Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

なにをしたか?  じゃなくて "なにを得たか"そして”残したのか”

2018年12月13日 12時14分25秒 | 太極拳
大事な事は、

レッスンで私が第一にしているのは、なにをしたか1! (なにを教えたか)じゃなくて

生徒さんが「何を得られたのか。」です。

套路を5年以上くりかえしても、何か得るものがなかったら当会の基本アレンジクラス1.に参加

して頂けるだけで、その5年分以上のものが手に入ります。

そういうレッスンを心がけてやっています。

「それは、主観の問題だよ!!」

というのではありません。

太極拳の14 を客観視してそのなかから

大切なテクニックを整理して教えています。


0.起式‐三體式(形意拳)

1. 氣勢

2. 開太極

3.上歩打擠

4. 右琵琶勢

5. 攬雀尾

6. 斜単鞭

7.左右搬攔

8.堤手上勢

9.白鶴亮翅

10.楼膝拗歩

11.左琵琶勢

12.並歩進歩搬覧捶

13.如封似閉

14.十字手


なにをしたか。が大事じゃないよと言っているわけでは、私はありません。

習得の順序を述べています。

まず得るものがあり(その内容は当会の基本・上級アレンジclassです)

その理合をまずかみしめたら、套路を繰り返してくださいと教えています。

もちろん、基本アレンジclassでも套路は断片的に行いますが

それは、太極拳の套路、スイシュに隠されたシークレット・テクニックの習得を優先する都合上でしかありません。


余談ですが、

人生でも、人は「何をしたか」というのは「何をのこしたか」の足元にも及ばないものです。


宮本武蔵も何をしたか、と言うことで評価され、名が後世まで残っているんじゃありません。

「五輪書」という極意ともいう書物を遺したからです。

おそらくは、宮本武蔵よりも強い剣豪はいたはずです。しかしながら

その剣士たちが知られていない、または強かったというだけですまされているのは

文書にして、人類に役立つ形で極意書を残さなかったためです。

ピタゴラスもアリストテレスも同じことです。

ホンダもパナソニックの創業者も名前が残っていくのは、世界のホンダや今も第一線で活躍する企業を作り上げ残したためです。

当会もそんな大したことは出来ませんが

太極拳武術のテクニックを凝縮した基本アレンジクラスや上級アレンジクラス

の内容は残したいとおもい、そして日々アップデートして

いっているわけです。

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