Cross Country Magazine 火曜ゼミ(監修リアンです)
通訳:Masami Yatsugi
雲中飛行 Head in the Clouds
スパイラル、Bストール、フルストールは、どれも同じ場所での降下にしかならない。サーマルには流入があり、特に吸い上げ雲の付近ではサーマルは強さを増している。スパイラル、Bストール、またはフルストールをしても、徐々に最も強力なリフト帯に吸い込まれて出ることができなくなってしまう。
...
それよりも、上昇気流から出たいなら、真っ直ぐに飛んだ方がいい。最強の吸い上げの中にいても、上昇する空域は小さく、近くにはシンクが存在する。実際に、1 km以上の幅の上昇気流は非常に珍しい。万が一そのようなモンスター上昇気流の中で間違った方向に向かったとしても、反対側に到達するまでに飛ぶ距離は最長でも1 kmということである。これはトリムスピードで2分もかからない。ただし、真っ直ぐに飛ぶということが前提である。
そう、(どんな方向であろうが)真っ直ぐに飛ぶこと、それが重要である。そうすれば上昇気流の端に必ずたどり着くことができる。もちろん一番近い雲の端に向かうのがベストであるが、方向感覚を完全に失っても、真っ直ぐに飛びさえすればいつかは雲から脱出できる。
目標になるものがないので、雲の中で真っ直ぐに飛ぶのは難しい。信頼できる計器が必要である。また、計器の表示を信じる必要がある(コンパスの表示が当てにならないと思い込むことはよくある)。雲の中でもGPSの矢印に従って十分に真っ直ぐ飛ぶことにまったく問題がないことを私は知っているが、コンパスを使う方がずっと簡単である。
雲の中ではいとも簡単に方向感覚を失ってしまう。一度真っ直ぐに飛んで雲から出たと思ったのだが、下の地面が回転していたことがあった。雲から出るには案内してくれる計器が絶対に必要である。
144号(11/12月合併号)発売中
ではどこかの空で!
そう、(どんな方向であろうが)真っ直ぐに飛ぶこと、それが重要である。そうすれば上昇気流の端に必ずたどり着くことができる。もちろん一番近い雲の端に向かうのがベストであるが、方向感覚を完全に失っても、真っ直ぐに飛びさえすればいつかは雲から脱出できる。
目標になるものがないので、雲の中で真っ直ぐに飛ぶのは難しい。信頼できる計器が必要である。また、計器の表示を信じる必要がある(コンパスの表示が当てにならないと思い込むことはよくある)。雲の中でもGPSの矢印に従って十分に真っ直ぐ飛ぶことにまったく問題がないことを私は知っているが、コンパスを使う方がずっと簡単である。
雲の中ではいとも簡単に方向感覚を失ってしまう。一度真っ直ぐに飛んで雲から出たと思ったのだが、下の地面が回転していたことがあった。雲から出るには案内してくれる計器が絶対に必要である。
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ではどこかの空で!
Thanks to Yatsugi for this great translation and for his generous permission to publish it on this blog.