【アニメ】それでも歩は寄せてくる（追記あり）

高木さんの作者、山本崇一朗氏原作マンガのアニメ化。
将棋部一年の田中歩と二年の八乙女うるしのラブコメ。

中学の頃は剣道部で強豪だった田中は、将棋は初心者であるが将棋部に入部した。そこの部長（実はまだ人数が足りずに正式な部ではないので、自称部長）で一年先輩の八乙女うるしを好きなのだが、告白するのは将棋で勝つことができた時だと決めている。にもかかわらず、「先輩は可愛いので」「デートしましょう」など、ストレートに言うのでうるしはいつも頬を赤らめてしまう。

田中が自分を好きだと告白させたいのだけど、田中のストレートな寄せにいつもうろたえ赤面する羽目になる。うるしの同級生も田中の友だちも「剣道しか興味のなかった歩（田中）君の恋を応援しようよ」と言う方向なので、ふたりは常に冷やかされ、暖かくからかわれる存在になっている。

元剣道部の田中は運動神経抜群だが、うるしは運動が壊滅。逆に将棋では、守ってばかりで攻められないので田中がうるしに勝つことはない。うるしは将棋ができるぐらいだから頭は切れるらしい。このかわいらしいコンビと友人たちの学園生活が今日も展開される・・。

何の変哲もない部活動や学園生活の話。だけどいつもほっこりと楽しめ、ふたりの恋を応援したくなる秀作。アニメはこうでないとねと言う、私的推し作品です。

とにかくうるしが可愛い。田中に追い詰められて赤面したりどぎまぎするところがかわいい。周りの友だちたちがふたりを見守る姿が優しい。田中が余りにもストレートに表現する言葉がおもしろい。

田中は「将棋に平手で勝ったらうるしに告白」とのことだし、うるしは「田中に自分を好きなことを認めさせたい」と言うことだけど、明らかにどっちも分かる状態だ。そもそも周囲の友人たちが、ふたりがお互いを好き合っていることを分かっている。知らぬは本人ばかりなりなんてレベルじゃない。

まぁそれはともかく、ふたりの関係を応援したくなるとてもハッピーな物語。高木さんと西片君の男女を入れ替えたような話。

山本さんは、高木さんにしてもこれにしても、一方的に攻めてくる話がうまいな。くノ一ツバキの胸の内が期待外れ（私的に）だったので、今回の話にはとても期待もしているし満足もしている。次回も楽しみだ。

放送は、

TBS：毎週木曜深夜1時28分～
BS-TBS：毎週土曜深夜2時00分～
TBSチャンネル1(CS)：毎週土曜深夜1時30分～
※再放送は翌週土曜 深夜1時00分～

で、無料放送で見られるのが嬉しい。

最近豪雨で録画できてないときもあるので、CSにも手を出したいんだけど、経済的にね・・。

追記：田中の将棋が守り重視なのは、剣道での彼は『風林火山の山』と言われ、じっくり守って動かず、一瞬の隙を突いて攻めるタイプだったからのようだ。動かざること山の如しってこと。

【アニメ】2022年夏アニメ

たぶん、一般の評価はメイド・イン・アビス、シャドーハウス、オーバーロードの続編が高いんだろうと思う。実際メイド・イン・・の作画は秀逸だし、さすがに続編が作られる作品は内容もしっかりしている。それは分かっているけど、私の趣味とは少しずれる。私的に今回の素晴らしい作品は、

それでも歩は寄せてくる

継母の連れ子が元カノだった

彼女お借りします 2期

が三大巨頭、

加えて、はたらく魔王さま！！（2期）が待ち遠しい。

それ以外では、リコリス・リコイル、異世界おじさん、プリマドールが目を引く。

リコリス・リコイルは内容が素晴らしい。これからの展開が楽しみだ。

異世界おじさんは、絵はまぁ・・だけど、内容が面白い、見終わって、笑って、良い気分になれる。私がアニメに求めるのはこういうことなので、これは捨てがたい。

プリマドールは、第一話が切なくて、一気に惹かれた。こういう話を見せられると最後まで見ちゃうわなぁ。

異世界で、なんの努力もせず転生特典で戦っていくとか、巨大ロボットやバトルもの、音楽系・・は、自分の趣味ではない（お笑いが入るなら良いけど）。ラブライブやシャインポストが好きな人もいるだろうし、たぶん良い作品なんだろうけど、趣味ではないのでいかんともしがたい。

学園もの、日常もの、ラブコメが私にとってのアニメなのです。

さて、これからは時々アニメの感想も書いていくようにしましょう。

稲川淳二の怪談ナイト 満員御霊 コレクション

ラジオで「稲川淳二が夏の季語になった」と言う話題を取り上げていたのだけど、結局、それが本当か間違いかは不明なまま話は終わった。俳句協会（？）はいくつかの種類があり、問い合わせたら「そのような事実はない」とのことだが、稲川氏本人が季語になって嬉しい旨の発言をしているとの情報もあり、真偽は怪談めいている。そもそも私自身が本人の「季語に選ばれた」旨の発言を聞いたわけじゃないので、彼の発言そのものが誰かの捏造という可能性もある。

と言うのがきっかけではあるのだけど、夏と言えば怪談、怪談と言えば稲川淳二と言うことで、TV番組を見てみた。

昼間に見たせいかもしれないけど、そんなに怖くはなかった。暗い会場で、音響効果が加わった＋夜なら怖いだろうなと思う。

内容だけど、多少の創作や誇張、、その他があるにしても、ご本人の体験や直接誰かから聞いた話がベースのようで、その辺に転がっている「どこかで聞いたことのある話」ではなかった。その意味では、落語や漫才のような話芸として楽しめたから十分だったのだけど、私にはどうも、人の生き死にや霊を面白おかしく（と言えば語弊があるだろうけど）ひけらかすことに抵抗がある。

霊や死後の世界、怨霊、たたり、もののけ・・、を馬鹿にしてはいない。実際に体験したこともあるから。それ故に、もっと礼を尽くすべきと感じてしまい、話を聞きながらずっと「これで良いのだろうか・・」と思っていたわけです。

番組後、これからお盆にかけてこのような番組・特番がある旨のCMがあった。

私は、、、もういいかな。一度見たから満足したよ。

【アニメ】死神坊ちゃんと黒メイド

死神坊ちゃんと黒メイド
2021年7月4日-9月19日 全12話

主人公は上流階級に生まれた長子。名前は不明だが坊ちゃんと呼ばれている。元々は普通の子だったが、５歳の時に魔女に『触れたもの全てを死なせてしまう』呪いをかけられ、周りから拒絶されてしまうことになった。母親からも「死神みたい」と言われ、森の奥にある大きな館で孤独な生活を過ごしている。彼のそばにいるのは老執事のロブと黒いメイド服が特徴のアリス・レンドロット。この落ち着いた雰囲気でミステリアスなナイスバディの娘は坊ちゃんにセクハラまがいの行為を仕掛ける。

彼女は幼い頃に親切にしれくれた坊ちゃんを王子様のように思い、思慕を超えた愛情を持って接している。最初は自虐的だった坊ちゃんも、アリスの献身的な行動と深い愛情に、次第にアリスに愛情を持つようになる。が、どんなに愛しても体温を感じることも手を触れることもできない。互いに想いを寄せる坊ちゃんとアリスは、いつか愛する人に触れることができるようになる日を夢見て、呪いを解く方法を探していく・・。

お互いに触れないようにダンスをする
アリスの表情が胸にくる

実に切ない。彼のことも彼女のことも、胸を締め付けられるような切なさがつのる。それでもいつも笑顔で前を向こうとするアリス。アリスを幸せにしたいと決意して進む坊ちゃんの姿を見るのは嬉しい。応援したくなる。最後はどうなるのだろうか。呪いが解けたら坊ちゃんは貴族の跡取りとしてお姫様と結婚しなければならないだろう。アリスもそこは分かっていて、呪いを解いて触れ合いたいと願いながらも、それが別れの日と覚悟している風情がある。愛情が深いだけにもの凄く切ない。

このシーン。夢を見ている２人だが、せめて夢の中でキスさせてあげたかった。それも叶えられなかったことが切なく悔しい。

さて最後だけど、最終回を見て「え、これで終わり？？」と思った。録画ミスして途中で切れちゃったのかと思った。なぜ呪いをかけられたのか。アリスと母のこと、呪いの解き方、ダレスが知っているであろう真実・・。全てが解き明かされず、中途半端に終わってしまった。２期が決定しているようだけど、２期まで見て初めて繋がる話なのかなと思う。

早く２期を見たいものだ。坊ちゃんとアリスの幸せを心から祈る。もしこれが中世の実際の貴族の話なら、アリスが幸せになることは決してないだろう。だけどせめてアニメの中では幸せに終わって欲しい。それぐらいアリスと坊ちゃんを応援したくなる話だ。ハッピーエンドを強く望んでいる。

人を愛し、人に愛されるというのは、本当にかけがえのない素晴らしいことだなと思う。

私も愛が欲しいよ。今は手の届かない愛する人に触れたい。触れられないなら早く死んでしまいたい。

2022 春アニメ

今期はあたりが多いとちまたで噂になっている2022春アニメですが、倉敷三昧的感想を書いてみます。※個人の感想なので、そのつもりでお読みください。私に向いてなくて多くの人に評価されているものは多いですから。

最初から面白いだろうと予測して絶対見ると決めているもの。

まちカドまぞく 2丁目
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

まちカドまぞくは第一話を見ましたが、私好みで最後まで見るだけでなく円盤に焼いて何度も見返すでしょう。

ちまたの噂できっと面白いだろうと思っているもの。

SPY×FAMILY
くノ一ツバキの胸の内
カッコウの許嫁
であいもん

残念ながらまだ見てません。であいもんの絵はソフトでハイキーで気に入ってます。

では、第一話を見た感想です。

①恋は世界征服のあとで
すごく期待していたんだけど、結構微妙。絵がチャチ。展開も、子ども向けの安っぽいアニメをパロディ化したものかと感じられて、どうも良さが分からない。寄宿学校のジュリエットが好きだったので、期待していたんだけどなぁ・・。数話見てから最後まで見るかどうか決めます。

②社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
いっぱい番宣しているから期待していたけど、これまた良さが分からない。可愛いだけ。内容がない。宇崎ちゃんも最初は面白く感じられず、途中から面白くなって私にとっての名作になったので、そういう展開を期待してます。

③「古見さんは、コミュ症です。」
絵がダメ。ここまで自分と趣味が合わない作画では見続けようという気がしない。ストーリーも、一話はつまらなかった。今後に期待。

④乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
乙女ゲーと言えばカタリナ・クラエスでしょう。あれが１期２期とも大傑作だったので、このタイトル名にワクワクしていた。現在がっくりしてます。

⑤阿波連さんははかれない
これはいい感じ。名作にはならないかも知れないけど、肩の力を抜いて楽しめそう。最後まで見ようと思います。

⑥理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ
前作は余り面白くなかったけど、イヤでもなかった。と言うことで、今回も最後まで見るつもり。元々佳作程度なので、大きく期待しているわけじゃない。嫌でもないから見ようと思う程度。

⑦RPG不動産
これも佳作程度のアニメかなぁ。だけどイヤじゃない。一生懸命見るアニメじゃないだろうから、そのぶん気楽に見られるところがいいところと感じている。

と言うのが第一話を見た感想です。これからどんどん評価が変わるでしょうから、この中から大傑作というものも現れるかも。

他のも見たらまたアップします。皆さんはどんなアニメがお好きですか？