Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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「虚実分明」という術語 九密式太極拳P.R.O

2021年01月15日 15時20分32秒 | 太極拳
虚実分明


この4字熟語の簡単にいえば

「虚と実をあきらかに」ということで、実体に関して解説するのは

立派な先生方が仰っていますので

九密式では、別の角度からみて解説してみたいと思います。

型(形)・「套路」学ぶというのが「実」であって

「表(おもて)のことです。

虚は、裏の顔であり

それは技をスムーズに出したり、技を結果的に完結させる物語があります。

技は、身体の動きが合理的であっても、熱心に練習しても出来るとは限らない、

その理由は、「理にかなった技をやれば理にかなう結果がでる」のに

そこがないからです。

正しい事を正しくやれば結果はついてくる。というストーリーが出来ていれば

そのストーリーの内側を教えることが「虚」ということ。

つまり「裏」です。

理に適う。という一つは、相手がすでに崩れているという状況になっていること。

技は、何でも出せばいいという、スポーツ競技のようにやれば

その武術は、何であろうが"スポーツ"的なものになってしまいます。

つまり、力の出し合い、ぶつかり合いですね。

九密式では、そこを基本アレンジクラス⑵で、受講者のみなさんにお伝えして

実際に体験して、自身の言葉で語ってもらいます。

この基本アレンジクラス①~④は、武術歴とか関係なく

全く初めての若い方より力のない女性や運動音痴なおじさんたちにも

武術歴のしっかりした方にでも楽しんでいただける講座であるように

コーディネートしています。


《体重 重心 運足 足さばき、移動》
基本アレンジクラス(4クラス)
の中でのlessonは、足の動きについて具体的な指示は
ほとんどしていません。
どうしてかというと、必要がないから
そこじゃないからです。
武術の根幹は、命のやり取りです。
そこには、稽古という概念はなく、そく本番です。

つまりレッスンで、足さばきを意識してや
体重移動。体重コントロール(重心コントロール)を意識してやれば
という方法はとりません。
そこじゃなくて
相手をよく見て@@えるという指示だけをだしています。
これは、身体の解析からのではなく

意識からアプローチしているということです。
形をなおして、こういう形をとってください。
そういう指示は一切しません。
@@えて下さい。
それだけです。

闘いの中では、その刹那的に虚実が変わります、動きます。
その中で、どう動くかという事だけです。
その際に一番してはいけないこと、
それは、バランスコントロールをなくして
こけてしまう、相手の攻撃を技をくらってしまうという事です。

では、バランスを失わなければいいわけです。
その武術戦術が(相手の)
@@を@@えて下さい。
という最も肝心な操作の仕方なんです。

基本アレンジクラス1.のもっともシークレットなところ
となっています。
当会を受講して太極拳のヒミツを共有したいと
いう方にとっては最大のやまば(基本アレンジクラス)となります。

ただし、一回の受講やそこらでは身につかないと思います。
かといって
何年もかかるというものでは無く、
5回くらい受けていただければ
本気でやっていただければ難しいものではけっしてありません。





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