Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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心静体松【しんせいたいそん】について

2017年09月25日 11時45分00秒 | 太極拳
心静体松【しんせいたいそん】


心静体松【しんせいたいそん】

心を落ち着き、呼吸も楽にして、全身をリラックスした状態になる。というような意味です。

これは、九密の意識講座(プロローグ)の中で

二番目の普遍的な原則としてお話しています。



九密のシステムとは

武術の領域をスムーズに理解して修得する秘訣

同じ内容(講座テーマ)を重点的に本氣で稽古を重ねるシステム。


仮に今、90分の武術練習時間をがあったとします。

その時間内であなたはどのような稽古を持つか。
修得しなければいけない箇所(術等)が広範囲に及ぶ場合『なるべく先に』と、

ひたすら進んで練習をこなしていく…と、そういうやり方も有ります。

(否定と言うのではなく)九密式太極拳PROはそういうやり方をしないだけです。

『技術修得をはやる気持ちに押されて、先に先にと進んでいくのは、私はあまりおすすめ出来ません。

1回の稽古単位では、広い範囲の練習を流すんじゃなく、限定した範囲を重点的に何度も繰り返し修練を積む方が絶対に効果ありです。』

以上の上で九密式太極拳では例えば、基本アレンジクラス①なら、初回受講で、

すぐに頭に叩き込もうとするのではなく、初回は30%程度の理解に。

回を重ねるごとに、深く理解して体現していく方が、技術の修得はスムーズに進みます。

諺にありますが、『急がば回れ』というわけです。

同じ術理を何度もやり、

丁寧に感性の貯金を積み重ねていく方が結局よいというふうに指導いたしております。

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