Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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鉤手(コウシュ)3

2019年12月27日 11時54分14秒 | 太極拳
人間のする全ては、
大きく2つで、
武術においても同じコンセプトでレッスンでは勧めています。

ひとつは、『意識』
ひとつは、『構造(身体的)』
となります。

コウシュは、
その形は、身体的構造からくるもので、
使い方は、意識です。

なにを意識するかというと
あるスポットを意識して使います。
するとスナップを効かすことよりもパワーがはるかに
UPしているとわかります。
これは自分自身で確かめられます。

実は身体をどう使うか、どの身体部分(スポット)に意識を置くか
これが口伝として伝わっています。
口伝というのは、
信頼できる生徒さん(お弟子さん)にしか伝わっていかないことから
そうたやすくホイホイと手に入れられるものではありません。

どうしてそうなるのかというと、
効果があるからです。
効果があるということは、差別化できるということですし、
知らない人よりも程度こそあれ優位に立てるということです。

コウシュは、実は形にはあまり意味がないと(私の教え方)
そのコウシュを使った際に、その威力はどこからやってくるのか?
それが本当に手に入れないといけないことだと言えます。

合気道の@教も同じだとわかりますし、
形意拳の鑚拳の@@部を使っているのもコウシュです。

コウシュの本質を知って、コンセプトに気づいたとき
いろいろなディフェンステクニックや
攻防に厚みが出るということが言えます。






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