「イランイラン」珍しい花は、マダガスカル原産!
イランイランの原産国にはコモロ
(マダガスカルとアフリカ大陸との間)、フィリピン、マダガスカル、
セイシェル、インドネシア、インドから東南アジア、
オーストラリア北東部に分布しています。
樹高は25mまでに生長する高木です。
花は咲き始めが緑色ですが、やがて黄緑色から黄色になり、
アセビの花のように縮れた形状。色が変わるにつれて、
ジャスミンに似た甘い香りが強くなります。
「イランイラン」とはフィリピンのタガログ語で、
「花の中の花」の意味だそうです。
新鮮な花を蒸留してつくるイランイラン油は、香水の原料となり、
花からよい香りの精油(エッセンシャルオイル)が出来ます。
コモロが、イランイランの精油の全産出量の29%を占めています。
イランイランの名前が面白いですね。
イランイランの別名がオウソウカです。
これに対して、アアソウカイがあります。
花の名前として、ふたつとも珍しい花の名前だと思います。
アアソウカイは、キョウチクトウ科ですから花が違います。
アジア(亜)とアフリカ(阿)との境界にあるという意味で、
小説家でサボテン研究家龍胆寺 雄が漢字「亜阿相界」と命名した。
マダガスカル原産で、鋭いトゲを持ち高さ7~8メートルまで育つそうです。
京都府立植物園やとちぎ花センターなどの、温室で見ることができる。
- 別名 オウソウカ
- 特色 香水の原料
- 花期 5~9月
- 原産 マダガスカル
- 科 バンレイシ科
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。
インドネシアには、新婚夫婦のベッドの上に、
イランイランの花を巻き散らす風習があるそうです。
イランイランの木の花から精油をとり、アドレナリンの流出が、
穏やかにし、興奮やパニック、怒りやショックを解きほぐし、
1滴のイランイラン精油を、ハンカチに落として、
近くに置いておくと、ゆっくりと落ち着かせてくれるそうです。
イライラが収まり、女性ホルモンのバランスに、
とてもいいと言われています。
使う時は、イランイラン精油が濃厚な香りですから、
必ず少量でお使いください。
スキンケアとしても優秀で、乾燥肌にも脂性肌にも、
殺菌消毒作用あるのでニキビ肌、頭皮ケアにも使えます。
アンチエイジング効果も期待できる精油です。
また、イランイランのエキゾチックな甘い香りは、
フローラルハイとも言われています。
フローラルハイは、花の香りに陶酔し、幸せなここちをもたらします。
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