガタマ
- 特色 バナナの香り
- 花期 5~6月
- 原産 中国
- 科 モクレン科
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。
オガタマノキは、天照大神の天岩戸にお隠れになった時、
天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が、
手にしていたとされた神楽鈴(かぐらすず)(巫女鈴)が、
オガタマノキの鈴なりの実に似ていて、
天にまっすぐ伸びる姿から、
一円玉の木のデザインに似ているそうです。
神楽鈴は「鈴なり」(豊作)、一円玉の円は「丸くおさまる」
(円満)につながるそうです。
宮崎県高千穂町が、町のシンボルの木となっています。
招霊(おがたま)の木
興味深い話です。今度高千穂に行ったら、観察してきます。
招霊(おがたま)の木
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます