Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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太極拳「以身帯手」とは

2017年09月20日 16時00分40秒 | 太極拳
以身帯手は(イシェンタイショウ)

太極拳の教室で教えられている用語として聞かれていると思います。

カンタンには、身体の運びとつながって手が動いているという意味で教えられています。

ここで考えてみないといけないのは

手は身体ではないということです。

手を引っ張っても身体はついてこない。

手を先導させても同じことが言えます。

この理由は人間の身体の作りに、つまりメカニズムとしてあります。

手を動かすというのではなくて、身体で手を運ぶという感覚です。

でも身体といっても漠然と身体を意識してもダメで、広すぎます。

もっと核心部分の教えがあります。

これは沖縄空手でも合気道でも教えられています。

太極拳の教室でも言葉としては教えられているところはたくさんありますが

体現という形で教えている教室は少ないと思います。

身体には、その部位を意識して動かすというものがあり

その必要性は、その感覚のおこりが必要だからです。

知識の裏には、大切な本質的な教えが隠されているもので、それを教えているかどうかで

その教室の指導目的がどこにあるのかが案外見えてきます。

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