Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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はじめたいけどちょっと・・・その7 :堺市太極拳

2019年06月09日 09時00分00秒 | 天地人
・太極拳の効果を期待してやっている方

何か物足りない、なにかもうひとつ壁があるような、なにかモヤモヤしています。

それは、本気じゃないからです。

いやいや、本気でやっています。というかもしれません。

そうです、皆さんは本気でやっています。
しかし、ちょっと違うんです。当会で教える(氣とは)本気とは

"真面目にやる"というのがありますね、

これもちよっと誤解している方がたくさんいます。

つまり、何に対して真面目にやっているかで、結果がまるっきり異なってきます。
(自分の気持ちに真面目にやる)・・・間違ったことをしていたら意味はない、自分に素直は
逆に考えたら、頭打ちになっている状態。

本気ですが、
これは、ホンマの本気っちゅうのはカンタンです、実は・・・

本気でやったら、100%現実に作用がおきます。

武術だったら(その作用は)相手に伝わります、何が伝わるかというと
勿論、氣が伝わります。
もっと分かり易く言いますと、「気持ちが伝わります」


本気でやっていたら、自分の本気度が感覚出来てきます。

当会では、新・基本アレンジクラス1.が大切ですよと、常々言っています。基本と言っています。
それは、
このレッスンにかえってくることで(再受講していく)自分の稽古の
成果が実感できるからです。

"稽古の成果"って
それは、九密意識の1番目『臍下の一点にこころを感じる』という意識です。

本気は、どうして人にとって必要なのか?

この答えは、とても本質的です。
私の独善的な答え(適当なもの)かもしれませんが
このブログを読んでくれています方に特別に書いちゃいます。

野性動物は「本気」でしか生きていないからです。

人間は、本気という「本能的意識」で生きていません。

動物は、本能で、それを礎にして生活出来ています。
ところが人間は、本気じゃなくても暮らしていけますし
極端なことを言えば、疑似弱肉強食の世界で、他の動物から狩られるということもありません。

つまり認識(本能ではない人間だけが持つ精神)の発展の歴史の中
猿から誕生してきました。
「認識」について興味のある方は、

海保静子著
育児の認識学―こどものアタマとココロのはたらきをみつめて
をご覧ください。

人間が「本気」という意識に濃淡をもたらしたのが
「認識」の誕生だったということです。

ちょっと難しいことは別にして、
「本気」という意識も実は、経験していかなければならないということです。

本気で何事かやってみて、こういう感覚なんだ、こういう気持ちなんだ、こういう
作用がおこるんだ・・・等々

本気を学んでください。

私は、この重要性に気づいて、九密式太極拳PROを作るきっかけになったんです。

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