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今月の始め12月4日に、『柳川市民文化会館開館記念公演北原白秋没後80年』を記念しての演奏会があると言うことで、柳川市の「柳川市民文化会館:通称水都やながわ」に行ってきました。
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その日のプログラムは、2部構成で次のような内容です。
・第一部 混声合唱組曲「筑後川」(丸山豊 作詞/團伊玖磨 作曲)
・第二部 交聲曲「海道東征」 (北原白秋 作詞/信時潔 作曲)
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その中でも、『交聲曲「海道東征」』は、実は初めて拝聴したわけですが、いやはや感動ものでした('◇')ゞ
【第一部 混声合唱組曲「筑後川」】
・指 揮:現田茂夫
・管弦楽:九州交響楽団
・合 唱:筑後川流域コンサート合唱団
(八女混合合唱団、八女グリーンクラブ、福岡日本フィル協会合唱団、スウィートハーモニー、小郡混成合唱団、桐の花女性合唱団、
あさくら賛歌合唱団、夢気球みわ、大川グリーンハーモニー、浮羽高校OB合唱団、合唱団やまびこ、合唱団せたか、個人参加)
◆曲:阿蘇に降った雨が、一滴の雫となり、せせらぎとなり、川となり、ダムを下り、銀の魚を育み、河童の祭りを呼び込み、筑後川流域のひとびとの暮らしを映し出し、大河となり、筑後平野の百万の生活の幸を祈りながら川を下り、そして有明海に注ぐまでの合唱組曲です。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6f/9251521a1ed786b83bb62864a0d25720.jpg)
・Ⅰ みなかみ
・Ⅱ ダムにて
・Ⅲ 銀の魚
・Ⅳ 川の祭
・Ⅴ 河口
※作詞の丸山豊さんは久留米市出身で、作曲の團伊玖磨のお父さんは福岡県出身ですよね。しかし、筑紫次郎と呼ばれる暴れ川の筑後川を雄大なスケールが良く表現されているなと思いました。
【第二部 交聲曲「海道東征」】
・指 揮:現田茂夫
・管弦楽:九州交響楽団
・ソリスト:ソプラノI 坂井 里衣、ソプラノII江口 まゆ、アルト八巻 啓子、テノール北嶋 季之、バリトン萩原 潤
・合 唱:柳川海道東征合唱団
(白秋を歌うコーラス蘭の会、大川グリーンハーモニー、大川桐の花女性合唱団、合唱団うぶなす、八女混成合唱団、八女グリーンクラブ
柳川合唱団、大川児童合唱団、九響合唱団、個人参加)
◆曲:神武天皇が、宮崎の美々津を旅立ち、海道(瀬戸内海の海路)でいろいろ経験しながら、奈良の橿原に都を開くまでを歌い上げた物語を綴った「交聲曲」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/81/aa415e9eadaa9012459a6a2086fbc300.jpg)
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・第1章 高千穂(たかちほ)
・第2章 大和思慕(やまとしぼ)
・第3章 御船出(みふなで)
・第4章 御船謡(みふなうた)
・第5章 速吸と菟狭(はやすいとうさ)
・第6章 海道回顧(かいどうかいこ)
・第7章 白肩津上陸(しらかたのつじょうりく)
・第8章 天業恢弘(てんぎょうかいこう)
※この曲は、晩年病状が悪化して失明状態の北原白秋が、命を削りながらも1940年(昭和15年)の「皇紀2600年奉祝行事」のために書かれた「美しい大和言葉のリズム(韻律)」で書かれた叙事詩で、「国産み」から「神武東征」を描いた日本初のカンタータ(交聲曲)だそうです。
「古事記」「日本書紀」の記述を元に書かれているためか、歌誌も「大和言葉」だしで現代語訳の冊子が無いとちょっと理解できませんが、とうとうと奏でられる九響の演奏と合唱には、大いに感動させられました😍
また、後半にある児童合唱団のパートは聞き入ってしまいよ!!
【おまけ】
【交聲曲「海道東征」】
第1章 高千穂
・天地創造~日向・高千穂への称賛~カムヤマトイハレビノミコト(後の神武天皇)の東征決意
第2章 大和思慕
・出帆前、大和への憧れ 古事記「大和は国のまほろば」からの引用
第3章 御船出
・日の出、満ち潮。日向・美津港からの出帆 東征の始まり
第4章 御船謡
・旅の安寧を祈る「祝詞」~ 掛け声と船謡調の掛け合い
第5章 速吸と菟狭
・わらべ唄風の児童合唱が速吸(大分と愛媛の間の佐賀関海峡)での古の物語を、民は中世歌謡風の歌で菟狭(宇佐地方)に上陸した一行を歓待する
第6章 海道回顧
・宇佐の滞在ののち、筑紫の国、安芸の国、吉備の国を経て目指す、東への長き旅路
第7章 白肩津上陸
・河内の国 白肩野津への上陸 ~ 豪族・長髄彦との戦闘
第8章 天業てんぎょう恢弘かいこう
・イハレビコは大和の橿原で天皇に即位する。三種の神器への賛歌、日本の建国を讃える情景
いやはや楽しいひとときでした\(~o~)/!!
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その日のプログラムは、2部構成で次のような内容です。
・第一部 混声合唱組曲「筑後川」(丸山豊 作詞/團伊玖磨 作曲)
・第二部 交聲曲「海道東征」 (北原白秋 作詞/信時潔 作曲)
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その中でも、『交聲曲「海道東征」』は、実は初めて拝聴したわけですが、いやはや感動ものでした('◇')ゞ
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・指 揮:現田茂夫
・管弦楽:九州交響楽団
・合 唱:筑後川流域コンサート合唱団
(八女混合合唱団、八女グリーンクラブ、福岡日本フィル協会合唱団、スウィートハーモニー、小郡混成合唱団、桐の花女性合唱団、
あさくら賛歌合唱団、夢気球みわ、大川グリーンハーモニー、浮羽高校OB合唱団、合唱団やまびこ、合唱団せたか、個人参加)
◆曲:阿蘇に降った雨が、一滴の雫となり、せせらぎとなり、川となり、ダムを下り、銀の魚を育み、河童の祭りを呼び込み、筑後川流域のひとびとの暮らしを映し出し、大河となり、筑後平野の百万の生活の幸を祈りながら川を下り、そして有明海に注ぐまでの合唱組曲です。
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・Ⅰ みなかみ
・Ⅱ ダムにて
・Ⅲ 銀の魚
・Ⅳ 川の祭
・Ⅴ 河口
※作詞の丸山豊さんは久留米市出身で、作曲の團伊玖磨のお父さんは福岡県出身ですよね。しかし、筑紫次郎と呼ばれる暴れ川の筑後川を雄大なスケールが良く表現されているなと思いました。
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・指 揮:現田茂夫
・管弦楽:九州交響楽団
・ソリスト:ソプラノI 坂井 里衣、ソプラノII江口 まゆ、アルト八巻 啓子、テノール北嶋 季之、バリトン萩原 潤
・合 唱:柳川海道東征合唱団
(白秋を歌うコーラス蘭の会、大川グリーンハーモニー、大川桐の花女性合唱団、合唱団うぶなす、八女混成合唱団、八女グリーンクラブ
柳川合唱団、大川児童合唱団、九響合唱団、個人参加)
◆曲:神武天皇が、宮崎の美々津を旅立ち、海道(瀬戸内海の海路)でいろいろ経験しながら、奈良の橿原に都を開くまでを歌い上げた物語を綴った「交聲曲」です。
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・第1章 高千穂(たかちほ)
・第2章 大和思慕(やまとしぼ)
・第3章 御船出(みふなで)
・第4章 御船謡(みふなうた)
・第5章 速吸と菟狭(はやすいとうさ)
・第6章 海道回顧(かいどうかいこ)
・第7章 白肩津上陸(しらかたのつじょうりく)
・第8章 天業恢弘(てんぎょうかいこう)
※この曲は、晩年病状が悪化して失明状態の北原白秋が、命を削りながらも1940年(昭和15年)の「皇紀2600年奉祝行事」のために書かれた「美しい大和言葉のリズム(韻律)」で書かれた叙事詩で、「国産み」から「神武東征」を描いた日本初のカンタータ(交聲曲)だそうです。
「古事記」「日本書紀」の記述を元に書かれているためか、歌誌も「大和言葉」だしで現代語訳の冊子が無いとちょっと理解できませんが、とうとうと奏でられる九響の演奏と合唱には、大いに感動させられました😍
また、後半にある児童合唱団のパートは聞き入ってしまいよ!!
【おまけ】
【交聲曲「海道東征」】
第1章 高千穂
・天地創造~日向・高千穂への称賛~カムヤマトイハレビノミコト(後の神武天皇)の東征決意
第2章 大和思慕
・出帆前、大和への憧れ 古事記「大和は国のまほろば」からの引用
第3章 御船出
・日の出、満ち潮。日向・美津港からの出帆 東征の始まり
第4章 御船謡
・旅の安寧を祈る「祝詞」~ 掛け声と船謡調の掛け合い
第5章 速吸と菟狭
・わらべ唄風の児童合唱が速吸(大分と愛媛の間の佐賀関海峡)での古の物語を、民は中世歌謡風の歌で菟狭(宇佐地方)に上陸した一行を歓待する
第6章 海道回顧
・宇佐の滞在ののち、筑紫の国、安芸の国、吉備の国を経て目指す、東への長き旅路
第7章 白肩津上陸
・河内の国 白肩野津への上陸 ~ 豪族・長髄彦との戦闘
第8章 天業てんぎょう恢弘かいこう
・イハレビコは大和の橿原で天皇に即位する。三種の神器への賛歌、日本の建国を讃える情景
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