ぐり先生の療育日誌

児童発達支援、放課後ディサービスの先生を初めて1年以上が過ぎました。kids first! 新しい施設を立ち上げました!

Hちゃん

2023年04月11日 | 子どもたち
SLDのところで書いたHちゃん。

1~10の数では、情報量が多いのではないかと思い、今日は、1と2だけをするつもりでいたのですが、意外と、1だけは読めたので、1~3までをしました。

正解していても、自信がないのでしょう。

とても小さな声。

「大丈夫。聞こえへんから、大きな声で言って!」

「に!」

「正解!」

1~3までを正解することが出来ました。

繰り返すことで、集中力が途切れ、不正解になってしまいましたが、がんばりました。

「わかれへん」

の、言葉の裏には、自信のなさがあったのかもしれません。

ここから、少しずつ、数字を増やしていこうと思います。

いろんな角度から、いろいろ試してみないと、ほんとうのその子は、見えてきません。

決めつけは、禁物です。

とても、勉強になりました。
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スキンシップ

2023年04月10日 | 子どもたち
送迎の車の中で、なぜか知らないうちに、子どもたちと手をつないでいることがよくあります。

手をつないでいると、子どもたちは、とても落ち着いています。

スキンシップは、大事ですね。

そして、ぐり先生も癒されます。

いけないことをしていい聞かせるときも、抱っこして、背中をさすりながら、その子の気持ちや、どうしてもそうしてしまうことを理解してあげながら、話をすると聞いてくれることが多いです。

何か悪いことをして、叱るときは、目を見て、手を握って𠮟ります。

たとえ叱っても、自分が悪いとわかっている子は、ぐり先生のことを嫌ったりしません。

すぐに、仲直りです。(*^_^*)
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生きること

2023年04月09日 | 子どもたち
きのう、SLDのことについて書きましたが、それで、その子が劣っているとは考えていません。

あくまでも特性であって、個性のようなものです。

ただ、その子が生きていくうえで、困らないようにサポートするだけです。

それは、小学校でどうのこうのというよりは、生涯生きていくうえでと、ぐり先生は考えています。

ぐり先生は、集団生活が苦手で、幼稚園から始まり、学校生活では常にいじめられっこでした。

社会生活においても、相手の気持ちを汲み取ることが苦手で、自分では思っても見なかったことで、相手を怒らせてしまい自己嫌悪に陥ることもたびたび。

でも、正直には生きているので、理解してくださる方々はいますし、家族もサポートしてくれます。

私自身、いいところ、悪いところがあって、そうして生きています。

よくある例えですが、目の悪い人が眼鏡をかけることは、あたりまえのことですよね。

そんな風に、例えば、書くことが苦手な子は、タブレットを使うことが当たり前になればいいと思います。

この仕事をする上で、うまくいかないことをサポートすることは当然ですが、いいことを見つけて伸ばしてあげられることが一番!

と、常に思います。

そのために、その子のことを好きになって、よく観察して、感じてあげられるようになりたいです。


新しいお話を、ホームページにアップしました。

大人の童話ですね。

冬の椿。

しがみねくみこ 童話で検索していただいて、出てきた作品の一番下のサイトマップから、一覧2に飛んでいただくとお読みいただけます。(*^_^*)
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SLD

2023年04月08日 | 子どもたち
言葉の遅れで、2歳の時から、通ってきてくれているHちゃん。

幼稚園にも通い出し、言葉は爆発的に成長されたのですが、最近の数字のトレーニングで、著しく「読み」が苦手であることがわかってきました。

1~10までは、流ちょうに言えるのですが、あくまでも歌のように言えているだけで、「3」だけを見せると、

「わかれへん」

「1」でさえ、

「わかれへん」

今期、年中になられます。

支援が必要です。

根気よく支援をして、なぜ読めないのかも考えなければいけないし、どうすれば読めるようになるのかも考えなければいけません。

SLDといわれる学習障がいのひとつです。

以前にも、1と2を見せてもわからなかった子が、根気よく、楽しく、トレーニングすることで、1~10までを克服できた経験もあるので、Hちゃんも、きっと読めるようになるはず!

大丈夫!

言葉も、克服できたHちゃん。

きっと、克服できます!

焦らず、楽しく、根気よく、です。(*^_^*)
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いい子

2023年04月07日 | 子どもたち
今日は、久しぶりに担当した年中のUちゃんが、すごく切り替えができて、トレーニングの神経衰弱と、プラモデルの分解組み立ても、

「楽しかった!」

といってくれて、

「落ち着きましたね」

と、お母様にお伝えしたところ、

「ええ!?」

と。

実は、きのうの送迎の際にも、エレベータの前まで、支援員を追いかけて行っていたとか。

今日は、ぐり先生が、

「さようなら」

と、いうと、

「さようなら」

と、いってくれて、お母様も、驚いておられました。

ぐり先生にとっては、お母様のお言葉のほうが驚きでした。(*^_^*)

Uちゃんも、いい子。


ぐり先生が書いた童話。

桜の花の魔法。

桜の花の魔法は、しがみねくみこ 童話で検索していただいて、出てきた作品の一番下のサイトマップの一覧にあります。
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