Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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居合構え1.

2019年11月16日 17時55分35秒 | 居合道
1.居合の構えについて

 帯びに差して、鞘に収めている刀には

 ⑴構えていない、通常の状態と
  (例・ 街をぶらぶら歩いているなど)
 ⑵構えにある状態

 の2つあります。

 形式(見た目)は同じように見えることもありますが
 異なります。

 まず⑴の場合は、刀を運んでいる、所持しているだけです。
 ですから、⑴の場合は構ているとは言いません。

 しかしです。
 ⑴と⑵の違いはなにか。
 そこを端的に答えることができれば、
 武術としての"構え"の本質を見抜いていることになると思います。

 ⑴と⑵は
 決定的な違いは、目の前に@@がいるか、存在するかということです。
 
 刀は誰にむけるものなのか、
 目の前の@@です。
 それ以外ではないからです。

 @@を無視して(意識せずに)普段の稽古をしていると
 本質を見失うということです。

 現代でも活かせる教訓ですよね。

 ちなみに@@の答えは = "相手"

次回につづく


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