kurogenkokuです。
中小零細企業を巡回してこんな質問をします。
「今期の売上や利益の見通しはどうですか」
これに対し帰ってくる答えはさまざまです。
A:「いま税理士さんにまとめるようにお願いしているから、そのうちわかると思うよ」
B:「前年より少し下回っているような気がするなぁ。」
C:「先月の試算表で〇〇万円の売上だから、残り〇か月が前年並みと仮定すると10%くらいアップかな。概ね当初の計画通りだよ」
どちらが良いとか悪いとかいうことを説明するまでもないですが、現実にCのような回答をしてくる企業はほとんどありません。
ここでのポイントはCは売上や利益を把握しているだけでなく、売上や利益に目標を立てて経営している点です。
この差は大きい。。。
ある企業の社長様は「月次決算を行うだけで売上が伸びた」とお話をされていました。売上に関心を持つようになり、危機感を覚えるようになったからだそうです。
AやBのような会社の決算書は「なんとなく経営をしてきた結果」でしかありません。
目標をきちんと立て、狙って経営する。
それこそ経営の面白さではないでしょうか。
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