今日の天気予報は西の強風だったが朝から穏やかだったのでTOの上がった。テイクオフするときまだまだ穏やか。
リフトは十分あって少し荒れたが問題なくトップアウト。
米山上空烏の群れが遊んでいた。烏は変な風の印。もう少し荒れてきた。
800mまで上がったがグライダーの動きがびくびくなった。強い西北西の風にはまって少し高度を落とそうと思った。でも山から離れると突然-8.7m/sのシンク
に入った(スパリアル以外パーソナル新記録)。やはり山の正面の空気がデカいローターになった。再び山に近づいてみると上がり始めたが、強風、
乱気流の状態。海面を眺めるとそっちも突風の跡。頭上、ぼろぼろ見たい形の雲も突然増えた。これでランディングの判断。
やはり、強風がガストフロントのままで、突然現れた。激しいシックのまま、下りれる田んぼを狙った。
開いている広いスペースでセーフティーランディングした。グライダーを畳みながら、突風がどんどん強くなった。
勉強:天気予報のコンピューターモデルは数十キロのメッシュ式のものなので、前線を細かく表すことをうまく出来ない。天気の大きな変化が予報されているのに、
実際の天気は案外に穏やかに見えるなら、突然の激しい変化を期待したほうがいい。
時間の残り、教良木での楽しい山歩きにした。今日、かわいいわらぶき屋根の家を発見し、住んでいる元気なおばあちゃんにも出会った。おばあちゃんの
言葉をほとんど分からなかったが、雨が降るぐらいと言いました。あの予報は100パ正確で、30分後前線による一時的な雨も降った。