ウエーブ現象

11月1日、面白いフライトが出来ました。地面から見るとコンディションは良さそうだったのに、飛ぶと空気がかなり荒れていて、上がるのは難しかった。東風がちょっと強いけど、前の山のローターが感じるまでは無いなあ、この変な乱気流はなぜだろうかなあと思いながら、一所懸命粘って高度800mぐらいにたどり着くともまだまだ荒れていて、もう嫌だ、下りようと突然風がスムーズになり、優しいリフトになってゆっくり上がりながら1500mまで達した。ウェーブだ!。しばらく靄の逆転層の上からの眺めを楽しんで遊んでいてから、この風でクロカンをやって見ようとした。西へ出すとすぐウェーブの下がり分に入って、シンク4mほど激しかったが、風に流されてアクセルも踏みながら対地スピードは90km(個人新記録)まで上がったから、数分後栖本地区の上、次のウェーブに出会って流されながらゆっくり回して1000mまで上げ直した。



本渡瀬戸を渡って上の山(標高350m)の上に弱いサーマルで少し上がった。この前下島まで始めて渡ったが、これは下島の初めてのサーマリングだった。風下には帽子岳(483m)と行人岳(503m)が並んでいる。しかし、高度はちょっと足りなかったし、風が強いし、高圧電線もあり、山の南側近くのランヂング場所も無かったから、安全で粘るチャンスは余り無かった。北側の谷、枦宇土と言う地区の泥畑に下りました。強い風での初めてのクロカンで途中で何回も作戦を考えるのが必要だったので、いい経験になりました。特に、色んな山のローターゾーンに近く飛ぶのが必要だったから、ローターをうまく避けてよかった。TO－LZの距離は15.9kmで、渡る時間は35分。

２７℃

フライト前に絡まっていた吹流しの調整。神林さんいつもありがとう。

　

芝生がきれいに生えそろいました。

　

強い東風の一日でした。

　

気温２７℃。汗ばむ秋の一日。

浦上空から矢筈岳まで足を伸ばしました。

　

フライヤー２名　サポート１名。